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魔境の森より北へ


俺は北上方向に走りつつ魔物、悪霊たおして2週間以上かな、魔鏡の境界を超えた。

そして、そこから俺としてはゆっくり山を登りつつ、索敵して移動。

(蛇、熊、とら系の魔物がおおいな。 ノース国が魔鏡探索しないわけだ。 ってついでに悪霊もおおいな)

≪俺の食事だ≫


所々に集落跡地みたいなとこを見つけては、生命反応を確認する。

今も跡地っぽい所にいる。

(外れだな)

≪もう本当にいないのかもな≫


それからさらに北にすすみつつ索敵。 古びた建物を発見したっぽい。

(古城の跡地か?)

≪みたいだ≫


跡地に向かって歩きだすと、魔弾が飛んでくる。 

なんだっていうんだって、思いつつもギリギリのところでかわした。

(はぁー、生命反応ないぞ)

≪無機物が攻撃とはな≫

(ってことは、ゴーレムかよ!)って心で叫びながら、まじ今の俺にとってはやりずらい。 

物体検知しつつ、魔石の場所探しだ。何体いんだよって叫びながら、魔石を破壊して動きを止めた。


(ゴーレムって魔石破壊する必要あるからよ、あまり身にならないんだよなぁ。 だいたい、土、鉄がおおいし、最後はアマンダ鉱石で、出来てたからこいつだけ回収だな。)って愚痴っている俺。


やっと建物についたが、廃城だなこりゃって思って、とりあえず、1階の適当な所で、肉、木の子とか焼いて食事の時間だ。 火加減は、サタンが教えてくれる。


≪して、なぜゴーレムがこんなとこにいたんだ?≫

(製作者の命令を遂行してるだけだ。 製作者が死んでもゴーレムは魔石さえ破壊されなければ動き続けるわけだ。 何か、じゃないけど何者かがいるんだろう、この地下に。)

≪行くのか?≫

(悩み中。 行ったら行ったで面倒になりそう。)

≪ほう、なんでだ?≫

(テンプレ的にだ、いたとして魔族の娘、または吸血鬼族の真相の娘とかだ。 んで、封印されて長い眠りにはいってたとしてだ、起こして俺の利益にならないだろ。)

≪ほう、なんでだ?≫

(パターン1、その場で攻撃したきたらいくら生き残りでも殺す。 

パターン2、懐かれたら面倒だ。 世話する義理もない。 俺には、ユウトみたいなハーレム願望もないし、戦力になるかって言われたら悪霊においては邪魔だ。)

≪ははは、なるほどな。 俺は別にノアールが他の女を抱いても気にしないがな≫

(そこだ。 俺が、嫌なんだよ。 サタンの女バージョン以外の極上の女はいないし、俺自身が面倒なのに、面倒ごとを抱えたくないだけだ。 それに詮索されるのも嫌だしな。 以上。)

っていって、寝た。


◇◇◇

Side:???

私は、ユナ。 人間の魔族狩りの時、生き残った魔族、鬼族、そして吸血鬼族で力を合わせて反撃した。 女王の立場なのに、最後に生き残った魔族の家臣たちに、吸血鬼である私であれば永い年月を生き残れるって言われて、この城の永眠の眠りについた。


そして今私が目覚めたといことは、私と共にする男性が現れたのね。 早く迎えにきて。 もう独りは嫌なの。


___え、来ない。 なんでよー。 

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