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閑話 バイバイモブ子
領主の屋敷を追い出された俺は、街をウロウロしていた。明日来いって、何かすんの?8人って何?サムライ?
そう思いながら進んでいると、彼方此方の屋台から「今日はイモ祭最終日だよー!」と聞こえる。イモ祭、今日で終わり?さみしい。でもないか。ウロつくのも飽きたし、とりあえず魔王の所行こ。
魔王の屋敷に着いた。門番が普通に門を開けて通してくれた。顔パスってやつ?俺有名人?
敷地に入ると、やっぱり扉の前にセバスチャンが立っている。
やあ、扉の前のセバスチャン。やっぱりお前ここに居んのな。なんで?「お早う御座います、グミ様。」
無視して扉を開けると、魔王とモブ子が抱き合ってる。魔王がモブ子の頭を撫でながら「達者での、ヤナ。辛くなったらいつでも妾の所へ来て良いのじゃぞ。」と言っている。モブ子が半泣きで「うん…ありがとう。ひいおばあちゃんも、たまには国に帰って来てね。」と言っている。モブ子寂しそう。あ、こっちに気付いた。
「何だ、ゴミ。」やっぱコイツ当たりキツくない?半泣きで頭撫でられながら言うセリフか?とりあえず何してるか聞こう。
「何してんの?」「ん、ヤナが帰るのでな。」モブ子帰るの?さみしい。
魔王とモブ子が少し離れ「またね、ひいおばあちゃん。」と言った後、モブ子が光って消えた。




