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再びノース国、今度はノースウェストインへ 後編

開戦して4時間で撤退って早くないかって思いつつ、タバコに火をつけて一服。


「ったく、今の戦争って全滅とか、大将の首とったとかじゃねぇーかよ」って俺の愚痴、ってあれ?「ヴォル、ちょっとここで待ってろ」って言って森のほうへ走った。


「敵さんの諜報か?」

「なんで?」って女の声。 まぁ殺したけど。 んで、他にも5人ほどいたから殺しておいた。


「ヴォル、お待たせ」

「兄貴、どこにいってたんすか?」

「ああ、森の中にたぶん敵さんの諜報がいたから始末しておいた。」

「そうだったんすね。 戻りますよ」ってヴォルに言われた。


結構、返り血とか泥とかついてんだろうな。 洗い流したい。

≪ノアール、言ってた通りお前の剣技は殺人剣だな≫

(戦い中、静かだったな)

≪お前が人間殺してくのが早くて魂食べるのに集中しておった。 満腹だ。≫

(そりゃ、どうも。)

≪ノアール、魔法の深淵を極めたんだから、温水出せば綺麗になる。 まったく、使い道を考えろ≫

(まじか。 すっかり、忘れてた。 うは、出た少しはさっぱりしたな、んで温風を纏って乾燥完了だ。)


「兄貴、いきなり温水出してなにしてるんすか!」

タバコに火をつけて一服しながら「悪りぃー。 返り血とか泥とかきっとついて気持ち悪いって思ったらサタンが、俺 温水出せるっていうからよ、試した」

「はぁー、まあいいっすけど。 にしても、兄貴相変わらず早過ぎっすよ。」

「そうか? まぁ途中で少し早めていったからな。 にしても、敵さんの撤退早くねぇー」

「俺もよくわからないっす。」

「だよなぁー」って言いながらのんびり戻った。


この戦、7万対15万の戦いでノース国の勝利となり、3万の兵、そして戦の指揮官を失ったインズ国はノースウェストへ撤退した。

約5時間の戦で、ノアールは8万の兵と指揮官、ヴォルは2万の兵を倒していた。

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