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進め!日本かりん党! ~第2回 自転車ルールに物申す!~

 こんにちは。日本かりん党の党首、佐藤花梨でございます。

 今回からワタシ達日本かりん党のマニフェストについてお話させて頂きたいと思います。それではその一つ目を下記に纏めましたので、一読頂ければ幸いです。


 1.自転車の交通ルールの罰則強化!自転車の生産過多防止!


 みなさんも生活の一部として使用している自転車ですが、自転車は道路交通法ではどういう立場であるかご存知ですか?自転車は道路交通法では「軽車両」に該当します。つまり「車両」なので、法律上は基本歩道では無く、車道を走らなければなりません。そして「車両」ですから、当然進行方向の左側を通行しなければなりません。そういう「規則」を認識して自転車に乗っている人は、果たしてどれくらいいるのでしょうか?

 車道を走る自転車は、多く見積もっても10~20%程でしょう。それどころか、進行方向の左側を通行するということも半数は守られていないと思います。つまり大半は「そんなルール守ってたら自転車の利点が無い」とでも思っているのでしょう。特に中高生、オバサンが多くを占めているようです。この多くを占めている年齢層は、おそらく自動車や原付二輪車等の免許を持っていないのでしょう。だから自転車が「軽車両」という認識が無い・・・と思いたいのですが。詳しく調査していないので分かりません。

 こんな例があります。自転車で車道を走行中、前の交差点では無い横断歩道のみがある信号が赤だったので、車道を走っていた自転車は信号機の前で止まりました。すると後ろから走行してきた自転車が「いきなり止まるんじゃねー!危ねーだろうが!」と叫んで横を通り過ぎて行きました。さてどちらが悪いのでしょうか?もちろん後ろから来た自転車が悪いことになります。自転車は「軽車両」なので、歩行者の信号では無く車両用の信号の指示に従わないといけません。

 もう一つ例を挙げましょう。同じく車道の左側を走っている時、前から車道を走る自転車が近づいてきました。その自転車はこちらが避けると思ったのでしょう。自分からは避けようとはせず、遭えなく正面衝突。これも明らかではあるのですが、対面から突っ込んできた自転車が悪くなります。いわゆる「逆走」していることになりますからね。

 さてこの問題に対しての対策ですが、いろいろな案が思い浮かぶと思います。ただ例えば、罰金などを課す為に自転車を免許制度にするとか、デンマークなど北欧諸国のように「自転車専用道路」を作るなどは現実的ではありません。免許制度にしたら日本人のほとんどに免許を交付したり試験を実施したりする必要が出てきますし、この車優先社会の日本で今更自転車専用道路を作ることは困難でしょう。

 学校などの教育で自転車のルールを教える、というのも考えられます。ただ、日本は所詮はアジアなので、学校で習ったからといってしっかり実施できる人は少ないでしょう。こんなことばかり書いていると「結局この問題は解決出来ないのでは?」と思われるかもしれませんが、ここは日本人のモラルが問われるのだと思います。

 この問題を簡単に解決するのであれば、やはり罰金が一番でしょう。15歳未満は免除するとして(高校生くらいから徴収があったほうが、高校生の教育にも繋がるので)、路上喫煙に罰金を課した時と同様、その場で罰金を徴収。その場で現金を徴収されることが、後から罰金を払うことよりも心理的な効果もありますし、何よりみなさん出来ればお金は多く持っていたいハズです。民度のあまり高くない人もいるので、お金によるダメージか痛みによるダメージが一番効果的です。

 罰金徴収については、もちろん軽車両なので警視庁の管轄になります。車と違ってたくさんの人が自転車を利用しているので、全てを管理出来るワケではありませんし、人員をそこまで割くことが出来ないことも予想できます。

 ここで第2案として、現在煩雑に製造されている自転車自体に規制をかけます。現在販売されている新車の自転車は、安ければ7980円とかでも存在します。まだまだ物質主義が抜けない日本では、買い求めやすい価格で自転車を購入して、壊れた・盗まれた等の理由ですぐにまた新しいものに買い換えるということを繰り返しています。様は自転車価格の設定に規制を掛けて、自転車自体の総数を減らす考えです。

 車がルールを守るのは、もちろん他人や建造物その他に危害を加えてはならないからですが、それ以外に自分の車が傷つくのを嫌がるのもあります。自転車も同等の価値を持たせれば、多少の抑制にはなるのではないでしょうか。

 いきなり車と同じ車道を走れとか、車両用の信号で止まれとは言いません。しかしアジアの中でも先進国なのですから、せめて歩道でもいいので左側を走ることから心がけてはみませんか?ルールを守ることが自転車事故を無くす一番の方法であると思っております。

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