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変なスライムの物語  作者: フラフラ
変なスライム、旅立つ。
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街から街へ

ノースフォートを出て暫くは農村があったけど、半日ほどするとただの街道だけになった。

ふと気になって、お前ら何しにあの街に来たのって聞いたら、イモ祭の時期は芋が安くて美味いと聞いたから買いに来たんだと。魔王もふざけた量買ってたもんな。あれ全部食うの?

暫くは特にモンスターも出なかったので、移動しながらペネロペに色んな魔法を教えてもらった。

見せてくれた全部の魔法を真似したら出来たけど「ずるい…。」って言われた。なんだよ。

アイテムボックスとかもあったな。買い出しの時に変な空間に入れてたのはアレだったのか。魔法って便利。

今更なんだけど馬車とか使わないのかってゲイリーに聞いたら、ゴリラが言うに、今回のイモ祭は特に人が多かったらしく、借りられる馬車が無かったんだって。すごい数の人だったもんな。

ゴリラの事で思い出したんだけど、あの絡んできた勇者ってレオ・ローゼンタールって名前らしい。

ん?レオって名前、ヤバ嬢にバラバラにされてた奴じゃん。不死身って本当なんだな。勇者殺しって称号は心を殺したら付くのかな。今度やってみよう。

ヤバ嬢が弱すぎてつまんないって言ってたのは、あのバラバラ肉が勇者だったからなんだな。納得。

そういえばあの縋り付いて泣いてたのも、酔っ払ったアリスが胸ぐら掴んで凄んでたヒーラーだったな。アリスの意味不明な恫喝にビビり散らかして固まってて面白かったな。

ローゼンタールってあのアホ王国の王族か何か?って皆に聞いたら、そうだって言ってた。アホだったもんな、あいつ。明らかにヤバい連中に絡みに行くって現地人アホ過ぎない?

あっ、こいつらも現地人か。サーセン。

てか、王族がフラフラしてていいの?

そんな事を話したり考えたりしてたら、街道の傍から明らかに盗賊な連中が10匹出てきた。

「お前ら!持ってるもの全部と女を置いていけ!逆らうなら女以外は殺す!」こいつら欲張りすぎじゃね?

そう思うや否や、ゲイリーが「戦闘態勢!」と叫んだ。

ゴブリンの時と同じ陣形になった。

やたらと厳つい連中だったけど、剣で斬られたらギャーギャー喚くし、魔法で焼かれたらパタッと倒れて死ぬし、棍棒で殴ったらすぐ骨折れるし、挙句の果てに仲間置いて逃げるしで、なんかつまんなかった。そういえば、初めてのマトモな対人間の戦いだったな。

「アンタ達、相手が悪かったわね!」とかアリスが得意げに言ってたけど、そのセリフ、薄い本だとバッドエンドだぞ?

その後、逃げた盗賊を追いかけて盗賊の住処に乗り込んで皆殺しにした。かわいそう。

死体を片付けた後、そのまま盗賊の住処で寝ることにした。食い物と金目の物がいっぱいあったから貰っておいた。これじゃどっちが盗賊かわかんねぇな。

その後も、たまにゴブリンが出てきたり、盗賊が出てきたりの旅だった。この辺りは安全な地域らしく、オークとかは居ないらしい。

街を出て10日目の昼過ぎ頃に、遠くの方に小さな街が見えてきた。

「フゥ〜。ようやくここか。」「馬が無いとこんなに時間かかるんだな…。」「お風呂入りた〜い!」「温かいベッド…。」「あれなんて街?」

それぞれに思ってた事を口にした後、少し急ぎ足で街に向かった。

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