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学園の入学式へ

学園の入学式の日。

俺は、朝、ちゃんと弁当作って、朝食も用意して、食べてコーヒー飲んで一服中。

ヴォルは、朝弱い。


「ヴォル、俺は、今何時かしらないけど、起きなくていいのか!」って叫べば、バタバタしたヴォルが制服をきてるのか慌てている。


「兄貴、今8:30分すぎっす。」って言っている。

俺の体内時計的にもだいたいその時間だから、狂ってなかったな。


俺は、コーヒー飲みながら、「9時からなんだろ。 十分間に合うじゃねぇか」っていった。

「モグモグ、それが、新入生は8:45までに講堂にいなきゃいけないっすよ。 モグモグ、しかもこの寮から離れていて、普通にあるくと15分以上かかるっぽいっす」って食べながらいう。


「普通に行かなきゃ、走れば1分だろ。 講堂って人間がわらわら集まってるところだろ」


「まぁそうっすけど、着地だけは気をつけてくださいね」って言われた。

ってことで、俺達は校舎を飛び越えて講堂の裏手に着地してから、講堂に入ろうとした。


「君達、ギリギリだよ。 学科とクラスは?」

「冒険科のGクラスっす」ってヴォルが答えた。

「落ちこぼれ組か、中央の末席の席だ。」って言われた。

「了解っす。 兄貴いこう」ってヴォルが俺の手を引く。 

人間多すぎると色がグチャグチャで物体検知が近くじゃないとわからない。

それを察して、ヴォルが俺を席までつれていってくれるわけだ。 端に俺が座って、隣がヴォル。


全ての人生で初の入学式。 数十人ぐらいが入ってきてた。

しばらくして、「これより、イースト王国 魔法剣士学園の今年度の入学式を始めます。」って男の声だ。


来賓の挨拶やらが続く。 飽きる。 つまらない。

「兄貴、入学式ってつまんないっすね」って小声でいうヴォル。

「ああ、同感だな。 授与式思い出す。」

「そうっすね。 って兄貴ほとんどいかずに代理たててましたよね」って言われた。

だって、その後面倒な貴族と会話しなきゃいけないんだぞ。 だったら代理でいいだろ。 って心の中で思っていた。


学園長挨拶だ。

「新入生諸君。 入学おめでとう。 わしは、ダドリー・エドモンド公爵家当主兼本学園の学園長である。 騎士科、魔法剣士科、そして冒険科の一部は貴族が多い。 貴族としての誇りを胸に貴族らしい振る舞いを、また平民諸君も切磋琢磨しこの国を守れる騎士として成長することを願う。」って言っているよ。 選民意識高すぎじゃねぇ。 トリスの奴が作った時は違かったんだろうな。

まぁ、エドモンドって、そういやベルグがあの魅了使ってたとこの派閥だっていってたな。 まぁ腐ってるな。 興味ないけど。


んで、生徒会長だかの挨拶があって、新入生代表は、第三王女だった。 あー、あいつ同い年だったんかいって思いつつも拍手するから周りに合わせて拍手した。


「兄貴、終わったみたいっす。」

「次、クラスに行くんだっけ?」

「そうっす。 もう少しはけてからクラス行くっすか?」

「ああ、そうしてくれ。 色グチャグチャだよ」


って言ってある程度、人間がはけてから、講堂の席をたった。


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