ハムの國
三谷幸喜御体へのインタビューを見て
「実衣=(ムーミンのリトル)ミィ」のお言葉
60wが瞬く
CAST
義時=ムーミン
時政=ムーミンパパ
政子=ミムラ(字面は姐が似合う)
頼朝=スナフキン(義村?)
時房=スニフ
後白河院=ジャコウネズミ
後鳥羽帝=ヘムレン
実朝(泰時でも可)=スノーク
比企尼=ムーミンママ(?)
あくまでもイメージで、
異世界モノには、「公国」を号する国家がよく登場します。1作品に1ヶ国は大袈裟として、かなりの数を数えることになりそう。
やはりあの「宇宙植民地」や例の「世界的偽札事件」の影響が大?響きが何となくカッコイイから?
異世界モノでは、「公国」を号する国家は、成立した背景をいきなりすっ飛ばし、初っからどどぉんと(ばばぁんでも、じゃじゃぁんでも、お好みでどうぞ)とにかく存在を主張します。異世界モノは西洋社会がモデル、準拠しているモノが多数なのに、
そんなこと知ったことか、
状態です。
まぁ、「恋愛脳」や「脳筋」にとって、そこらは重要視する必要が無いのか、異世界なんだから良いじゃんで済ませているのか。
でも、こちらの西洋社会がモデルや準拠とする異世界は、こちらの西洋社会成立の過程と同じ過程を辿る、のではないか、だろう、はず、べき、
なので、「公国」について、アレコレ推察(邪推?)してみちゃいましょう。
こちらの世界では4つの公国(区別が面倒なのでこれで通します)が残るのみ。
ピレネー山脈中に在る。のとカーレースとカジノが有名な2国は、「朕は国家なり」とか「我が亡き後はなんのその」と言ったとか言わなかったとか云う王様達がいたフランスとの関係国。
あと2国は、
『ちっとも「神聖」で無く、何が「ローマ」?で、どこが「帝国」なんじゃい!』というので有名な、神聖ローマ帝国を構成していた領邦でした。
これら4国の成り立ちが参考モデルとなるのですが、
あの世界的偽札事件で有名な、かの公国も周辺証拠から推察するにドイツ第1帝国が出自、かなぁ?フランスもありといえばありなんだよなァ。
それまで、「助けてやるから、地位と領地を寄越せ」、本音は「味方になるから、地位と領地を安堵してネ♡」という有力者と、「ウム、手下になるなら土地と相応しい身分を呉れてやろう」、本音を言えば「お願い、土地と身分をあげるから味方して」という頭ひとつ抜きんでた実力者という仲であったのが、「帝国」か「王国」とその一部である「大公領」や「公爵領」なんかの貴族領の在り方。
その領主(大公、公爵)が王様やら皇帝陛下との臣従関係を解消して、お世話になりました、今日から好き勝手させてもらいます。と、独立国家になりました。と、云うのが「公国」なのは皆さんも常識。ちょっと違うところもありますが。
「候爵」の場合は「候国」。変わったところでは、「辺境伯」で「辺境伯国」(十字軍国家に有った様な?)
どうせ異世界なんだから、ということで男爵で「男国」、子爵で「子国」なんて、最近は「騎士爵」なんてのも散見する様になったので「騎士国」もオマケしちゃいましょう。(こちらの世界の歴史上でも、「騎士国」という名称が登場しますが、あれは「騎士団」の領邦という意味)どう行った経緯で成立したのか?あとは自由に妄想を膨らませて下さい。これだけで随分、頁を稼げるのでは?
さて、それまで王国、帝国の一部の公爵領やら大公領だったのが、
「公国」を号する主権国家である独立国
になる。状況とは?考えられるのは、
まずは、フランスから独立した時。
簡単に言ってしまえば、とりあえず話し合い?取り引き?で円満離縁。ただ、独立したけれど臣従関係は結んだまま、の紐付き。
神聖ローマ帝国での場合。本当はもう少し複雑ですが、
あるとき、外圧やらなんやらで帝国・王国が死亡宣告や倒産でえらいこっちゃになってしまい、貴族領主の身分と領地を陛下が身元保証出来ない、どころか、自身の地位そのものがヤバイんでない?
という状況。
貴族領主としては「アテになんねぇよ!」だから、こっちに火の手が来ない今のうち、ドサクサに紛れて領地と身分まるっとそのまま、とんずらするか、てなことです。
一方、逃げられた王様、皇帝陛下の方も自身のことで手一杯。止めることができない。でも外面があるからそんなこと言えない、強がって、「仕方ねぇなぁ、今日のところは、見逃してやる」てなことになるわけです。
さて、これらは比較的穏便な状況。
つぎは流れとして、腕にモノ言わせる物騒なパターン。
こちらの世界では、ついぞ起こらなかったパターンです(が、神聖ローマ帝国から独立した時には起きませんでしたが、その前段階として外国まで参加した内戦がありました。)
帝国やら王国から実力行使で独立。
有名どころとしてはあの「宇宙植民地」公国。
異世界じゃ無いぢゃんSFぢゃん、スイマセン。
「宇宙植民地」公国が連邦から独立するのに何故公国を号したのか、連邦の一部だったから、なのか何らかの政治的配慮なのか、ザ○家って爵位持ち?何処から叙されたの?(すみません「○RIGIN」チラ見です。印象に残っているのはジブラルタルがジブラルタルしてたこと、あれは衝撃だった)
異世界モノでは良く在る話。作中、大体現在進行形である事が多いパターンですが、そうでない場合は「昔話」、「そんなことがありました」、というところでしょうか。隣の帝国とか王国と仲が悪いのはそういった因縁なんですかね。
でも、出て行った方は何で「公国」?
「王国」を号すればいいのに。ケンカ別れしたのに誰に遠慮してるんでしょう。
そして、
ある時、突然ナントカ「公」とかカントカ「公爵」だ、なんて言い出し、ココからアッチまでがシマだ、縄張りだ、とか言う、自称「公国」。な場合。
ナントカ「公」に俺は成る。ですか、
それだったら、最初からナントカ「王」を号すればいいのに、本当、誰に遠慮してるんでしょう。
TRPGリプレイから派生した「エーゲ海じゃない方の」島戦記には、ドラゴンの身体部位名を冠した公国が登場しますが、何で「公国」なのか、ちゃんと筋の通った説明がされています。
異世界モノで、「公国」が強大な軍事力で世界征服事業を開始する。なんて作品がありますが、スタートラインが「公国」は良いとして、「公国」のままでテープを切りますかね?ちょっとでも拡大に成功した段階で「王国」やら「帝国」やらを号すると想うんですが、
あの「宇宙植民地」公国が地球上を手広く制圧しておいて未だ公国なのは地球征服じゃなく独立戦争中だから?王国を号した時のリスク回避かなぁ?
異世界の住民が自分達の足元の惑星(だよね?象の背中に載っかっている大地なの?)を何と呼ぶかは知りませんが、惑星ひとつが「○○○公国」(注;○○○内に好きな文字を入力して下さい。文字数に制限はありません。)…それが異世界…それも異世界…
「公国」を名乗るなら、それぐらい踏まえろ、よ、と。
そうだ、思い出した!バンブーでスプリングな先生のとある作品。地球のコピーがたくさんあるSF宇宙で、そのうちのひとつが「ブラジル連邦」を号しているのがあった。どんな経緯でそうなったんだろう?
もと大公領・公爵領である公国が在るなら、その親分であるかつて臣従していた王国なり帝国そのもの、もしくはそれらの後継国家なり、なんらかの痕跡があったはず、あるハズ。さて、それらは何処いっちゃったんでしょネ?
面倒だから権限で闇に葬っちゃいましたか。
「なろう」で擬似「ヨーロッパ」、「なんちゃってヨーロッパ」だから「なーロッパ」(上手い!)
誰が使い始めたんですかね。ヨーロッパの語源はギリシャ・ローマ神話に登場する「エウロパ(エウロぺ)」、ならば「従姉妹」?、「異母姉妹」?(異父姉弟ではない様な気がする)で「なウロパ(なウロペ)」。どこぞの衛星か小惑星の名前に申請、されないな。言い出しっぺでも旗は振らない、音頭もとりません。
スノークのお嬢さんは想いつかなかった。巴でもないし静も違う。無難で八重?亀?
次回予告。
「Roads to(Feudal)Lord」(予定)