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I Love Princess  作者: 人間狂愛
ツンデレクイエム◆嘘吐き少年と毒吐き少女
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第四話◇少年少女のミカタ

 日本語はとても難解な言語だと思う。例えば、爆笑という言葉。昨今の日本では笑う事の最上級の言葉として扱われているが、この言葉は大勢の人がどっと笑う事を意味するもので、一人で爆笑するなどという事は当然不可能だ。なのに、それが時代の流れなのか、現代日本では勘違いしている事に気付かぬまま使う人で溢れている。


 他に例を挙げるとすれば、性癖なんかもそうだ。本来の意味は性質上の癖を表すこの言葉を、現代日本人の多くは性交的な意味と捉え、使用している。つまりは虚言癖や収集癖などの性質上の癖を合コンなどで話のネタにして、セクハラし、セクハラされている気になっているのである。


 だが、それも仕方ない事だと思う。


 何故なら日本語は難しいのだ。而して時間の経過と共に言葉が乱れる事は、絶対的に避けられる事ではないのだ。


 日本語は難しい。《聞く》という日常的に使う言葉ですら、尋ねる場合の《訊く》、注意を傾けながら《聴く》、などの使い分けが可能となっている。同じ意味であっても些細な違いがある言葉も存在する。


 僕達が日常会話として使い、学ぶ言葉は、本当は厄介で難解な言葉なのだ。

 それを稀に齟齬が発生する事があろうとも、基本的には自由に不自由する事なく使えている事実は、実は誇ってもいいのではないかと思わないでもない。


 もちろん、思っていいはずがないが。


 さて、前置きはここまでにしておく。


 現実逃避はもうやめよう。


 本題はこんな日本語講座ではない。


 僕は朝の事を思い出す。


 メイドさん、群裂朱璃さんは『お嬢様はとても優しい方ですから』と言った。


 優しい。優しいお嬢様。優しいという言葉にとてもと付け加えられたお嬢様。


 そのお嬢様は言った。


『イヴ・クリスティだ。宜しくはするつもりはない。私は貴様達のような愚民と馴れ合うつもりはない。見るな触るな近付くな。声を掛ける事も許可しない。友達ごっこは貴様達だけでやっていろ』


 この不快感を与える猛毒が優しいお嬢様の言葉なのだろうか。それとも優しいという言葉には、不勉強な僕が知らないだけで、実は特殊な条件下で特別な意味に変質する場合があるのだろうか。


 優しい――上品で美しい、他人に対して思いやりがある、素直でしとやか、恥ずかしい、慎ましやか、健気。


 確かに優しいという言葉は用途の広い言葉だが、どう考えても、どんな意味にも当て嵌まる事はない。


 つまりお嬢様は優しくはなかった。


 群裂朱璃さんが日本語を間違えたのか、それとも主に気を遣って虚言を吐いたのか、本当は優しい性格なのに意地っ張りで虚勢を張ったのか、若しくは自己紹介前のやり取りで可能性は無くなったが実は僕の知るリアルお嬢様ではないのか、中二病という難病を患っているのか。


 まあ、とにかく。


 どんな理由があり、どれが真実なのかは分からないが、


 イヴ・クリスティは優しくなかった。


 それが僕の感想であり結論だった。


 と、そんな結論に至ったところで大きな問題が一つある。


 それは彼女に話し掛ける人間だった。


 話し掛けるな、と言われてもそうはいかない。仲間意識が強い級友達が彼女を放置出来る訳がないし、転校生に何の説明や案内もなしなど考えられない。


 だけど声を掛けても罵倒が返ってくるだろう事しか予想出来ない。


 誰も好きで罵られたくはないだろう。だから誰かを犠牲にするしかなかった。


 そして、それは僕になりそうだった。


 自己紹介が無事とは言えない形で終わり、残りのHRでの連絡事項も終わり、一限目を待つ少しの時間。いつもは騒がしいくらいに煩い我がクラスは、今日は転校生のせいで静まり返っていた。


 仲の良い生徒同士でグループを作っているが会話はない。全員が全員、僕とイヴ・クリスティの席を交互に見ていた。


 無言の圧力プレッシャーが伝わってくる。知り合いだから適任だろ、こういう厄介事はお前の担当だ、さっさと話し掛けろよ、時間がなくなるぞ、などと、彼等は目で訴え掛けてきていた。


 全員団結して僕を犠牲にしようとするとか新手の虐めではないだろうか。


「……薄情者共め。卑怯者共め」


 溜息が止まらない。


 変態がいる保健室にでも逃げようとも考えたが、逃げ道は塞がれている。常盤大夢、常盤知佳、鳥居陽菜の比較的仲の良い三人が、僕の席を囲んで退路を塞ぎ、逃がさないようにしているからだ。


「お前の味方ねぇから!」


 うるせぇよ大夢。ぶっ殺すぞ。


 僕は大夢を睨み付けた。


 だけど大夢は怯んだりせず、寧ろ笑いながらサムズアップして言葉を紡ぐ。


「大丈夫だって。同じ髪色だし警戒されないだろうからいけるって! 日本の文化『佗・寂・萌』を教えてきてやれ!」

「いや、一つ多いから。侘と寂ね。萌は確かに美意識に関係しているかもしれないけど、それを加えると一気に日本の文化が低俗なものに成り下がるから」

「低俗とはなんだ。オタク文化は日本が世界に誇れる素晴らしいものなんだぞ? 愛姫も好きだろ? メイドさんとか」

「まあ、嫌いではないけどね」

「よし。なら行ってこい!」

「何が“なら”なんだよ」

「細かい事を気にしてたら禿げるぞ?」

「じゃあ細かい事を気にしたくないから元凶である君を剥ぐ事にするよ」

「どうせならハグにしてくれ」

「男同士抱き合って何が楽しいのさ」


 それもそうか、と大夢は笑った。


 僕は笑えない。数分後の未来で罵られる事が確定しているので、溜息しか出て来ない。今日は朝から本当に厄介事続きだ。せっかく退院したのに、病院での入院生活の方がマシだった気がする。


 そんな事を三人に言ってみると、陽菜ちゃんは首を振った。


「世の中に不幸なんてありません。不幸だと思うから不幸なのであって、見方次第、考え方次第で変わるものなんです」


 お兄ちゃんが言ってましたよ、と付け加え、それから更に、だから頑張って下さいなどと、完全に他人事のように言って、陽菜ちゃんも笑った。


 味方がいない孤立無援の状態は、見方とか関係なく確実に不幸だと思うのだが、言い返す気にはなれなかった。


 比較的素直で真面目で、本当の意味で優しい性格な方の陽菜ちゃんまでもがこう言うのだ。僕の身代わりになろうと、身体を張ってくれる人間が現れる事はないという事は理解はしたくなかったが、理解するしかなかった。


 もはや諦めるしかなかった。


「やればいいんでしょ、やれば」


 僕は重い腰を上げて、席から立ち上がり、大きく溜息を吐いた。溜息を吐くと幸せが逃げるという言葉が本当なら、僕の幸運度は今日だけで数年分はガリガリと削れてしまっているのだろう。


「愛姫」


 それから、イヴ・クリスティの席に行く為に足を踏み出した瞬間、今まで黙して語らず、沈黙を守り続けていた常盤知佳が口を開いた。


 もしかしてこの役目を代わりにやってくれるのか、とは全く期待していないが、何か助言でもくれるのかと思いながら、僕は何か用かと尋ねてみた。


「…………」


 知佳の表情は、普段とは違っていた。


 今の知佳は、何故か僕を心配しているかのような顔色をしていた。


 もしかして可哀相な僕に同情してくれているのだろうか。


 そんな考えが頭を過ぎる。


 だが、次の瞬間その考えは否定され、脆く崩れ落ちた。予想もしなかった忠告、注意を促す言葉を知佳は告げた。


「教室でSMプレイはやめてね」


 どうやら可哀相なのは僕ではなく、知佳の頭だったようだ。何を考えてそんな発想に至ったのかは知らないが、失礼極まりない忠告をされ、僕は呆れるしかなかった。


「ああ、確かに。愛姫って刺されてニヤけるような奴だもんな。サドっぽいクリスティと気が合うかも」


 それなのに続く大夢の言葉に更に呆れさせられる。


「だから僕はマゾじゃねえよ」


 僕は否定した。


 しかし二人は、


「隠さなくてもいいぜ」「隠さなくてもいい」


 と、双子ならではのシンクロを見せ、勘違いを正さない。陽菜ちゃんなんかは軽く引いているのか、僕から距離を取り出してしまった。


 級友達は無言のまま、けれど軽蔑しているかのような表情を見せている。


 本当に味方がいない。味方どころか敵しかいない。唯一敵でも味方でもないのは、話題に関係しているはずの全く興味を示さず、何やら読書に集中している様子のイヴ・クリスティだけだった。


 もう何も言うまい。何を言ったところで何も変わるまい。焼売美味い……あ、やっぱりこれはなしで。


 こほん。取り敢えず、僕は後ろで今だに『南愛姫マゾ疑惑』について花を咲かせる二人を無視する事にして、さっさと役割を果たすべく、イヴ・クリスティの座る席に近付いていった。


 そして、イヴ・クリスティの席までは、周囲に人が居ない事もあり、机と椅子を避けるだけで簡単に辿り着く事が出来た。


 だが、それからが問題だった。


「…………」


 気配に敏感なのか、彼女は僕が近付くと熱心に読んでいた本から視線を逸らし、僕の姿を無言で睨み付けてきた。


 実は眼鏡っ子で、視力が悪いから目を細めているという可能性もあるかもしれないが、自己紹介での件もあるので、僕はその可能性をすぐに諦めた。


「…………」


 イヴ・クリスティは警戒しているようだった。まるで野生動物のように、視線を逸らさず隙を作らず、僕の接近に対して拒絶する姿勢を見せてきた。


 ちらりと近くにいる級友に視線を向け、助けを求めてみる。


 しかし、彼等は首を振り、身振り手振りのジェスチャーで、『構わん。行け』と伝えてくるだけだった。


 やるしかないか。


 僕は決意を固め、口を開いた。


「やあ、クリスティさ」

「喋るなクズ。誰が私に話し掛ける事を許可した? それに貴様のような汚染物質が私に近付いてくるな悍ましい。さっさと消え失せろ。若しくは加速的速やかに舌を噛んで自害しろ。貴様みたいに生きているだけで有害な人間がこの地球上に存在しているなど迷惑極まりないわ、この害虫が」


 ……心が折れかけました。


 僕の何を知ってるんだよ、コイツは。何が敵でも味方でもないだよ。寧ろ級友達の方がマシだったよちくしょう。コイツを優しいって言えるあのメイドさんはどれだけ心が広いんだよ。今日初めて会った人間にここまで酷い事を言うとか、常識がないのかこのお嬢様には。


 そんな風に心の中では苛立ちながらも表情は優しく微笑んで、紳士的に。


 けれど、もう一度話し掛けるのはきついので、頑張りましたけど無理でしたと伝えるべく、後ろを振り向いた。


 そして、大夢が笑いを堪えている姿を見た。口を押さえながら僕達を指差し、自分の太股を叩いたりして、僕を笑っていた。


 イヴ・クリスティへの苛立ちの気持ちと合わせ、殺意が芽生えた。


 笑顔でサムズアップ。そしてそのままサムズダウン。それから地獄に堕ちろ、と口パクで伝える。


 だが、何が面白いのか、大夢は更に笑うだけだった。声は漏らしていないが、笑い過ぎて涙目になっている。


 不愉快だ。


「おい、さっさと自分の席にでも戻れ塵芥。欝陶しい。私の視界内に留まるな」


 その時、後ろから声が聞こえた。僕がいつまでも傍に居る事が不満だったらしく、イヴ・クリスティは意図的に低くしたような声で言った。


 更に不愉快だ。


 孤立無援どころの話ではない。まさに四面楚歌、周囲全てを敵対者に囲まれていて、視界内に入る生物が総じて敵である。他人事であれば腹を抱えて笑い飛ばせる状況ではあるが、今回は自分事なので、何とも言えず、難としか言えない。


 イヴ・クリスティ以外の級友達がこうなってしまったのは実は自分が原因だったりするのであまり強くは言えないが、それでもこれはあまりにも酷い状況だ。


 何故退院明け初登校なのに本拠地ホーム敵地アウェーになり、矢面に立たされなければいけないのか。


 僕は自分に同情してしまった。


 常盤大夢に視線を動かした。次いで常盤知佳、そして最後の良心である鳥居陽菜にと、諦める前に最後の助けを求めてみた。


 結果は語るまでもないだろう。全員が全員、僕を助ける気などなく、その目が、『もう一度話し掛けて罵られてこい』と他人事のように(いや、間違いなく他人事であるのだが)語っていた。


 時計を見ると、五分間の休憩時間、次の授業の為の準備も残り僅かだった。


 だからこそ、他の級友達も急かしている。せめて次の時間にでも案内する為の約束を取り付けろと無駄に分かりやすいジェスチャーで伝えてきている。


「はあ、仕方ない」


 僕は本日何度めになるか分からない溜息を吐いて、これまた本日何度めになるか分からない諦めの境地に至った。


 そして開き直った。


 くるりと背後を振り向くと、今だにイヴ・クリスティは僕を睨んでいた。敵意も敵愾心も隠そうとせず、どれだけ僕を嫌っているのかと問い掛けたくなるような鋭い視線を浴びせてくれていた。


 けれど関係ない。諦めに諦めを重ね、これでもかと更に諦め、それでも足りないのならと諦めで塗り固められた僕の心は、どんな事があろうと傷付く事もなく、また、どんな事があろうと目的を達成するまでは、これ以上は絶対に諦めない境地に至っている。


 何でもどんと来いな無敵状態だ。


 もう何も恐くない――!


 もう何も臆する事はない。イヴ・クリスティがどれだけの罵詈雑言を吐き出そうと、僕はもうくじけたりはしない。


 さあ、口撃開始だ。頭を回せ口を回せ舌を回せ。言いくるめて言い含めて、毒舌にも拒絶にも躊躇せず、彼女がクラスに馴染めるようになるまでその牙をへし折って、見た目通りの小猫キティにしてやれ。問題ない、このクラスの全員の牙を折り爪を砕き、仲良し小好しのお人好し集団に仕立て上げたのは誰だ?


 そう、この僕だ。


 あの時と同じ要領でやればいい。プライドを切り落として地に落とせ。僕にはそれが出来る、それはこの僕以外は馴れ合い集団となった元臆病者達が証明している。そうだ、僕はこういう事に適任している、適切に対応出来る適対者なのだ。人を騙し人を喰らい人を変える対人間のプロフェッショナルなのだ。


 ヤッテヤルデス!


 いくぞ、イヴ・クリスティ。言葉の貯蔵は万端か? 君が千のことばで僕を傷付けようとするなら、僕は万のことばを用いて欺いてやろう。


 いつの間にかクラスに馴染んでしまい、毒舌時代が黒歴史になって、クッションに顔を埋めてバタバタさせてやろう。


 僕は心の中でこれでもかと格好を付け、そして再び口を開いた。


「ねえ、クリスティさ」

「だから話し掛けるなと言ったであろうが蛆虫が。貴様にはたったこれだけの言葉を理解する知能もないのか? 母親の胎内から人生やり直して来い劣悪種。若しくは来世に期待して今すぐ自害しろ」


 めげないしょげない泣いちゃだめ、いけいけアイキちゃん。


「いや、だからね、校内の案内」

「案内など不要だ。しかも貴様の隣を歩くなどという罰ゲームに何故好き好んで参加しなくてはなるまいのだ?」

「でもそういう訳には」

「知った事か。貴様等の思惑も思慮も何もかも私には関係ない。分かったらさっさと消え失せろ劣等種」

「だけどさ」

「何度も言わせるな。貴様と話をする時間など私にはない。そのチンパンジー以下の頭に刻み込んでおけ。私は誰とも仲良くする気はない。特に貴様のような何を考えているか分からない気持ち悪い人間と関わるつもりは一切ない。本来なら呼吸している事すらも許し難いのに同じ教室に存在する事を我慢してやっているのにそれ以上を求めるな豚野郎」


 会話すら成り立たない。イヴ・クリスティは僕の言葉を聞こうともせず、頑なに拒絶の姿勢を守り通していた。


 流石の僕も話す機会与えられなければ役立たずだった。


 けれど、この程度の罵倒で傷付いて上げたり怒り狂ってあげるには、僕の心は図太過ぎた。だから効果はない。


 こう見えても気は長いのだ。こうなったら長期戦に持ち込むつもりなのだ。


 疲れるまで機会を待つだけだ。


 暴力はなんて力は言葉の暴力ですら使わず、舌先三寸口先八丁で二枚舌を弄して口車に乗せ、巧みな弁舌だけである意味でクラス全員、教師も含めた全員を変えた僕の力を侮ってもらっては困る。


 いくらでも汚い言葉を使うがいい。


 僕は怒りもせず、傷付きもせず、諦めもせずに君と向き合ってあげるだけだ。


 と、また心の中でやたらと格好を付けて宣言をしたのはいいが、


「おい、聞こえなかったのか? さっさと消え失せろカマ野郎」


 次の言葉を聞いた瞬間、聞いてしまった瞬間、耳に入れてしまったその瞬間に、暴漢に襲われた時ですら一切手を出さなかった暴力反対派の人間であるこの僕、南愛姫は、転校生、イヴ・クリスティの顔面に拳を捩込んだのだった。


 分かりやすく言えば、顔を殴った。


 力いっぱい拳を握り、おもいっきり振り下ろし、それを顔の中心に命中させ、イヴ・クリスティは椅子から転げ落ちて、スカートが捲り上がって下着(大人っぽい黒だった)を露出する情けない姿を見せながら鼻血を流し、何が起きたのか理解出来ないように茫然自失としていた。


 かっとなってやった。反省も後悔もしていない。もしも直ぐさま駆け寄ってきて僕を羽交い締めにした常盤大夢の存在がなかったら、僕は彼女の顔面にもう一度拳を叩き込んでやっていただろう。


 男女平等万歳。

 作者は日本語苦手です。

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