気づいたらダム湖。
鬱病になった。
「うわ暗っ!」って思わずに読んでほしい。
鬱病になった。
まだ17歳だ。
部活で結果を出すために努力する。
文化祭の準備に明け暮れる。
仲間とどこかへ遊びに行く。
お昼休みには友達と机をくっつけて弁当を食べる。
楽しい、青春。
笑顔という花が咲き誇る10代、のはずだった。
行きたいと思った高校は全て落ちた。
クラスメイトはコミュ障しかいない。
基本的に基地外。
生理的に無理だ。
教室に入れない。
僕は誰かと楽しく会話したいだけなのに浮いてしまう。
「未来がない」「落ちる」.....
担任は2年間罵声を浴びせ続けた。
HRの名の下、密室で。
3年間変わらないクラスメイト。そして担任。
パワハラ。
これがパワハラだなんて知らなかった。
いや、これが教育なのだと思っていた。
この学校は成績第一主義だ。
成績が上がらない。
努力しても。
辛くて辛くて....
今でも鼻水が乾燥し、机にドームを作ってる。
それでもなんとか立ち直った。
3年新学期。
良いスタートが切れたと思った。
辛いことは沢山あった。
けど、今度こそ頑張るぞ!
...そう言ったのは何日前だったろうか?
僕はもう2週間ほど寝たきりだ。
鬱病。
そう診断された。
パワハラの後遺症とも。
息が苦しい。
誰かに首を絞められてる。
背中に10倍の重力。
無気力感。
吐きそう。
頭痛い。
何を見てもムカつく。うざい。イライラする。
突然発狂した後に号泣。
薬も沢山飲んでいる。
一番強力な薬を飲んでやっとこさ何かできる。
例えばこの詩。
昨日も暴れた。
一番酷かった。
夕食どき。
辛い。辛い。吐きそう。
項垂れていると掛かってきたのだ。母の言葉が。
「良い加減にしてくれる?」
頭の血が蒸発した。
大声を上げゴミ箱を蹴った。
小さい頃に買ってもらったホワイトボードも粉々に破壊した。
もう自暴自棄さ。
下で母が泣きながら外へ出て行くのが聞こえる。
今まで傍観者気取ってた父親が
「一緒に暴れるか?!」
などと意味不明な文字列を発する。
説教でもしたいのだろう。
偉そうに。
何?
これ僕が悪いの?
親も。学校も。友達も。
みんな敵だ。
あーあ。
完全に孤独になっちゃった。
また立ち直っても潰される。
今までだってそうだ。
何をやってもうまくいかない。
立ち直っても、歯をくいしばって立ち直っても潰される。
どうして僕だけ....
どうして僕だけ...
絶対良くなって笑顔で幸せに....
目標を叶えたい.....
また立ち直って潰されての繰り返しなんだろうなぁ。
気づいたら.....ダム湖の底かもね。