第二話 ロリは天使
寝てから起きて自己紹介……。
五月六日 居候二日目の朝のこと。
ロリ女性が自己紹介。
「私は、御剣雫です」
―とのことだ。
俺は朝早く起きたのかと思ったのだが、もっと早く起きて朝ごはんを作ってくれていた。
そして、朝の至福の笑顔である。最高だ。
自分自身がアニメの世界に紛れ込んだくらいの気分だった。
「おはよう」
「おはようございます」
(すっかり嫁気分だな)
「さあ、お食べになってください」
また、雫の二回目の至福の笑顔だ。
「ありがとう早く起きて作ってくれるなんて…」
それから俺は、朝食を済まし、会社に行く準備をして玄関で靴を履いていたときだ。
俺は雫に言った。
―初日からがんばらなくていいからもっと自分らしくしなよ。じゃないと楽しくないし。
「はい……」
そして俺は会社へと行った。
その夜は自分らしく楽しく過ごしたのである。
最高の一日となった日で、思い出記念日となる初めての祝いの日だったのだ。
彼女の至福の笑顔とともに……。
次回:第三話 居候の何か
雫「ねえねえ、何かって何?」
俺「え?何かって?むふふ。雫の二番目くらいかわいい小動物。」
雫「なんだ!?それは…。」
俺「驚くなよ。びっくりする。」
またなー!だワン!
~私的用メモ~
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