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第二章(1)

 きっかけ一つで何かが変わる、変わっていく。きっと、ずっとこれからもそんな繰り返し。その都度新しい自分に出会っていく。


 新しい自分と新しい陽だまりでぷかぷかとした心地にみんなで身を委ねる。


 それぞれ次の新しいを見つけたいから、わくわくと心を躍らせつつも一瞬足を止める。次の一歩を踏み出す為の深呼吸をする。


 同じ空気をいっぱい吸って、それぞれのきらめく想いを吐き出して空を見上げたら、たくさんの楽しいが生まれた。

 これからもずっとこうして呼吸をしていきたいと願っていると、たくさんの色付いた吐息が満ちる。


 誰かが笑ったら嬉しくなって、誰かが顔を曇らせたら切なくなる。

 どうにも出来ないこともあると知っているから、そっと手を差し出しす。


 その時の精一杯の自分で居たら、「ありがとう」という言葉では足りないくらいに大事なものがたくさん増えていた。


 この掛け替えのない心地を守りながら大人になっていけたなら、なんて素敵なことだろう。


 ぷかぷか揺られながら、小さな小さなひとつひとつの幸せを掌に集めて大切に包み込む。


 いつかカラフェから注がれる馨りと色は新鮮に語らう。

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