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3つの神部隊 隊長は半分人間 〜死に損ないの少女が人間をやめ、やがて神を越え歴代最強隊長になる物語〜  作者: タッピー
物語の始まり

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7/9

危機と乗り越え

「____ゲホッ!ゴホッゲホッ!」

まずい・・・!酸欠で意識が朦朧もうろうとしてくる。いぶり人形は笑っているだけだし、この攻撃についてはもう分かったから次の技を見たいんだが、どうしたものか。

・・・一か八か!


「ヒューーー、ゴホッ。ッヒューーー。」

『あれ?なんで立てるの〜?』

「血で膜を作ったんだよ。空気に触れると固まるだろ?・・・ほら、早く次の技を見せてよ。」

『それじゃあ、お望み通り。”水膜圧煙すいまくあつえん”、禍福一転の技よ。』


なんだ、刃?煙が集中している。

「新しいのは受ける、一択でしょ!」

にぃっと僕は怪しい笑顔を浮かべ、仁王立ちする。


「____ッ!」





「家満登!時間を稼いでくれ!」

なんとか助っ人は間に合ったか。

「ディオ。早めに終わらせるぞ。」

「おうよ。」

幸い、攻撃は効く。だが弱点が見つからない。時間との勝負だってんのに!


『隊長二人は少々不利。しかしここならどうだ?』

っ!しまった、現実の雲の上はまずい!


「御河!」

「ディオ!」

手を取り合い1つの個体となる。雲の上では偏西風のせいで風は強く、気温は低い。気温が低いならその分、飽和水蒸気量は少ない。俺の主神術ディバインスキルは通用しないか。


「っ・・・。」

「___ディオ?おい、意識を保て!」

当たり前だ。酸素と水分!このままじゃ、窒息か高所肺水腫こうしょはいすいしゅの2択だ・・・。


「”水分操作みくまりのそうさ”!」

俺とディオの周りを水が囲む。・・・だが水の膜はこおり、強風によって霧となる。

っ早くしないと俺もやばい!集中しろ。


『何をしても変わらない。お前らは我が手をくださずとも空に帰るのだ。・・・なんだ?』

「___ゥッ、ガハッ!」

「ディオ、起きたか。」


(なんだこれ!?薄い水の膜に神力を込め、凍るのを防ぐために震わせているっ!こいつ、それほどの力があったのか。)

「御河___」

「悪い、集中しないといけないんだ。攻撃は任せた。」


「任せろ。礼を言うぜ。なんてったって酸素があれば、あいつなんて雑魚だからな!」

にっと笑う。お互いを信頼しているからこその作戦だ。


『なんだ、その技は。なぜ凍らない。』

「ディオみたいな脳筋は苦手なんだが、教えてやるよ。水に神力を込めただけだ。物理法則を捻じ曲げるほどの量をな!」

さあ、やれ!


指先の感覚がしなくなってきた。集中しすぎて脳が焼ききれそうだ。神力は残り5分の1くらいか・・・。あいつにかけるしかない。

俺は退場したも同然、アシストくらいはしてやる。

ディオが空気を握りつぶす。握りつぶすごとに放電と熱膨張が起こる。


「空気ってのは圧縮すると気温が上がって、雷よりも強くなるんだっけか?俺はイメージってのが苦手なんだよな。」

握りつぶしていく。肉の焦げた匂いがしても握りつぶしていく。

「だがな苦手でも言葉でまとめていけば、上手くいくんだよなぁ!”圧縮熱電あっしゅくねつでん”!!!」


圧縮により、潰された空気は凄まじい光を出していた。ディオが空獏に向け、”圧縮熱電”を放つと辺り一帯は青白い光りに包まれた。

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