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変なスライムの物語  作者: フラフラ
変なスライム、旅立つ。
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ステータスの真実

何故かガイコツが仲間になった後、ゲイリーは肉を持ってギルドの食堂に歩いて行った。ケイン達は飯食ってから宿に戻るらしい。

今から燻製にするって無理じゃね?って聞いたら、明日の朝には燻製が出来るらしい。

なんでも、魔法で下ごしらえの時間と燻製の時間を短縮するんだって。魔法って便利。

肉を持って行く前に、皮と角はお前の物だってゲイリーに渡されたけど、俺要らないんだよな。どうすんのこれ?アキラに聞くか。

「なあ、皮とか持ってても使わないんだけど。」「アァ?なら売れよ。ギルドで買い取ってくれんぞ。」「はぇ~。」

どうやら受付に持っていけば買い取ってくれるらしい。

売値は小銀貨2枚になった。

今回の肉も売ってたら小金貨1枚になったらしい。

ウサギ肉ってそんな高いの?って聞いたら、今回のは状態が抜群に良いからそれ位の額にはなるだろうだってさ。

しんせんなうさぎさん。

そういえば、俺の時と同じくアキラが魔王と喋ってたけど、今でも話ってできんのかな。

そう思うと、魔王が話しかけてきた。

(妾に何か用?)普通にできんのかよ。まあいいや。

「なあ、なんで人のステータス見ようとしたら止めてくるんだ?」「ハァ?知らねぇし。」お前じゃねーよ。チンピラガイコツ。

(ステータスというのは、あくまでも目安だからの。お主なら、勝てそうなら舐めてかかるじゃろ?)

まあ、舐めプするだろうな、だって今のステータスだと農民なんかワンパンだぞ。

それよりも…。

「目安ってどういう事?」「テメェさっきから何言ってんだ?」ちょっと黙っててくれない?

(そうじゃな、死にかけでフラフラの時の一撃と準備万端の全力の一撃、どっちが強いかの?)「そりゃあ準備万端の…あっ。」「ハァ?」そういう事か。

(昔、お主の様な奴が居ての、舐めて掛かってあっさり殺されおったのじゃ。お主はアレに良く似ておったからの。そうそう、スキルも同じく、あくまでも目安じゃからの。100になったからといって、何かが変わる事は無いぞ。)「意味不明なんだけど。」「オイ!テメェが言うな!」なんなのこいつ。

「ちょっと黙っててくれない?」「ア"ァ"!?」

掴まれて思いっ切り壁にぶつけられた。なんだよ。

(スキルの項目はな、使えば付くだけじゃ。得体の知れない物を拾った時や訳のわからん魔法を使った時に、どの系統かというのがわかる。それだけじゃの。)「はぇ~。」

「オ、オイ…。」なんかガイコツ焦ってない?なんで?

それよりも、何か想像してたのと違ったな。ゲームみたいにスキルアップで変な技でも覚えるのかと思ってた。そういやここゲームの世界じゃなく異世界だもんな。でも魔法は使ってると突然思い浮かぶんだよな?なんで?

(そうじゃのう。げぇむ?とやらを知っておる異世界人は、皆そう言うのう。)

魔王様、心の中の事を読まないでくれませんか?

(そうか、すまんの。)「ええんやで。」

「お前どうした?いやマジで。」

(いい加減、小娘に教えてやらんか。)さっきからこのガイコツおかしくない?って思ってたけど、そうだったわ。これ念話だから俺以外聞こえないんだったわ。アキラに説明しよ。

「いやさ、魔王と話せるかなって思ったら話しかけてきた。んで今話してる。」「ンだよ、アタマやっちまったのかと思ったぜ。」

前世から狂ってる奴に言われたくないんですけど。

(もう良いか?妾はこれから夕食じゃ。今日は芋とミノタウロスの土手煮と柚子シャーベットじゃぞ。羨ましいか。)

「土手煮!?柚子シャーベット!?」

「何の話してんだ…マジで?」

(フフフ、うらやましいか。やらんぞ。)

「うるせえ。」「ア"ァ"!?」

今度は思いっ切り踏みつけられた。やめて。

この世界、普通に元いた世界の料理があるから焦る。どんだけ異世界人来てんの?

ミノタウロスの土手煮ってなんだよ。

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