進め!日本かりん党! ~第1回 代表挨拶~
みなさん初めまして。ワタシは日本かりん党という政党の党首を務めております、佐藤花梨と申します。突然ですが、これからワタシ達の党について、この場を借りてご説明させて頂きたいと思います。なるべく簡潔に、かつみなさんに分かりやすく説明して行きたいと思いますので、少しの時間耳を傾けて頂きます様宜しくお願いします。
まずみなさんも気になっているでしょう政党名ですが、法律で政党名をつける際の規制はありませんし、どんな名前が適切であるかなんてものはありません。まずイニシャルイメージ(第一印象)が重要であり、その名前にどんな願いが込められているかとか、どのような政策がイメージ出来るかはそんなには重要では無いと考えております。とにかく、ワタシ達の日本かりん党という政党があるということを認識してもらいたい。これが政党名のいきさつです。どのような政策を打ち出しているかは、まずは日本かりん党という政党が存在することを認識してもらってから説明して行きたいと思います。
それから、ワタシ達日本かりん党は現在選挙などで公約としている大きな議題に関してはあまり触れません。その理由は大きく2つあります。1つは、大きな議題に対しての正確な解答が出来ない、もしくは解答を出すにはかなりの時間が掛かってしまうからです。そんな公約を打ち出せば、はっきりいってウソになってしまいます。任期中に達成できなくて、政権が変わってしまい公約がうやむやになってしまうことも予想出来るでしょう。
例を挙げましょう。原子力発電所は、2011年の未曾有の大震災でそのもろさを露呈しました。震災地の復興は進み、悲しいかな人々から震災のことが日に日に忘れ去られていますが、福島原発に関してはまだ「現在進行中」なのです。話が少し逸れましたが、原発に対してはみなさんはどう思いますか?原発推進だ脱原発だといろいろな意見が飛び交っています。
ワタシ達も、もちろん無ければ無いにこしたことはないと考えておりますが、例えば脱原発をしたとして、原子力発電所が今まで発電していた電力を、どうやって賄うのでしょうか?火力発電でしょうか。火力発電だと化石燃料が必要となり、電気代が上がるのは必須ですし、石油枯渇が叫ばれているので長くは持たないでしょう。それでは水力ですか?風力ですか?地熱ですか?どれも現在数%にも満たない発電量を原発まで引き上げるのは至難の業であることは明白です。
太陽光発電は今もっとも普及しているものの一つですが、各家庭に1基あれが各家庭の電力量は満たすことが出来るかもしれませんが、産業ベースで見るとどうでしょう?かなり大規模で太陽光発電システムを作らないととても対応出来ません。
原発の代替として一歩リードしているのは、シェールガスやメタンハイドレードなどの新資源による発電でしょうか。シェールガスはアメリカでは既に発掘が進められていますが、メタンハイドレードに関してはまだ研究段階に近い状態です。どちらもすぐには使えないでしょう。二酸化炭素排出抑制や、大気への二酸化炭素飛散防止処理問題が解決されているとされている、石炭発電もこれから注目を集めていくかもしれません。
つまり、すぐに脱原発というワケには行かないということです。日本全体で電気消費量をかなり節制すれば達成できると思われますが、お金稼ぎに忙しい方々は納得しないでしょう。そして、お金稼ぎに忙しい方々の大半で国会は運営されているのですし、衆議院の任期は4年、参議院は6年。その間に解決できる問題とは到底思えません。
もう1つの理由は、各政党の政策に現実味が無さ過ぎてしまい、それが逆に国民の政治に対する感心が低くなってしまうことが予測されるので、もっと簡単で身近な問題を訴えたいと思ったからです。本当に身近な問題であれば、それだけ多くの人が関わっている問題となるので、取り組みの姿勢や結果を国民の方々に見せることが可能です。出来もしない大きな政策を打ち立てるより、目の前の小さな問題に焦点を当てるのが、ワタシ達日本かりん党のモットーです。
ここでも例を挙げてみましょう。2012年12月に行われた衆議院議員選挙。今まで政権を握っていた民主党に変わり、自民党が再び政権を取り戻した結果になりましたが、みなさんは本当に自民党の政権公約を理解して投票したのでしょうか?政権公約を理解して投票したみなさんは、本当にそれが達成可能だと思いましたか?達成可能かどうかは分からないが、民主党がだらしなさ過ぎて、民主党はやっぱりダメだから自民党に投票しようと思って投票したのではないですか?選挙公約の達成可否については、国民一人一人がその問題に対してもっと勉強しなければならないと思いますが、ワタシ達には到底達成できるとは思えませんでした。
さてここまではワタシ達日本かりん党について、簡単ではありますが説明させて頂きました。次回からは、日本かりん党の政策マニフェストを発表させて頂きたいと思います。このマニフェストを読んで頂いた方々がワタシ達のマニフェストに賛同して頂ければ幸いです。