表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

クリスマス前

クリスマスイヴでリア充は盛り上がるのか、クリスマスで盛り上がるのかは知らないが、もうすぐその日はやって来る。


その日はどのように過ごしますか?


愛する人と共に過ごしますか?


友達と過ごしますか?


家族と過ごしますか?


仕事ですか?


部活ですか?


僕はその日何をやっているのだろう?


「おい、ソリを引くに決まってるだろ!」


「まったく、毎年毎年ソリしかないのか。もうやめてくれよ。正直しんどいわ」


そう、僕はトナカイだ。


「世界中の子供たちにプレゼントを配らなくてどうする」


それで、コイツがサンタ。


1年に1日だけ、ヒーローになっているジイさんだ。


「だいたい、なんで僕がしなくちゃいけないんだ」


「お前の鼻は役に立つのさ」


「サンタがそれを言うのは歌だけにしてくれよ」


エへへと笑うサンタ。


サンタジョークってやつだ。


「ちなみに、サンタ。クリスマスは確かに近いが、もう準備してるのか?」


「まぁね」


「いくらなんでも、早すぎないか?」


「あわてんぼうだからさ」


「だから、歌だけにしてくれよ」


またもや、エヘヘと笑うサンタ。


本日早すぎる2回目のサンタジョークだ。


「でもさ、子供たちがサンタの生活を知ったら驚くぜ」


「どうしてさ」


首をかしげるサンタ。


「まずさ、世間では北極だか南極だか知らんが、寒い国からやってくるって思ってるよな?でも、ここ南国だぜ。南極まで全然いかない島だぜ」


「南半球ではサンタは泳いでくるイメージもあるらしいから大丈夫さ」


えっへんと胸を張るサンタ。


「おまえ、冷え性だもんな」


「まぁね」


このシリーズ長く続きそうもないなと僕はつくづく思う。



トナカイ。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ