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変なスライムの物語  作者: フラフラ
変なスライム、ダンジョンに挑む。
57/233

ダンジョン踏破

急に沸いた元異世界人と話をする事にした。

コイツが言うには、俺が街に来てからダンジョンがおかしくなったらしい。

ボス部屋の宝箱も、設定してない物が出たんだと。

1階で戦った帽子ゴブリンは、本来なら15階に居るはずなのに何故か俺が単独で入った途端に勝手に1階に飛んだんだと。なんで?

あ、あの帽子ゴブリンは昔、勝手に入り込んで進化したやつなんだって。そうなの?

でもこのダンジョンはコイツが作ったから、中に居るモンスターは例え外から来たやつでもコイツの命令に反することは絶対にしないらしい。でも勝手に飛んだじゃん。

他にも、俺がこの街に来た途端にダンジョンのモンスターがやたらと強くなったらしい。

ケイン達がオークに瞬殺されたのは、オークが本来の1.5倍位の強さになってたからなんだと。そうなの?

他にも、あのヒトモドキもあんな意味深な事は言わない筈なんだと。

コイツと見た目そっくりなのは、コイツが自分の体をベースにしたからなんだって。

支離滅裂な事を言うのは、仕様なんだって。 不気味過ぎて冒険者が引くだろうという考えだとさ。マジで焦ったよ。

あの黒オーガも、あんな鎧と武器は持たせてない筈なのになぜか俺がボス部屋に近付くと急に装備が付いたらしい。なんで?

そういえば、あの小部屋にモンスターが入ってこなかったのはコイツが気付いてなんとか抑えてたからなんだって。抑えてなかったら普通はあり得ないのに入ってたらしい。

入って来てたらどの道死んでたと思うけどな。後半はビーム地獄だったし。今思い出しても震える。あの単眼痴女覚えてろよ。あ、裸は見てみたいな。

結局原因は何なの?って聞いたら、おそらくはこの世界の上位の存在?が介入したからじゃないか?との事だ。

上位の存在って絶対あのクソ神だろ。

神かなんかか?って聞いたら、恐らくそうだと。でもやたらと良いものが出たのはなんで?って聞いたら、どうやら神クラスのがもう1人?干渉していたらしい。味方が居るっぽいな。もしかして魔王?

そんな話をした後、ダンジョンコアがせめてもの詫びだと言って、ダンジョンの作り方を教えてくれた。なんで?

ダンジョンを作るってどういう事って聞くと、そのまんまらしい。なんだよ。

地形、モンスター、宝箱の中身、トラップなんかを作るんだと。まんまだな。

別にダンジョンとかいらねーしって言ったら、レベルを上げたいならこれ以上に良いモノは無いんだと。

入ってきたヤツを殺せば魂ポイント?が手に入るらしく、ポイントでダンジョンを改造したり、モンスターを作ったり、ポイントを経験値?に変換してレベルアップできたりするんだと。なにそれ?

まあ限界突破したいしいいか。

俺はダンジョンの作り方を教わった。

なんか色々できるみたい。

どっかにダンジョン作ろうかな。でもイマイチアイデア浮かばんし、ゲイリー達に聞いてみようか。

ダンジョンの作り方を教わった後、地上まで送ってあげると言われた。

そういやここのダンジョンって途中退場って無いの?って聞いたら、ボス部屋とあの小部屋に転移の魔法陣があるぞと言ってた。そんなんあったか?

送って貰う前に、お前の転移陣見つからないからもうちょっと分かりやすいようにしてくれない?って言っておいた。

なんかヤベッ…って顔をしてたからどうしたのか聞いたら、部屋のモンスターを全滅させたりボス撃破したら魔法陣が浮かび上がるようにするのを忘れていたらしい。

だから転移魔法で出ていくのか…と呟いてた。

馬鹿なの?

何にせよ、ダンジョン踏破だな。やったね。

俺はダンジョンの入り口に飛ばされた。

ダンジョンを出ると、ゲイリー達が居た。

「おっ、久し振りじゃないか。どうしたんだ?」ゲイリーなんか軽くない?

「ダンジョン踏破したぞ。」

「「「「「は?」」」」」

俺がそう言うと、皆固まっている。なんで?

あ、コイツらにダンジョンの異変の事言っておかないとな。

「なあ、お前ら時間ある?話したい事色々あるんだけど。」

「あ、あぁいいぞ。」「えぇ~、行こうよリーダー。」「そうよ、コイツの話なんて後で良いじゃない?」お前ら酷くない?

「でも…踏破したなら…有益な情報を…持っている筈…。」「だな。1日遅れる位どうって事ねぇだろ?」ペネロペとアキラは聞いてくれるのか。まな板ちゃんには魔法の本をあげちゃう。

俺はダブった上位魔法の本をペネロペに渡した。

「これあげる。」本をペネロペに渡した途端、ペネロペが壊れた。

「ヒュッ!?ココココレハジョウイマホウノホン!?シカモジョウタイガカンペキ!?コンナノオウトノトショカンデゲンジュウニホカンサレテイルヨウナモノジャナイ!?ホントニ!?ホントニクレルノ!?カエシテッテイッテモモウカエサナイヨ!?」すっごい早口だな。お前普段もっとモタモタ話すだろ?

「うん、あげる。よかったね。」「キャーーー!!!!ギャピーーーーー!!!!!!」

目ん玉ひん剥いて本を抱き締めて絶叫している。

お前どうした?怖いんだけど…。

「うわっ!?お前何を渡した!?」ゲイリーが焦っている。ペネロペの狂った叫び声で冒険者達も集まって来た。

「上位魔法の本だけど?2冊あるからあげた。」

「お前ッ!!物の価値っての知らないのか!?」「しらない。」

ゲイリーにめっちゃ怒られた。

どうやらこの本は個人で持つなんてあり得ないらしい。魔法使いなら誰でも欲しがる代物らしく、何回かこの本のせいで戦争になったんだと。図書館で読むのにも別料金がかかる上にヤバ嬢並の強さの監視者が付くらしく、1時間借りただけで庶民10人が生涯で稼ぐ位の金が吹っ飛ぶらしい。そうなの?

ゲイリーがキレ散らかしてるので、機嫌直すかと思ってあの金ピカ鎧を出したら、ここで出したら奪い合いの殺し合いが起きるからやめろと泣きながら本気で止められた。

確かに、鎧を出した途端に回りに居た冒険者の目つきが変わったもんな。

「お前…とんでもないものを手に入れたな…とりあえず、ギルドマスターの所に行くぞ。」「ウッス。」

俺はゲイリー達に連れられて、冒険者ギルドに向かうことにした。

あ、錬金術の事も聞かなきゃ。

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