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変なスライムの物語  作者: フラフラ
変なスライム、学園に通う。
92/232

エリクサーの作り方

俺はキャベツを学園に連れて行く為にノースフォートに転移した。あれ?また街の中じゃん。ここも広がってんの?まあいいか。とりあえず研究所いこ。

研究所に入るとキャベツが待ち構えてた。

「やあ、久し振りだね。見ていたよ、さあ行こうか。」だって。

そういやコイツってずっと監視してたんだっけ?キャベツを連れて医務室に転移した。

「おまた、あっ。おまた〇ックス!セッ、あっ。」

「君…流石にそれは…。」キャベツお前なんでニヤニヤしてんの?頭中学生か?

「皆〇ックスし続けろ!激しく…もっと激しく!」

「やめないか!」キャベツに引っ叩かれた。キャベツお前コレ知ってんの?

「〇ックス!!!!セック「いい加減にしたまえ!」なんだよ。」

「ビオラ所長!?ノースフォートに居る筈では!?」学園長ビビってるよ。

「ああ、さっきまで居たさ。理由は私ではなく、連れてきた本人に聞きたまえ。フフフ。」なんかキャベツの方が立場が上っぽいな。

「お前何をしたのじゃ!?」学園長俺に対して当たりキツくない?

「グミコラ答えろコラァ!」「ダマラッシェー!」「アァ!?」「ズガタッキェー!!」「ズ、言ったな…?」「あっ。」

「ハァ…最近の学園は…。君達、やめたまえ。」最近の若…いや学園とかお前年寄りか?2000年位生きてるし年寄りだな…。

「ぐっ…。」「なんだよ。」

先生怒られてる、ざまあみろ。あっ俺もか。なんで?

「品性を疑う。」

「し、失礼しました…ビオラ所長。」「クサクサキャベツ。」「君は相変わらずだねぇ…。」今品性を疑うとか言わなかった?品性…あっ。

いいのか?ここでブンブンするぞ!?怪獣みたいな声も出すぞ!?あっ、あの曲カラオケであるかな?今度スナックでやろう。…何見てんだよ。

「君が私を連れて来たんだ、早く説明してやりたまえ。」そういやねっとりした喋り方は200年経っても変わらないな。ねっとりしてる。なつかしい。

「ウッス。」

「何をしたのじゃ!?」

「転移だけど?」「「「「転移!?」」」」ずっと黙ってたババアもハモった。コイツ誰?あ、女子寮の管理人?はぇ~。

「このスライムは特別でね、簡単に言うと少し…いや、かなり色々とおかしいのだよ。」「お前酷くね?」

「学年順位を下から数えたほうが早いようなお前が転移!?ハァ!?このド畜生が!?超古代魔法だぞ!?」先生お前流石にひどくない?なんでバラすの?俺馬鹿ってバレたじゃん。今ド畜生って言った?

「まぁ確かに、オツムは残念極まりないがね。だが戦闘と魔法のセンスだけは…まぁ、下劣だが中々のものだよ?君達もそこは理解しているだろう?」「ダッテメコラー!」「ハァ、君は本当、色々と残念だねぇ。」ちょっと褒められた風で思いっきり罵倒されたんだけど…。残念とか下劣とかなんかショック。

俺がショックを受けていると、いつの間にかキャベツが鑑定をしてる。

そういやこの為に連れて来たんだったな。キャベツめ、察しが良いな。

「んん~?これは中々…。どんな恨みを買えばこんな惨い呪いを…。」惨いって言った?

「そんなヤバいの?俺のだとあんま見れないぞ?鑑定の魔道具を誤魔化す位しか見れなかったんだけど?お前何見えてんの?」

「君の性格だと、そうだろうねぇ。」

「なんだよ。」鑑定に性格って関係あんの?

「ま、簡単に言うとだね、衰弱し、理性と人間性を失い、獣性が極端に増す呪いさ。私が今迄見た中でも屈指の悪辣さの呪いだねぇ。」

衰弱はまぁ、うん。最近のコイツを見てたから理解出来るけど、理性と人間性を失うってのは?てか獣性って何?さっきの自傷ムーブの事か?

あ、スラムの時の俺みたいになるアレかな?でも衰弱もするんだからそこまで危険でもないか。

「要するに死にかけのパワー系キ〇ガイ化する呪いって事?コイツガラクタになんの?アリアリかわいそう。アリーヴェ・デルチ。」

「グミお前…流石にその言い方は…もう色々と…いや、完全に駄目だろ…。」担任の先生がコラコラ言わなくなった。やったね。

「キチッ…。お前…物の言い方…。お前マジ…お前…うわぁ…。」学園長なんで引いてるの?今マジって言った?あとうわぁ…も言ったよな?なんか言い方若くね?

「言い方は最低最悪だが、概ねその通りだよ。だが、まだ続きが有るのだよ。これは解呪を試みて失敗するとだね、呪いが更に進行する上に、解呪に失敗した人間に呪いが感染る仕掛けまで施されているのだよ。こんな呪いを1度で解呪できる人間など、まず存在しないだろうからねぇ。度し難い…あぁ度し難い。これを作ったのは一体、どんな人物なんだろうねぇ?是非1度、見てみたいものだよ。」

お前腕に変なもの打ち込みまくってる怪力ババアみたいな言い回ししてんな。

でもあのババアと男の娘は結構好き。

おねショ…いや、おねロ…あれ?あ、ババアだからババショ…バ…あれ?なんて言えば良いのアレ?

「そ、そんな…アリア…。」あ、王子が医務室の外で呆然としてる。お前居たのかよ。

てかこんなあからさまに絶望してる奴とか初めて見たぞ。

写真撮っていい?あ、カメラ持ってないわ。ざんねん。

あ、てか人間じゃないなら解呪出来んじゃね?この街にバケモン住んでんじゃん。

「魔王とかなら出来んじゃね?」

「出来るだろうが、ここの連中がそれを許さないだろうね。」

「なんで?」

「面子さ。」めん、は?くだらねぇ。

「エ、エリクサー…。エリクサーならば…解呪出来るのでは!?」王子がなんか言ってるよ。

「殿下、エリクサーは神話級の霊薬だよ?そんなの当たり前だろう?本気かね?」

「何が言いたい…!?」なんか王子キレてね?

「理解はしているだろう?殿下はこんな平民の小娘如きにエリクサーを使う気かね?この小娘に相当入れ込んでる様だが、少しはご自分の立場というものを考えたらどうなのかね?」「くぅっ…しかし…。」

「持っているのかね?」

「…持っていない。」

「製法は?」

「…。」

「ハァ〜…。」

お前王子になんて口の利き方してんの?お前の上司の息子だぞ?馬鹿じゃねぇの?クビになんぞ?2つの意味で。あ、俺もコイツに言い事あったわ。

「お前ヤスになんかチクったろ!?ヤスにめっちゃ怒られたんだけど!?このチクリ…お前の名前なんだっけ?まあいいか。」

「おいコラグミコラァ!テメェ殿下になんて口効いてんだコラァ!」

「アッコラー!ダマラッシェー!」

「ンだとテメェ!?」またコラコラ言い出したよ。てか王子なんか言えよ。

「アリア…俺は…。」駄目だコイツ、聞いちゃいねぇ。 

「テメェ不敬罪で死刑だからな!」

先生なんでこんなキレてんの?てかエリクサーの作り方とか…「あっ。」

「アァ?今更ビビってんのかよ?」

俺の担任チンピラか?まあいいか。たしか薬本にレシピ載ってたよな?前にチラっと本見た時にエリクサーの作り方あったぞ?

薬本を出して…たしかこの高そうな本だったよな。あ、あった。やっぱ材料入れて錬金釜でグルグルするみたい。

材料はこんな感じ。

ベースはフルポーション、入れる材料はハイエルフの血、古龍の心臓、フェンリルの肝臓、上位悪魔の脳味噌、デスロードの骨髄だって。

骨髄とか脳味噌とか禍々しすぎんだろ。デスロードって何?あ、隣のページに絵が描いてる。イラスト付きとか親切だな。

デスロード…あ、あの支配者のガイコツっぽい奴が描いてる。アイツ素材なの?ガイコツアバターなのに?そんな訳ないか。

てかこんなヤバいやついっぱい混ぜたの飲んでも大丈夫なの?逆に死ぬんじゃね?生き残った奴が選ばれし者的な薬か?まあいいか。教えてやろ。

「フルポーション、ハイエルフの血、古龍の心臓、フェンリルの肝臓、上位悪魔の脳味噌、デスロードの骨髄。」

「君…それは…。」「…えっ?」キャベツがなんか焦ってる。あっ、王子が顔を上げた。

「コレを錬金釜でグルグルしたらエリクサー作れるみたい。ハイエルフの血はキャベツから抜けばいいけど、他持ってる?」

「ちょっ…何故私が血を「お前っ!?何故それを知っておるのじゃ!?」」学園長また騒いでる。てかお前って呼ぶなよ。その口調なら俺の事はおぬしって呼んでくれない?なんかずっとお前呼びにすっごい違和感あるんだけど?今更か。

「ダンジョンでドロップした薬本のセットに書いてた。これな。この本のセットのなんか1番高そうな奴。」

「どこのダンジョンじゃ!?言え!!」学園長ウザいな。

「んん~!?それは神話級の霊薬の製造方法の本かね!?」キャベツ興奮してるよ。神話級?なにそれ?

「おい!どこのダンジョンじゃ!?」じじいうるせぇ。

「なんか肉いっぱいのとこ。」

「何処じゃあぁ〜っ!!何か覚えて居らんのか〜っ!?何処じゃあぁ〜っ!!」うるっせぇな本当お前…。てか掴んで揺するなよ鬱陶しい。殺…したら学園クビか。どうしよう。そういやなんてダンジョンだっけ?学園長なら知ってる?

「そういやなんか黒オーガ居たな。たしかラスボスだった。おいしかったです、おわり。いい加減離して?」

「黒オーガ…ブラックオーガのダンジョンじゃと!?あんなカッスいダンジョンでか!?あんなっ!!あんなっ!!あっ。」あそこブラックオーガって名前だったんだ。てかカッスいってお前…。ジジイがカッスいとか言うな!あとブンブン振る…あ、手を離した。今のうちにキャベツの後ろに隠れよう。キャベツお前生贄な。何見てんだよジジイ。キャベツを振り回せよ。

「なんだよ。」

なんか学園長の目付きおかしいぞ?怖っ。もしかしてこの本狙ってる?キャベツに預けようかな。

「あ、キャベツこれ全部貸そうか?てか材料持ってない?」

「良いのかい!?暫く借りるが構わないかね!?」

「何年くらい?たまに返してくれるなら別に良いけど材料は?」

「すまないね!10年程借りるよ!?フフフフ…こんな貴重な物がタダで借りられるとはねぇ…。」キャベツの顔キモいな。てか答えろよ。

「おい。」「ん?ああ失敬失敬。材料かね?材料はまぁ、持ってない事もないがね、古龍の心臓だけは流石に持ってはいないよ?」

「じゃあ他はあんの?」

「勿論、持っているとも。私が何年生きてると思っているのかね?」

「2000年ちょいだろ?鑑定したから知ってるって。」

「あぁ、そうだったねぇ。」「にせ…。えっ!?」先生引いてない?

てかお前なんで悪魔の脳味噌とか持ってんの?ヤバくね?何処で引っこ抜いてきた?もしかしてお前も石鹸作ってたの?

「ビオラ所長!その素材を私に売っていただけないだろうか!?あと君もその本を貸してくれないか!?」王子私とか言ってるよ。キャラ変えたの?てかお前薬作る気かよ。もしかして自分で?いや流石に誰かにやらせるか。てか俺とキャベツでなんで言い方違うの?まあいいか。

「汚さないでね。」「値段次第だが、構わないよ?」「2人とも、恩に着る!金は言い値で「殿下、それは悪手だよ?いくら欲しくても、弱みを見せるのだけはねぇ…。」くっ…。」「俺は別に…あっ不敬罪とかいうのなんか無くして?面倒く「この者の我が国に対しての一切の無礼を許す!」なんだよ。」

なんか王子が被せながら右手を挙げて昔の角刈りみたいな事言い出した。これで不敬罪が無くなったのかな?

「で、殿下…それだけは…。」「嘘ぉ…。」

なんでキャベ…皆も焦ってんの?

てか王子どんだけアリア助けたいの?

〇ん〇んに頭支配されてるにしては極まり過ぎじゃね?

もしかしてアイツになんか特別な力とかあんの?

あ、ラブコメ主人公だから何かしら持ってるか。アレ、聖女的な奴。

「ま、私は足が出なければそれで構わないさ。また集めれば良いだけだからねぇ。」

キャベツ太っ腹だな。2つの意味で。また集めるってお前が狩ったの?いや買ったのか。コイツ弱いもんな。

「そうか!恩に着るビオラ所長!残るは古龍の心臓だけ…。古龍の心臓は去年のオークションに出品されていた筈…落札者は…ニシキ辺境伯家だ!!」

王子ブツブツ言ったり叫んだり鬱陶しいんだけど?

てか角刈り一家め、古龍の心臓とか買って何するつもり?あ、串焼きでもすんのかな?心臓だし串焼きだなこれは。

あ、王子が走って行った。

ヤスに心臓くれって言いに行くのかな?誤解されるぞ?

てかさっきの王子が俺になんか言ってたのは何?キャベツに聞こ。

「なあ、さっきアイツが俺に言ってたのって何なの?」

「君はこの国の不敬罪が適用されなくなったのさ。王家の者が宣言したからね、君はこの国でなら誰に対しても暴言が許されるという事さ。因みに、君が2人目だね。」

「はぇ~。てか1人目は?」「ナイン殿さ。」「そいつ1番ヤバくね?」「君がそれを言うのかい?」「なんだよ。」

ヤバ嬢も不敬罪でぶっ殺されないの?

あっ、だからアイツだけ片膝着いたりしなかったのか。なっとく。

その後俺は学園長にやたらと質問された。

多分あんなの二度と出ないぞって言ったら落胆してたな。

だってあれダンジョンコアがこんなの設定してないって言ってたしな。神がちょっかい掛けてきたから出た奴だもん。ダンジョンコアとかの名前なんだっけ?

(ちょ、ちょっかい…。)あ、なんか味方のおばさんだ。ジジイ元気にしてる?(おばっ…ジ…。無礼者!)なんだよ。

キャベツが来たついでだって言ってなんか魔法でカクカクしたガラスの柱?みたいなのを作り出してアリアをそこに投げ込んだ。何これ?封印?てか投げんなよ。変な体勢で固まってるじゃん。封印されてるポーズが前衛的過ぎんだろ。

とりあえず鑑定。略してとり鑑。

鶏缶ってあの焼き鳥の缶詰か?アレ美味いよな。あ、焼き鳥食いたい。皮と砂肝は塩以外認めない。他はタレでも良いよ。

鑑定したら時空封印牢獄だって。

入れた奴の時が完全に止まるみたい。

ヤベー奴がよく封印されてるアレだな。

俺にもできる?いや無理だわこれ…。どういう仕組み?全然理解出来ない。

キャベツすげぇな。めっちゃくやしい…。グギギ…。

てかヒントとかないの?とりあえずキャベツが持って行かない本を仕舞うか。なんか学園長がずっと本をガン見してるし。

こいつちょろまかす気だろ。そんな目してるぞ。間違いない。

良い身なりしてる癖に卑しい奴め。とりあえず追っ払おう。

シッシッ!あっクビにしないで?触るな!やめて?クビにしないで?触っ、早く仕舞おう。

本を仕舞ってて気付いた。あれ?この封印魔法って言ってしまえば改良アイテムボックスの生物オッケー版だよな?

アイテムボックス…?お?あ、出来た。やったね。キャベツ大した事ないな。雑魚め。

てかこれアイテムボックスなの?まあいいか。もう帰ろ。

寮に戻ろうとすると、キャベツがノースフォートまで送れだって。歩いて帰れよ。

え?森が途切れるから嫌だ?どういう事?森が途切れると何かあんの?とにかく嫌だ?なんだよ。

何?折角だから自宅に送れ?どんだけ厚かましいのお前?何不貞腐れてんだよ。いいよわかったよ、ノースフォートには連れてってやるよ。ノースフォートにはな。

キャベツをノースフォートのなんか1番高い所に送ってから寮の部屋に転移した。

転移する前にキャベツがすっごい怒ってたな。

なんで?

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