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変なスライムの物語  作者: フラフラ
変なスライム、ダンジョンに挑む。
55/233

オーガを食べよう

10階に下りた。

ギョロメが言ってた通り、ダンジョンの通路が広くなっている。倍位か?道幅も天井までも6m位あるんだけど…。

そう思っていると、ゴブリンが10匹居た。ゴブリンが居る奥の方の通路にはオーガが1匹立っている。

オーガでっけえ…。モブ子よりデカいぞ…モブ子の身長って2.5m位だったけど、オーガは4m位か?

ゴブリンもオーガもこっちに気付いて走って来る。

オーガから俺までの距離ってけっこうあるんだけど、オーガって探知能力高いの?

オーガはなんかでっかいナタ?中華包丁?みたいなのを持っているし、走る度に地面が揺れる。金棒じゃないんだな。なんかがっかり。

てか、ちょっとゆっくり歩いてくれない?

地面が揺れる度にゴブリンがフラフラしてるじゃん。

お前アパートとかに住んでたらクレームの嵐だぞ?鍵穴にアロンアルファとか詰められるぞ?そもそもアパートになんか住まないか。

「グオォオォオォ!!」

腹の底に響くような声を上げてオーガが走って来る。俺に腹は無い。

あ、ゴブリン達が後ろから走って来るオーガに蹴散らされてる。蹴飛ばされて踏み潰されて全員死んだみたい。仲間意識とか無いの?ゴブリンかわいそう。

雑に殺されたゴブリンを哀れんでいると、オーガが俺の目の前まで来た。足がゴブリンの血で真っ赤じゃん。きったねぇ。

走って来る勢いに任せて、ボディボード位あるナタを振り下ろしてくる。ダッシュ攻撃かよ。4歩以上だからガー不かな?

あ、俺の視点が低すぎるせいか腰巻きの下からオーガのナニがブラブラしてるのが見える。子供の腕位あるぞ。でっけぇ…。

ガギンッ!!と凄い音がして、ナタが地面にめり込んでいる。タックルじゃないんだな。格ゲーじゃないし当たり前か。てか殺意高くね?ダンジョンだし当たり前か。

でもなんか遅くね?やっぱ俺強くなってんな。そうだ、こんなトロい攻撃当たる訳ないし生きたまま食ってみよう。

前からモンスターを生きたまま食ってみたかったんだよな。

地面にめり込んだナタから腕に登って食ってみた。

グジュグジュ溶けてオーガの腕が落ちた。

すごい悲鳴を上げている。痛い?当たり前か。

うーん、固い牛肉っぽい味だな。かなり血の味がするけど良いじゃん。固いのは腕肉だからかな?でも味は悪くない。あ、このナタ貰っとこ。

俺はオーガのナタを仕舞って、今度は脚から体を登った。

残った方の腕で俺を叩き落とそうとして来る。やめて?あ、手も食おう。

叩き落としに来たオーガの手を食ってみた。またすごい悲鳴を上げている。ちょっと静かにしてくれない?

うん、やっぱ牛肉っぽい味だわ。なんで牛肉風味?角があるから?魔王も牛肉風味かな?

(確かに、オーガは牛肉に近い味じゃな。じゃが、人の味もするぞ。因みに、妾達魔族は人に近い味じゃな。)

魔王がまた話しかけて来た。お前人間食ってんの!?まあいいか。

待てよ、なんで同族の味も知ってんの?共喰いしたの?(うむ、娘を殺した時に食ってみたのじゃ。)

ヤバぁ…。

魔王の衝撃発言にドン引きしつつ、オーガの体を走り回りながらオーガを食い続けた。おいしいかも〜。

オーガは悲鳴を上げながらクネクネしている。なんで踊ってんの?◯ik◯okあたりに動画でも上げる?グロ過ぎてBANされるか。

しばらく食い続けていると、とうとうオーガが倒れた。

死んだみたい。あちこち食い散らかされている。狼の群にでも遭遇したのかな?

でっかい宝石を落とした。前から思ってたけど、これいくらになんの?

その後暫くウロウロしてると、出たよヒトモドキ。1匹だけど、またなんか言ってる。

「今日の競りは命懸けだったな。トマトスープが求愛してくるんだぜ?修道院かよ。キリ番は記念カキコよろしく。どうしてこうなった。」

本当お前何言ってんの?あ、こっちに気付いた。

「お前何言ってんの?ヤバくない?」

こっちのセリフだ。そうだ、こいつも食ってみよう。

ヒトモドキの攻撃を避けて食ってみた。

「も"ん"っ!にょへへへ!エクスカリバー!ん"お"っ!?フクラハギ!」にょへへへって何だよ…。フクラハギ?異界の村の住人の断末魔か?

うーん、ヒトモドキの味としか言えない。美味くも不味くもないな。もしかして人の味に近いのかも。魔王知ってる?

返事がない。なんだよ。

人間とか食ったことないし、外に出て盗賊でも見つけたら食ってみようかな。

しばらく食っていると、死んだ。

「■■■■■が命ずる、全て忘れろ。」また意味深な事を言って死んだ。前半なんて言ったの?声に被せてグチャゴチャ鳴って聞こえなかったんだけど。まあいいか。

その後、ボス部屋までやって来た。

8m位あるオーガが1匹居た。上位種でっけえ…。

でもギョロメに使ったやり方の魔法を食らわせるとあっさり死んだ。鼻と口と目から火を吹いた後、ぶっ倒れてドッタンバッタン暴れて苦しんでたな。多分肺が焼けたんだと思う。

誰だよ、こんな酷い事したの。俺か。

宝箱の中身は、なんかグニャグニャした変な剣だった。フランベルジュ?ってやつかな?なんか刀身がテカテカした汁まみれなんだけど…。きったねぇ。

鑑定すると、激痛を伴って血が止まらなくなる毒が染み出しているらしい。見た目通りの傷つけ特化の凶悪な剣だな。とりあえず貰っとこ。誰か斬ってみたいな。

エグいグニャグニャ剣を仕舞った俺は、そのまま11階に進む事にした。

なんかもう最下層まで一気に行ける気がする。ここを出たら学園に行ってみるかな。

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