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変なスライムの物語  作者: フラフラ
変なスライム、学園に通う。
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壮絶バーベキュー

リゾートの島に着いた。皆ウキウキしてる。

船付き場の屋台を物色しながら進んでいるとリリー達が居た。

せっかくだから誘おうかな。スタンリーに言ったら「良いんじゃないか?」だって。俺はリリー達に話しかけた。

「シーサーペント食う?」

「おじさんいいの!?」「肉めっちゃあるからな。好きなだけ食えよ。」「ありがとうおじさん!」ヨボヨボになってもリリーの食い気は衰えないな。まぁ食欲あるならまだまだ長生きできるか。でも他の連中は青い顔してる。なんで?

あ、シーサーペントって高級食材だもんな…。リリーの家族と店の従業員はコレだけど魔王一行はえらく落ち着いてる。普段から良いもの食ってんだろうな。贅沢な奴らめ。

「うむ、良い心がけじゃ。せっかくじゃから食ってやろう。」魔王なんかエラソーだな。でもソワソワしてるから内心心待ちにしてたんだろうな。覗いてたみたいだし。

魔王が礼として俺達を別荘に泊めてやろうだって。やったね。

とりあえず皆を連れて別荘に向かった。

魔王の別荘を見てスタンリーも含めた部員共が口をあんぐり開けて固まっている。ナインは驚かないな。ドロシーは表情が読めない。でもなんか動きがぎこちない。一応緊張はしてるみたい。カクカク歩くのが面白くてケツを引っ叩いたら蹴られた。ひどくない?

その後別荘に入って水着に着替えることにした。俺は全裸。

おお、見よ!水着披露の時間だ!

魔王は相変わらず旧スク水。でも胸の所に【まおぉ】って書いてる。狙ってんなコイツ。

まおぉ。

ギョロメは前と同じビキニ。タマも前と同じく水着は着ない。なんだよ。

部員の女共はそれぞれ色んな水着を着ていた。200年で水着のバリエーションが増えたみたい。魔法使いはムキムキしてないから逆に新鮮だな。

ドロシーは…マイクロビキニ!?大人しそうな性格してる癖にエグいの着るなお前…。素晴らしい!

あ…スタンリー含め部員の男共の目つきがヤバい。

ナインは…お前それでいいの!?アレじゃん!ほぼ紐の奴じゃん!?ち、痴女だ…。てかこれって男用じゃないの…?なんかもう凄いなお前…。あ、なんか布で股擦るアレしてよ。ミームのやつ。嫌?なんだよ。

え?こういうの嫌いかって?大好きに決まってんだろ!?バカかテメェ!?うわ男共の目つきがヤバい。

あ、リリーは水着を着ないらしい。タマと浜辺でのんびりするんだと。まぁヨボヨボだもんな。

リリーの家族と従業員共は普通の水着だった。社員旅行か?社員旅行だったわ…。

水着披露が終わったから海に行ってバーベキューの準備をした。昆布締めもいい感じ。とりあえず切って並べるか。ちょっと厚切りでねっ。おい魔王とタマつまみ食いするな。「うむ…素晴らしい…。」「美味しいねぇ。」

な!?美味いだろ!?やっぱ昆布締めだよな!?おいもう一切れとか言うな!お前ら食う量おかしいんだから待てよ!

リリーなんで欲しそうにしてるの?お前200年経っても変わらないな。もうちょっと待ってろよ。やめて?そんな悲しそうな顔しないで?やめて?そんな目で見ないで?待てって言ってんだろ。殺すぞ。あ、食いやがった…。おいしい?よかった。

「では、もう1切れ。」「こりゃ止まらないねぇ。」

おいだからまだ食うなって!なんなのお前ら!?飢えてんの!?…なんでリリーももう1切れ持ってんの?あ、食った。おいしい?

コンロの準備はスタンリー達がやってたからすぐにバーベキューが始まった。

俺はいつの間にか肉焼き係にされていた。なんで?とりあえず串焼きをガンガン焼いていくか。あ、セバスチャンも肉焼き係にされてるよ。いいの?いいんだ…。

ドロシーはカクテルを作るみたい。オシャレだな。シェイカーを振るのが様になってるな。お前目分量で作ってるけど大丈夫?

どんどん焼いてるけど間に合わない。皿持って並んでやがる。お前らちょっとは海で遊べよ。

酒も間に合ってないみたいでとうとうドロシーが高速化を重ねがけしてシェイカーを振り出した。シェイクするカクテルやめたらいいじゃん…。すごい音鳴ってる…。工事現場みたい…。

え?ナインもするの?別にいいけ…おい◯首出てるって!!やめろ!!いややめないで!?おぉ激しい…!!もはや暴力だ…!!将来垂れるぞ?

てか皆めっちゃ食うし飲むんだけど…。リリーお前どんだけ食うの…?本当に老婆か…?

でもなんかこの感じ…リリーを育ててた頃を思い出すな…。なつかしい。

まぁ今回はあの時の比じゃないけどな…。皆酒入って喚きながら食ってるし。蛮族か?

あのリーマンも従魔のメシ作ってる時ってこんな気分なのかな…。コイツら多分あの従魔共と同じ位食ってんぞ…。リーマンかわいそう。◯コーダさんかわいそう。俺も何か食わせて?

ナインなんで生肉齧ってんの…?お前病気とか平気なの?あ、平気なんだ…。ンフフじゃねぇよ。その絵面ホラーだからな?てかいい加減乳◯隠せ。お前綺麗な色してんな。

串焼きがほぼ無くなったからシーサーペントを焼き出したら更にとんでもない事になった。地獄だな。

いや肉に問題は無いぞ。問題はこの飢えた奴らだ。お前ら肉何キロ食ったと思ってんの?なんで食欲が加速してんの?この世界の奴らおかしくない…?怖ぁ…。てかセバスチャン一口も食ってなくね?いいの?あ、自分の分は避けてるのか。賢いなお前。

シーサーペントを焼き始めるとガンガン群がってくきた。お前らの胃袋どうなってんの?

おいそれ生焼けだぞ?生焼…待てよ!何なのコイツら!?

魚系モンスターは生でも食えるからって網に乗せた途端に掴んで持っていく奴ばっかり。焼けるまで待てよ!?焼けっ…リリーお前なんで焼く前のシーサーペント持ってんの?あ、塊で口に入れやがった…。

それ白身フライ位の大きさに切ってるんだけど…?お前歳考えろよ!?喉詰めたら即死だからな!?とりあえずちゃんと噛んで…ロクに噛まずに飲み込んだぞコイツ…。お前ヘビか…?

あれ?なんで皆焼く前のシーサーペント食ってんの…?いや粉かけてるから食えるけどさ…。

「コレも中々乙なものじゃぞ。お主らもそう思わんか?」

「はい!とても美味しいです!まさか串焼き粉をかけただけでこんなに美味しいとは思いませんでした!生でも十分過ぎる位ですね!」「そうねぇ〜。シーサーペントってぇ、おいしいぃ〜!」

「フフフ、ワサビ醤油も良いのじゃが、このレモン風味の粉がまた良いのじゃ。あ〜ん。」

魔王テメェの入れ知恵か!?

結局その日はひたすら肉を焼いて終わった。あ、俺の分はちょっとだけ確保したぞ。もし確保してなかったら確実に根こそぎやられてたからな。てか普通の肉と酒はやられた。 

今はあいつらが食い散らかした色んなゴミを片付けてる。すっごい汚い。すっっっっごい汚い!!きったねぇ!!なんで靴下が片方だけあんの?なんか入ってんな…中は?…砂だらけの肉が入ってる。

なんなのコイツら?無法地帯でももう少し秩序があるぞ?

てか誰も海で遊んでねぇじゃん…。

半裸でひたすら肉を食う…原始人かな?

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