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変なスライムの物語  作者: フラフラ
変なスライム、子供を育てる。
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盗賊を狩ろう

盗賊の討伐依頼を受けて街の外に出た。

街の東門側の街道に盗賊が出るから始末して来いって仕事だ。こういうの国の仕事じゃないの?って聞いたら、人数の少ない盗賊の群れまでやってられないから冒険者に依頼してるんだって。そんなに盗賊多いの?

魔物討伐と同じく殺してカードでタッチしてどっか切り取って来るのかと思ったけど生け捕りが望ましいんだって。死んだら首持ってこいだとさ。生け捕りの意味あんの?

そんな事を思いながら街道を進んでいると、盗賊がよく出る辺りまで来た。

人間ならまだしも、俺スライムだから襲われる事なんか無いんじゃね?とりあえず森に入って探してみるか。あ、木の陰になんか居る。

近寄ってみるとイカニモな盗賊。とりあえず声かけよ。俺は帽子ゴブリンの鎌を取り出してから盗賊っぽいのに声をかけた。

「お前盗賊?」「どぅわっ!?」なんだその声。とりあえず足でも切り飛ばすか。どっちの足がいい?両方でいいか。

両足を切り飛ばしたら悲鳴を上げて泣き出した。悲鳴を聞いた盗賊共がワラワラと寄ってきて襲いかかってきた。

コイツらも巣みたいなのある筈だし、1匹残して後は殺すか。

1匹残してあとは首を飛ばしたら前みたいに腰を抜かして逃げたみたい。そういや人間を殺すと何故かレベルが上がりやすいんだよな。なんで?

首をアイテムボックスにぶち込んでから後を追うと、洞窟に入って行った。やっぱり拠点があったな。なんで盗賊って洞窟を拠点にするの?まあいいか。

中に入って行くと、わざと逃がした1匹が頭っぽいのに報告して怒られてる。スライムに襲われて全滅したなんて信じられるわけないよな。あ、殴られてる。かわいそう。あ、こっちに気付いた。

頭っぽいのの視線に気付いて振り返り、逃がした盗賊が悲鳴を上げてる。とりあえず頭っぽいのは生け捕りにして残りは殺そう。

俺はアレをやってから殺す事にした。

「はじめまして、盗賊のみなさん。首刈りスライムです。」今回もオジギをして背後に爆発魔法を発動させた。あ、出口が崩落した…。どうやって帰ろう…。

「喋るスライムか…。俺はクライ、ここの盗賊団のボスだ。随分とナメた真似をしてくれるじゃねぇか。えぇ?」なんでお前動じないの?まあいいか。

「盗賊殺すべし!イヤーッ!」「ブッ殺せ!」盗賊の頭の一声で他の盗賊共が襲いかかってきた。あっさり片付いたけどな。

頭以外の首を飛ばして、頭の手と足を切り落とした。なんでコイツ泣いてんの?

とりあえず飛ばした首を集めてアイテムボックスにぶち込んだ。あ、盗賊の持ち物もついでに持って帰ろう。頭以外はもう死んでるし、コイツも多分死刑だからいいよね?

盗賊のお宝を物色してるけど、なんか紙多くね?何が書いてんの?

どうやら奴隷売買の書類みたい。

名前、年齢、性別、捕獲場所、捕獲した時の年齢、値段、仕様用途が書いてる。

リリーの売買契約書も見つけた。種族にエルフ擬きって書いてる。用途には、労働、玩具、素材、餌って書いてる。餌…?

もしかしてコイツらも石鹸入れと同じ奴らか?

気にはなるけどまた拠点を物色する事にした。また牢屋みたいなのがあって、人間が何匹か居る。子供は居ないみたい。

檻を溶かして集めると、捕まってた奴の何匹かは死んでたみたい。生きてるやつを回復させて、待機させておいた。

盗賊の死体も捕まってた奴の死体も含めて拠点の中の物全てを回収した後、その辺に転がって呻いている頭に話を聞く事にした。なんでコイツ手足無いの?まあいいか。

「お前ってもしかして人攫いの連中の仲間?」

「クッ…!」

「なんか言えよ。」

「糞が…!」

「てかなんでお前手足無いの?」

「ハァッ!?」

駄目だコイツ、話にならねぇ。とりあえず街まで持っていくか。あ、出口潰したんだった…。どうしよう…。コイツに聞くか。

「出口他に無い?」

「ねぇよ…。テメェも此処から出られずに死ぬんだよ…。全員飢え死にだ…。」

「俺食わなくても死なない。」

「…。」なんか言えよ。

うーん、困った。毒液で全部溶けるかな?とりあえず試してみよう。

崩れた瓦礫に毒液ぶっかけたけど、あんまり溶けないな。地道に砕くしか無い?誰だよ、こんな事したの。

そう思ってると、ふと思い出した。

俺ピッケル持ってるじゃん!やったね。

ピッケルを取り出して瓦礫をぶっ叩いたらモロモロと崩れた。これならいけるな。

1時間位で開通工事が終わった。

潰した瓦礫が邪魔になるからアイテムボックスに入れて…最初からアイテムボックスにぶち込めば良かったじゃん…。

その後、捕まってた奴らを呼んでから盗賊の頭を引き摺って帰ることにした。

持ち上げるとコイツ騒ぐから仕方ないね。街に着くころには半分くらいまで削れてないよね?

街に着いたので、捕まってた奴らを門番の兵士に押し付けてギルドに向かった。

盗賊討伐の報告をしようとすると、女騎士っぽいのがギルドに入って来た。なんか見覚えあるな…。誰だっけ?そう思ってるとこっちに気付いて向かって来て話しかけてきた。

「貴様はあの時の…。それに、この男はクライか!?」「お前誰?コイツの知り合い?コレ彼氏?」「そんな訳があるか!この男は極悪人の賞金首だぞ!あと、貴様とは前に会っているだろう!?マリア・オーデンだ!…コホン。失敬、取り乱した。」「あっブチギレおでん。ア◯ル弱そう。」「アナ…何だと!?」

そうだ、ゲコの護衛の時に絡んできたアイツじゃん。なんでコイツ怒ってんの?まあいいか。

とりあえず受付のカウンターに盗賊の首を全部置いた。ついでに奴隷の売買契約書も出しておこうか。あと捕まってた奴の死体も出しておこう。とりあえず死体と首を先に出した。盗賊の体は後で食おう。

その後紙を取り出すと、おでんが書いてる事に気付いて紙を取り上げられた。

「これは…!?これを何処で手に入れた!?」なんでコイツ焦ってんの?

「コイツらの巣にあったぞ。あっ、捕まってたので生きてるヤツは門番に押し付けた。」「巣…?詳しい話を聞こう。君、すまないがギルドマスターを呼んでくれ。」「はい、かしこまりました。」

別の受付嬢がギルドマスターを呼びに行ったみたい。その間に討伐の報酬と賞金を貰っておいた。結構あったな。リリーに何か買ってやろう。なんか甘い物がいいかな?

報酬を貰ったから帰ろうとすると、おでんに止められた。なんで?コイツ冒険者じゃないから殺したら面倒なんだよな…。どうしよう…。

おでんに妨害されて困っていると、オッサンが来て部屋に来いと言う。誰コイツ?

受付に聞いたら、どうやらギルドマスターらしい。

俺は仕方なく、おでんと一緒にギルドマスターの部屋に行く事にした。

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