魔王の私兵
海の街を出て南へ向かった。
半年位でオカマの居るらしい街に着いた。そういやこの街の南にローズの故郷があるんだったな。
あいつら今どうしてんのかな?今度ノースフォートに転移してみるか。
街に入るとSMプレイする時みたいな格好した男がウロついてた。
なんで昼間の大通りを女物のレザーボンデージ姿の男が歩いてんの?なんで誰も気にしないの?この街ヤバくない?
「あらぁ〜!グミちゃんじゃなぁ〜い!久し振り〜!」オカマ魔王がオカマ走りで駆け寄って来た。ビキニアーマー着てる。気持ち悪い。
「キモッ…久し振りじゃん。なんかこの街おかしくない?あの変態共何?」
「アレ?アレはアタシの私兵よ?そんなにおかしいかしら?こんなの普通よ!ふ・つ・う!」普通じゃないぞ。
「なんじゃいこの◯チガイは!?女の下着など着おってからに!?」ババアドン引き。キ◯ガイとか大声で言うな。
「あら失礼ね、アタシはコレでも魔王よ?」
「パミラよ、信じられないだろうがこの男は正真正銘の魔王だ。魔王、アナッケ・ガンボーリ。色々な意味で我等よりバケモノだ。」それな。
「魔王も変わったのぅ…。」
「聞いたわよぉん、海の異変を解決してくれたのよねぇん?ありがとう!お礼にチューしてあげるぅ!」キモいキモいキモい。
「あっやめて。」ブチュー
オカマにキスされた。吐きそう。誰か助け…コイツの吸引力ヤバいんだけど!?
「ギエーッ!吸い殺されるーッ!!!」
「んちゅ~~!」ギュバーッ!
「オエッ!なんと気色の悪い奴じゃ!」
「パミラよ、この男には絶対に逆らうな。」
喋ってないで助けてくれない?
「ンフフ!グミちゃん、また強くなったわね?そうだ、1度アタシの私兵と手合わせしてみない?」オカマがなんか言ってる。私兵ってあの変態共だよな?
「え?やだよ。」
「ンもぅ!良いじゃな〜い!ん〜!」あっやめてキスしないで。顔キモいんだよ。
「わ、わかったって!」
「ウフフ!じゃあ決まりね!」
オカマにキスされた上に変態共と戦う事になった。この世界は理不尽で満ち溢れている。
「あ、そういや私兵と近衛兵ってどっちが強いの?」
「んん〜そうねぇ…殴り合いだけならアタシの私兵の方が強いわね。魔法もアリなら近衛兵よ。」やっぱ近衛兵って強いんだな。てかコイツの私兵ってあの格好で殴りかかってくんのかよ。怖っ。
「あ、強さついでに聞くけどさ、お前ら魔王ってどの位強いの?お前ら鑑定しても妨害してくるからわからないんだよな。」
「良いわよ、簡単に教えてあげる。1番強いのはヤナちゃんね。グラちゃんは水中なら最強、シンちゃんは魔法戦闘だけなら最強、そしてアタシは近接戦闘だけなら最強って感じね。あ、因みに大魔王様と妹様方はアタシ達より遥かに強いってのは大前提よ?」
あの魔王魔王した魔王はシンちゃんって呼ばれてんのか。魔王魔王した魔王ってなんだよ。
「ギョロメとなら修行した事あるけどやっぱアイツらってヤバいんだな。」
「あら、ギョロメ様の訓練に耐えているのね?なら本気を出させても良さそうかしら。ウフフ!」怖っ。
「その試合、我も参加したいのだが構わないか?」
「ワシも当代の魔王の私兵の強さは気になるのぅ。」
アストラとババアがなんか言ってる。お前らも戦うの?
「アタシは別に構わないけど…大丈夫なの?アナタはアークリッチーでアナタは魔女でしょ?近接戦闘には向かないんじゃない?」まぁ干物とババアだもんな。
「素手での戦闘は得意だ。」
「ワシも殴り合いは得意な方じゃ。」
なんで?
「そう?じゃあオッケー!ついて来て!皆〜!闘技場に集合よ〜!」
「試合ですか?」「試合ですね?」「肉体言語!」「殴り合い!」
オカマが変態共に招集かけたみたい。いっぱい湧いて来た。怖っ。
その後闘技場みたいな所に連れて行かれた。




