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学園の休み

俺とヴォルは、学園が休暇にはいったから一度イーストエンドに戻った。


なんか祭りかって言うぐらい人間がいる。

ザックに会いにマスター室をノック。

「ザック、ノアールだけどはいるな」って勝手に入った。


「ノアールとヴォルか、わりぃが座って待っていてくれ」って言われた。

座って、タバコを一服しながら待っている。

すると、マスター室に誰かが入ってきた。

「マスター、とりあえずランクB以上の冒険者2,000人が緊急招集に応じてくれました。」って男の声。

「そうか、ベルグの旦那の所の私兵騎士が5,000、ドレイバー侯爵が1万で、冒険者があっちは5,000だってきいたな。 2万2000か。 あと30分後に、各パーティの代表と話すから大会議に集合させておけ」っていうザック。

「はい」って男はさっていった。


「ふぅー、間に合うか。」ってザックがいう。

「スタンビートか?」って聞いておいた。

「ノアール、ヴォル、お前らの休暇なのにな。 ノース国から援軍依頼だ。 数日前だ、ノースウェストの砦がインズ国の軍によって陥落した。 ノース国の国王から、イースト王国への援軍要請が昨日きてな、王都からも軍2万の派遣が決定したが、トレイバー侯爵、ベルグの旦那にも軍派遣要請が出てんだ。 イーストエッジから山越して1ヶ月、ノース国王都までは約1ヶ月。 ここからでノース国の王都まで2ヶ月以上だ。 ノース国が陥落しなきゃいいがな。」っていうザック。


「ノース国ってよ、山に囲まれててんだろ。 なんで、インズ国が進軍したんだ?」

「俺も詳しくはしらねぇが、ノースウェスト側の山に突如穴が空いて、そこからノイズ国の軍5万がなだれこんで、数日で陥落したみたいだ。」

「ノース国は今7万の兵と冒険者で、ノースウェストインで1週間後に開戦らしい。 宣戦布告があった。 それに伴って友好国であるイースト王国に援軍要請だ。 もともとノース国は傭兵じみた冒険者と軍の人数も多くなく10万といねぇ。 総人口がもっとも少ない国だからな」

「それで、人間がイーストエンドに多いんだな。」

「ああ、イースト王国としてもノース国の陥落だけは避けたい。 なんせ、次はここになるし、ノースの農地改革技術は一部だけイースト王国に伝授されてるが、他の国に渡るのはまずい。 という事でノアールもヴォルも休みで来てくれたのに悪いが、そんな事情でベルグの旦那も出兵準備に追われてる。」というザック。


あの迷い人、レンジの技術がインズに渡るってことか?

≪最悪、お前の好きな温泉もだ。≫

(それは嫌だな。 戦争なら、サタンも人間食えるな)

≪ああ、そうだ。≫


「ザック、んじゃぁちょっくらヴォルとそいつら狩ってくるわ」

「兄貴、戦争っすね! うっひょー」っていうヴォル。


「ノアール、ヴォル、待て。 買い物いくみたいにいうなぁーーー! 説明してくれ」ってザックに言われた。

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