第五話 大学と少女の遊戯
今年の最初の投稿になりますm(_ _)m
今日の俺は大学へ行ってアニメの事を学ぶ。―というかある先生のお話と化学部に用があったからだ。
先生の話を聞く会場に着き、ためになるような話をいろいろと聞いた後、化学部の部活へと入ってみた。
「こんにちは」
すると、化学部の部長さんが普段通りの妖しい笑みを浮かべて、挨拶を返してきた。
「…で、今日は何の用かな?有輝君」
「新しい薬はできたのかなと思ってね」
「ふーん……まあいいわ。今日は特別よ。薬品ならあるから行きましょう」
この人を紹介すると、女の子がすごく大好きな人であった。また、本名は紅花織。化学部部長で金持ちのお嬢様と言える。特徴は妖しい笑みである。
「さあ、どうぞ。この部屋にあるわ」
「あ、はい」
部屋に入ると、大量の薬品が棚に所狭しと置いてあった。
ピンクの薬とか、一本のみの薬とか、花織の趣味が詰まっているといえた。しかもその一本のみの薬品を見た後、花織を見ると最高の笑みを浮かべているのだ。恐い。
「ど……どうしたの?」
「いやぁ…想像するだけでフフフ」
「一本のみの奴だよね。どうみても―」
俺が言い終える前に花織は次の部屋へ行ってしまったのだ。
花織に着いていくと、そこは花織が借りているアパートのところだった。
俺が思ったこととして…だ。
外に行くのはまだしも、アパートである。絶対嫌な予感しかない。
(こうやってついて行っている俺も俺だが。)
「ちょっと待ってて。持ち物とって来たら部屋に戻るから」
「う…うん、分かった」
数分後、彼女は戻ってきて、何事もなく部室へと帰ってきた。
部室には全員が集まって、待ってましたとのお返事が……。
花織が全員に飲み物を配った。もちろん俺にもだ。
しかし、俺のは全員と違った色をしていたが、周りに勧められ飲み物を飲んだ後、俺は気を失ってしまった。
次回:第六話 化学部での事件
俺「雫、どうした。そんなガクブルして。」
雫「部屋に怖い女の人が。」
花織「あら?お邪魔してます。」
俺「花織かよ。」
花織「有輝くんはなんで有輝くんじゃないの?」
有輝「知らないよ……。ってか俺じゃなくなってる!?」
皆「よかったね!」
有輝「う…ん…。」
花織「あぁ~楽しみ過ぎていいわ!すごく!フフフ。」
有輝たち「恐い……。」
※誤字修正 花織 2/26
~私的用メモ~
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