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変なスライムの物語  作者: フラフラ
変なスライム、ダンジョンに挑む。
46/235

ダンジョン脱出

4階に下りた。

しばらく進むと、棍棒を持ったオークが走って来る。

想像通りの二足歩行の豚だな。おいしそう。

「でやぁっ!!」ケインが早速斬り掛かった。

斬ったのはいいけど、効いてなくね?そう思っていると、オークがキレてケインの横っ腹を殴り飛ばした。

「プギィイィ!!」ボコッ。殴り飛ばされたケインが壁際まで転がっていった。かわいそう。

「ケイン!この豚ァ!死ね!」「よせ!アリス!」

ケインがやられてキレたアリスが、ゲイリーの制止を聞かずに突っ込んでいった。

思いっ切り斬ったけど効いてないっぽいな。「ブオォーッ!!」ボコッ。

アリスがキレてるオークに顔面を殴り飛ばされた。いたそう。

ゴロゴロと転がっていって、そのまま動かない。何してんの?

「ハァ〜…。豚程度でコレかよ、ったく…。」アキラが呆れている。オークってそんな強いの?とりあえずまだオークがキレてるし、殺しとくか。

「とりあえず殺しとくね。」「アァ、お前槍持ってたろ?ソレ使って心臓ブチ抜け。鳩尾の少し上だからよ、お前なら突き上げりゃ刺さる。」「ウッス。」「ブギィイィイィ!!」

俺は槍を取り出して近付き、オークの攻撃を避けて心臓を貫いた。オークは顔を歪めた後、バタっと倒れて溶けた。

オークは肉を落としたみたい。とりあえず食ってみよう。

うーん、なんかドイツで食った豚のタルタルステーキみたい。やっぱ豚肉なんだな。おいしい。

そう思っていると、ゲイリーがケイン達に走り寄って行って叫んでいる。何かあったのかな?

「おい!しっかりしろ!ケイン!アリス!聞こえるか!?」「うぅ…。」「…。」ピクピクッ。

ケインは意識はあるけど、アリスは痙攣している。一応二人とも生きてるっぽいな。そう思っていると、「もう駄目…脱出する…。」とペネロペが言って駆け足でゲイリー達の所へ行った。

これで終わり?つまんない。

「グミ!アキラ!2人もこっちに来てくれ!」ゲイリーが俺達を呼んでいる。

俺達が皆のところに行くと、ペネロペが脱出の魔法を使った。俺達の回りに魔法陣みたいのが出てきて、陣が光ったと同時に俺達も光りだした。

光で目の前が見えなくなった後、少ししてから光が収まると、俺達はダンジョンの入り口に立っていた。これが脱出魔法?覚えたぞ。

「とりあえず、ダンジョンから出るぞ!ペネロペ!出たらすぐに回復魔法を頼む!アキラ!アリスを背負ってくれ!」「しゃーねぇな。わかったよ。」「うん…。」俺は?

聞く前にゲイリーとアキラがケイン達を背負ってダンジョンを飛び出した。

ペネロペも魔力回復ポーションを飲んでから外に走っていった。ねぇ、俺は?

仕方なくダンジョンの外に出ると、ペネロペがケイン達の近くに跪いて何か言っている。

「我が魔力を糧に速やかに癒し給え、クイックハイヒール。」なにそれ?

そう思っていると、アリスの腫れた顔が元に戻っていく。アリスは意識を取り戻したみたい。

前に魔王が冒険者に使ってたやつかな?これも覚えたぞ。そう思っていると、次はケインにかけるみたい。なんかペネロペが苦しそう。

「フゥ…フゥ…。後は…お願い…。我が魔力を糧に速やかに癒し給え、クイックハイヒール。ウッ!」

今度はケインに魔法をかけたみたい。ケインの表情が和らいでる。魔法って便利。

そう思っていると、「ヴゥ"エ"エ"ェ"ェ"!!」とペネロペが吐いてぶっ倒れた。

ペネロペが白目剥いて泡吹いて痙攣してる。あ、漏らした。なにこれ?

「アァ?即効回復をたった2発でゲロってんのか?ンだよコイツ。」

なんかアキラがまた呆れてる。なんで?そう思っていると、ゲイリーがアキラに怒っている。

「何だと!?クイックハイヒールなんて普通は1回出来るかどうかなんだぞ!?わかってるのか!?」「ンだよ、キレんなって。」

アキラ怒られてる、ざまあみろ。

「こいつらどうすんの?」

俺が聞くと、「フゥー…。とりあえず、家に戻るぞ。」とゲイリーが言った。

「リーダー…すまない…。」「ごめんなさい…。」

ケイン達が申し訳なさそうな顔をしている。

「ペネロペは俺が運ぶ。お前達、歩けるな?」とゲイリーが言うと「うん…。」「ええ…。」とケイン達が言った。

俺達は家に戻る事にした。


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