(設定集)但しイケメンに限る、というわけではない幼馴染ちゃんの百合事情
前に投稿した「但しイケメンに限る、というわけではない幼馴染ちゃんの百合事情」の設定です
ミリア(女:幼馴染A)
“彼”の元彼女。とても強い剣士で魔法も使える。才能があるため、イケメン勇者に勧誘された所もある。幼馴染の“彼”の優しい所とかそういうのが好きだった。告白した時といった初めの頃は、“彼”のいい所は私だけが知っているんだと優越感に浸っていたが、段々に“彼”がモテ始めて自分よりも魅力的に見える女の子が周りに集まったり、“彼”が自分と同じように優しく女の子に接していたりして、自分は特別じゃなくて、“彼”にとって彼女達と同じでは、私は彼女なのにと悩んでいた。しかも自身の実力ではまだ彼女達にかなわないのではと焦ったり、ようやく“彼”と恋人同士になって『手を繋げた』所といった段階であったため、“彼”は自分を好きなんだろうか? 私ばかりが好きなのではと悩んでいた。けれど確かめるのが怖いし、言ったら負けた気がするので黙っていた。そんな折に、イケメン勇者の誘いが来て、『そちらに行けばさらに強くなれる』といわれ、更に、『本当に大事なら引き止めたりしてくれるよ』等といった甘言に惑わされた。しかも勧誘を受けている所を“彼”が見ているのを二人とも知っていたが、後で“彼”が何も言わないため自分はその程度だとショックを受けていた。その後、引き留めても追いかけてもらえず喧嘩別れしてイケメン勇者の所に行ったものの、もっと強くなって以前よりも役に立てるようにしようとか、“彼”に迎えに来てくれないかななどの淡い期待をしていたので、結果としてイケメン勇者とは肉体関係にならなかったが、それが“生意気”というのもあってダンジョン内で倒れた時、装備や持ち物を全部取られて放置された。
そこを幼馴染のレーゼに助けられ、付き合う事になった。
なんやかんやあって、イケメン勇者を乗っ取っていた魔王の手下を、レーゼと元彼と一緒に倒す。
この時に、魔王にとって脅威になりそうなミリアを自分の配下に置くか始末する目的で勧誘し、イケメン勇者パーティになじまなかったため頃合いでミリアを始末予定だったことや、もし断ったらこれから成長しそうな“彼”もついででパーティごと始末する予定だったことも判明した。
レーゼ(女:幼馴染B)
幼馴染でミリアが好きな、現在の恋人。“彼”とくっつくなら認めてあげてもいいわと思ったのに、別れたので『本気か…?』となっていた。とりあえず一週間くらいは、よりを戻したらどうかと“彼”にいつつ、ミリア何時パーティに戻ってこれるよう、“彼”のパーティにいた。異常に料理が得意な魔法使い。一週間くらいよりを戻すよう伝えたが“彼”はその気も無く別の彼女になりそうな女の子が出てきたため、じゃあ私がミリアを貰っていいわねと説得を止めて、ミリアをどう落とすかの計画を立てはじめた。“彼”がミリアの愚痴を言うごとに、“彼”の好物料理を減らしていた。
ミリアと恋人同士になった後は、二人旅を始めて、余計な争いに巻き込まれるのを恐れてミリアを死んだことにしていた。その間に色々な情報を集め、最終的に“彼”と共闘してイケメン勇者にとりついていた魔王の手下を倒す。その時にミリアとの愛を再確認した。
ミリアを拘束して好き勝手できるような魔法を、使う予定はないが48種類持っている。
“彼”(男:幼馴染C なろう系の幼馴染を取られちゃった系(誤解)主人公もどき)
幼馴染のミリアに告白されたのも含めて、実はミリアの事が大好きだった。また、ミリアに『優しい所が好き』と言われていたので、背伸びをしながらそうであろうとしてしまった。だがそれと頭角を現してきたがために、魅力的な女の子が周りに集まってきて、ほんの少しいい気持になったものの、“彼”なりにミリアが一番好きで、特別なつもりだった。元々強くて才能のあるミリアに戦闘で頼ってばかりいたため、彼女に並べる人間になろうと頑張り始めたのも頭角を現していった理由だったりする。だが、イケメン勇者に勧誘されているのを見て、二人の姿がお似合いだったり、自分がミリアの成長の機会を失わせているのではないか? でもミリアを手放したくないと思い、関係が壊れるため問いただせずにいたため、結局、ミリアとの関係は破綻してしまう。喧嘩別れした時の言葉で、ミリアは同情で付き合ってくれただけだと思って落ち込んでいるが、その機会を周りの女の子が放っておくわけもなく…。
とても強くなった頃、結局、ミリアとは和解して、恋心は過去の物になり、一緒にパーティを組む程度に関係は修復される。
後に“魔王”を倒す英雄である。
イケメン勇者(魔王の手下に乗っ取られずみ)
有名な勇者パーティの一つ。だがすでに魔王の手下に勇者は乗っ取られていた。元々イケメンで性格も良く強いが責任感が強かったため、魔王の手下と戦闘した時に仲間を逃がし食い止めたがとどめをさせず、乗っ取られた。仲間に誘うふりをして、人間側の有能な人物を始末していた。だが今回、死んだはずのミリアが生きていたために予定が狂い倒された。
元に戻ったものの、乗っ取られた後遺症で休憩中である。ちなみにその後、同性の男と恋人同士になった。
折角なので設定もあるので。多分これで10万字くらいの話は書ける