表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3つの神部隊 隊長は半分人間 〜死に損ないの少女が人間をやめ、やがて神を越え歴代最強隊長になる物語〜  作者: タッピー
半分人間のままなんだけど?!

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

3/5

謎の男の正体。

誰だこいつ?

御河みかわか?いやお前はないか!見たことのないやつは・・・その少女か。まずは挨拶の1撃を!」

目の前の男が消える。背後で衝撃音がなる。


恐る恐る振り返ると、御河さんが無言で男のパンチを受け止めていた。

「お、御河。久しぶりに手合わせでもしたいのか?」

「こいつは、まだ新入りだ。隊長、獣神じゅうしんの中では最強の男と戦えるほどには強くない。」

「じゃあ俺とお前、どちらが強いか決着をつけよう!」

目に追えないほどの戦いの中、声だけが聞こえる。

それにしてもあの速さとパワー、僕も早くあの力を手に入れたい。少女の口角があがる。

2人の戦いによりどんどん壊れていく部屋をよそに、行動を目で捉えようと集中する。


「やめ!!!」

戦いの音より大きな声が響き渡り、2人は時間が止まったかのように動かなくなる。

声の主は天主様だ。2人は戦いをやめ天主様の前に座った。


それから2人は長々と説教されていた。御河さんは悪くないと思ったのだが、戦いを続けたことについて怒られていた。

いきなり現れた男は獣神の中で最強の男。獣神部隊隊長 ディオニューソスこと、ディオ。彼は海外にいたが、部下の報告をきき駆けつけたと話していた。誰にでも戦いを挑む戦闘狂らしい。それにしてもあの力はすごい。獣神の中で最強ってことは、さらに上の存在がいるのか!面白い。

となると今すぐ自分の能力を知りたいのだが、検査機は2人の戦いで壊れ、使えなくなっていた。


僕はどうするのかと問うと

「所属部隊は適正のあるうち、好きなのを選んでいいよ。」

と、丸投げされてしまった。

どれか選べ、か。

・・・。


「どれかなんてもったいないですよね?全部の鍛錬をこなします!」

「「え?」」

「ガーハッハッハ!こいつ面白いぞ」

天主様と御河さんはきょとんとし、ディオには気に入られたみたいだ。他の神々はというと「無謀だ。できるはずがない。」などと話しているが、やってみせる。


「それじゃあ早速、見て回りますか。案内お願いします。」

門番だった女神、倭迹迹日百襲姫命やまとととひももそひめこと家満登さんに案内を頼み、外に出た。


『ッキィィィィィィィィィィ!』


甲高い音が神界を震わせた。まるで数万人の悲鳴を凝縮したかのような不快なサイレン。

地上から噴き上がる、この「悪気あくき」――。

悪意、憎悪、恐怖。負の感情が混じり合うそれは、悪霊や妖怪、妖霊ようれいの源だという。

普段は感じることのできないはずの悪気が、肌を刺すほどに濃い。


他の神々が耳を塞ぎ、顔を歪めるほどの不気味な警報。だが、今の僕にとっては違った。

強者との邂逅かいこうを祝し、戦いの始まりを告げる――”天使のラッパ”にしか聞こえないんだ。

「あはっ!最高。理性が、好奇心に負けそうだよ」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ