学園の寮へ
俺とヴォルは、試験終わって寮へ移動。
なんか遠いなっておもったら、平屋の家。 学園の寮って平屋なのか?
そしたら、人間が1人平屋からでてきた。
「君達がギブソン君にバハムート君かい?」っておばさんの声だ。
「うんそうっす。」
「いちおう私が寮母のマリアっていうんだけど、ここの平屋ね、長年使ってなくて、急いで掃除しておいたよ。 まだベットもないんだよ。 君達2人はここで住んでもらうという指示がでてるんだよ。
私は、ここから500M手前の冒険科の5階建ての寮の寮母で、主にそっちにいるのよ。 朝食は6時から8時まで、夜は18時から20時までに、そこの寮にきてもらえれば提供するよ。
いちおう、平屋にもキッチン、浴槽付きの風呂がついてるから自炊も可能だけどね。」
ほうほう、さっき通りすぎた建物が普通の寮なのか。 やっぱり、平屋ではないんだな。
「了解。 んで、家の周りにある柵内も俺達が自由でいいのか?」
「ああ、そうだよ。 明日草むしりしようと思ったけどね。」
「俺達でするから大丈夫だ。 ベットもいい。」
「そうかい。 なんかあったらいつでもくるんだよ。 まったく、何考えてんだかここの学園長わ。 こんな子達に。 もう寮に戻らないと。 またね。」って、いいながら去っていった。
「兄貴、すごいボロ小屋っすよ。」
「嫌がらせだろ。 でも、俺らだけで快適じゃねぇーか。」ってタバコに火をつけて一服する。
入口で、倒れかけてボロボロの柵を魔法で修理した。
「ヴォル、曲がってないか?」
「兄貴、魔法すごいっす。」って言われた。
そして、平屋もといボロ小屋の中は、隙間風ならず、雨もりや風が直接はいるほどボロい。
雨がしのげる程度だ。
「俺、スゲー準備いいかも」って言って外に木材を次元ボックスからだした。
「兄貴、なんで木材なんてあるんすか?」
「ああ、もともと魔境の森の小屋拡張するのに木材を森で木を伐採して用意してたんだ。」
「兄貴、準備いいっす」
「じゃぁ、ヴォル、大黒柱いがいは板を外すの手伝ってくれ。 綺麗に外せよ。 あとで外見のハリボテに使うからな」
「兄貴了解っす」
っていいながら、俺達はベリベリはがしていった。
大黒柱の状態はいいみたいだ。
平行して、丸太を積み上げていく。 ログハウス作ってみたかったんだよな。
屋根も木材カットして作っていく。
キッチンは、まそのままで、床板もはめこんでいく。
ちょっと高めで広めの玄関つくって靴脱ぐ方式。 ヴォルも床板はめている。
中央に壁作って左右を各自の部屋だ。 キッチンの所には1枚板で作ったダイニングテーブルで、ベンチ型の椅子。
絨毯ってか、ビックラビットの皮を舐めして絨毯にした上に、ちょっと寛げるソファをおく。 ローテブルもおいた。
もっとも時間をかけたのが、風呂だ。 浴槽は檜木風呂は諦めて買ってあった浴槽。 洗い場のタイルも全部変えて広くした。 脱衣場作った。 洗面台はヴォルに手伝ってもらって、水道管を分岐させて2つある。 俺が風呂入ってるときに邪魔されたくないからだ。 風呂場は広い天窓つけたし、窓が開くようにした。
リビングにも天窓つけた。
ヴォルとサタンに見えないのにって言われたけど雰囲気だってーの。
それぞれの部屋はベットのみ。 俺の部屋は窓側にダブルサイズのベット。
中央に畳みにちゃぶ台、ビックラビットの座布団だ。
ヴォルはベットだけでいいらしい。
「張りぼても周りと屋根つけたからこんな感じか?」
「流石、兄貴 拠点作りしまくってたかいありますね」
「そうそう遠征に行く度に砦やらも作ったからな。」
って、いいつつ、夕食時間の前には平屋のリフォーム終了だ。 魔法便利すぎ。
その後、俺達は外の庭を少し伐採して、エルモ、ロコモの肉でバーベキューだ。
とりあえずの新居?祝いだな。
そのあと、風呂の湯加減をヴォルに見てもらって、風呂にゆっっくり使って、とりあえず新居の部屋で実体化したサタンと楽しんで寝た。
試験あったり、寮の平屋改築したりとなかなか盛沢山の一日だった。