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護衛任務 前編

マリーの護衛任務でサウス帝国に来ている俺とヴォル。

早速、到着翌日から護衛任務だ。 今日は、サウス王国王妃主催のお茶会らしい。

といっても王妃と王妃と仲のよい貴族のご婦人に、王女2人と第一、第二王子の婚約者だとか。

イースト王国は、外務大臣の夫人とマリーだ。


女子会だな。 


王宮の正妃のサロンに招かれていく。

俺とヴォルはマリーの護衛で外務大臣のほうは侍女がついていく。


王宮でサロン移動中はこそこそと黒髪の俺に陰口や嫌悪感をしっかり感じた。 偏見があるのは知ってたし、仕方ない。


「お久しぶりですわ、ガーネット辺境伯夫人。」って女性の声だ。 マリー同様で真の強い優しい魂の色だ。

「うふふ、お久しぶりです。 マーガレット王妃様。」ってマリーがいう。

「もう何十年ぶりだっていうのに、相変わらずマリーは綺麗ね。」っていう王妃。 知り合いか?

「そういう、マーガレット王妃様もお変わらずですわ。」

「今回は内輪なんだから、昔見たいにマーガレットっでいいわよ。 従姉妹なんだから」っていう王妃だ。 へー、親戚か。


んで、席に案内されながら、紹介していく。 第二王女は、リラっていう名前らしい。 

セオドリックの婚約者だとか。 魂の色は白い。 あの王子も見る目があるのか。 あと彼女も黒髪らしい。 なので滅多にお茶会は出席しないみたいだが、イースト王国からってことで王妃が連れ出したとか。


「マリーの護衛は、可愛いナイトね。 彼が手紙で書いてあったノアール君?」って王妃だ。

「そう。 ノアールは、あった時は可愛いらしかったのに今はカッコ良くなっちゃってね。 うふふ、私の息子みたいな感じよ。 ヴォルも可愛いし、2人ともいい子なのよ。」っていうマリー。 俺らいい子か?

「あの、マリー様、セオ様がおっしゃってましたが、イースト王国では本当に黒髪でも差別はないんでしょうか?」

「リラちゃん、無いわよ。 ノアールなんて、リラちゃんより色が漆黒でしょ。 それでも、髪色での偏見はないわ。」

「リラ、安心しなさい。 自信もてばいいだけよ。」

「はい、お姉様」


誰か来る。 人間が3人か。

「マリー、3人がここに向かってるが、今いる人間が全てだよな?」

「ノアール本当? 敵意はある?」

「殺意はないけど、あんまりいい感情ではない」


「マーガレット、心当たりある?」

「はぁー、多分ジョアンナと、ルーシャンとあの子ね。」

「とりあえず、ノアールとヴォルは手は出さないでね。」ってマリーに言われた。

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