すべては0から始まった第二話
ネタがあります。
初心者です。
下手です。
それでもよければどうぞお楽しみ下さい。
ーー第二章 自己紹介?
振り向くと少女は目を覚ましていた。
無言のまま見つめ合う時間が10秒ぐらい続いただろうか、先に話しかけてきたのは、少女の方だった。
「あなたは、誰?」
と、困惑した様に聞いてきた。
まあ、そうなるのも無理はない。なにせ、知らない場所で倒れていて(まあ、もし流れ着いてきた、という仮定の上での話だが)知らない男と2人きりという、この状況だからだ。
俺は、軽く自己紹介をしようとした、のだが。
一番最初にいうべき名前が出てこない。
「俺の名は…。」
そこで俺は止まった。
思考錯誤して、どこぞの鳳○院○真のように偽名を使って挨拶することにしたのだが、あまりにも彼の印象が強すぎて、挨拶も厨二感偏り気味になってしまった。
「俺の名は、狂気のマッドサイエンティスt、いや、ゲーマー!?………やばい。名前が思いつかない。」
またしてもそこで俺は止まった。
どうしよう、挨拶がこのまま終わったら、やばい。
本当に変な人だと思われてしまう。
だが、彼女からかえってきた反応は、予想をはるかに超えるものだった。
「フフッ、面白い。
まあ、シュ○○○○ゲートをパクったようなところ?」
予想をはるかに超えられた俺から出た言葉は、簡単だった。
「お前!○○タインズ○○○を知っているのか?」
「う、うん。」
と彼女は、俺の声の大きさに若干、戸惑った様子で答えた。
「で、本当の名前はなんなの?」
痛いところを突かれた。
まさか、彼女が某アニメを知っているとは思いもしなかったからだ。
俺はしばらく迷ったが、もう無理だと思い、彼女に真実を伝えた。
俺の一部の記憶がないこと、
どうやら、ここは無人島でありそうなことなど、今伝えられる限りのことを伝えた。
「なんやかんや私も覚えているのは、あなたとほぼ同じ。ただ、名前は覚えているわ。」
「なん、だと…。」
俺は口に出さずにはいられなかった。なんか、彼女に負けたような気がして、悔しかったからだ。(いや、本当はうれしいのだが。)
「じゃあ、自己紹介するわ。」
「私の名前は、影野 ユウヒ(カゲノ ユウヒ)
年齢は15で、
家族は、あれ?何人だっけ…今さっきまで鮮明に、覚えてたのに…」
このとき、俺は彼女のからだを見て思った。
(こいつ、15なのかー。その割には身体が小さいな。まるで、ロリみたいじゃないか。特に胸g)
なんていうことを考えていた俺は、正面からくる鉄拳に、気づかなかった。
制裁という拳を正面から受け、俺は小川にダイブした。
そして俺は起き上がりながら思った。
(あかん、これ怒らせたらいけないやつや。)
彼女は、顔を赤らめながら言った。
「どこ見てんのよ!どうせ、ロクでもないことでも、考えてたんでしょ!」
俺は言い返した。
「まあまあ、そう怒らずに。確かに考えていたのは事実だが、ロクでもないことではないぞ。」
(と、誤魔化してみる)
「え、そうなの?……あ、後さっきなぐっちゃってごめん。」
と、彼女は申し訳なさそうに言った。
「まあ、こっちも注意不足だったし。」
と、俺はさりげなくフォローしといた。
「とりあえず、これからどうするか、だ。昨日の夜のように今日も無事に寝れるかわからない。」
と言い、俺たちは、まず海辺へと足を運んだ。
すみません、はい。(−_−;)
思いついたらやらずにはいかなかったんです。
2夜連続投稿!!モチベーションが上がるとこうなります。週1投稿したいな(願望)
また、1話に指摘くださいました、
雪粉 幽様
東雲八雲様
ありがとうございます!
また東雲八雲様は、小説を書いていらっしゃいます。そちらも、是非!ご覧ください。
では、今回はここで締めさせていただきます。
ありがとうございました!