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イメージレコーダー  作者: 天之屋エニシ
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(4)

 さて、無事にイメージレコーダーが到着してから、更に四ヶ月程経過しました。

 御存じの通り、私の本は未だに出版されていません。しかも、ブログの更新回数については、殆どゼロになってしまいました。

 イメージレコーダーの性能が、期待していた程ではなかったから?

 いいえ違います。

 あんなに喜び勇んで購入したそれは、ボイスレコーダーと同じ運命をたどったのです。

 綿埃を被り、まるで毛皮でも着込んだ様に押入れの隅。

 繰り返しますが、機能に問題はありません。むしろそれが良すぎた事こそ、使わなくなった理由なのです。

 脳波オフセット調整をしている時に気づくべきでした。

 どうして、五十音をわざわざ声に出したのか。どうして、早口言葉や名文朗読の様な発音調整が必要だったのか。せめて、高級機能なんて贅沢を言わず、普及版にしておけば、こんな事にはならなかったのに。

 初めて、記録したイメージを確認するためデータを再生した時、小さなスピーカーから出た声は……。

 少し鼻に掛かって、ちょっぴり高めで、渋さなんてカケラもない。そう、紛れもなく、めちゃくちゃ苦手な自分の声だったのです。


おしまい

短編として一気に投稿してもよいくらいの長さだったのですが、連載の練習として4回に分けました。

完結したことで、感想がいただけたら幸いです。

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