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【不遇転生】魔神と俺~人生ハードモードだけどせめて平均寿命まで生きたい~  作者: 八木恵
1章:幼少から少年期(魔境での生活)
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悪霊退治

それから5年、俺は魔境の森の奥で修行に明け暮れていた。 年齢も10歳になった。 

少しは強くなったと思うが、未だ出会うっていうか、襲ってくる悪霊は、俺の奪った感覚は持っていなかった。


俺はいつも通り森を訓練がてら走ってる。

(なぁ、サタン、あそこに感じる巨大なのって、悪霊か?)

≪ああ、間違いない。≫


って言われて、俺は期待しながら猛スピードで悪霊の方へ向かった。


◇◇◇

Side:???

俺達は、イースト王国にある辺境の町イーストエンドの冒険者ギルドに所属している冒険者だ。

イーストエンドは、イースト王国から唯一魔境へ入る事が可能だ。 冒険者ギルドでは、定期的に魔境の調査をしている。 狂暴で危険な魔物の巣窟だが、眠れる鉱物があると聞く。


俺達は、魔境の森にはいって1時間。 魔境の森の魔物は非常に強く、ランクAのパーティが4組、総勢16名で今回調査に来たが既に半分が負傷している。


俺達は、これ以上先に進むのは危険と判断し、撤退しようとした矢先、異形の姿をした魔物が現れた。 それは、次々とそれは冒険者を捕食していく。 皆、逃げるのに必死だ。


「あれはなんなのよ!」

「悪霊だ!」っていったのは、私の所属しているパーティのリーダー ザイ。

「エイラ、お前は転移して、イーストエンドのギルドに報告しろ!」

「ザイ、わかったわ。 絶対生き残ってよ」って言って転移した。


「これは、全滅だな」とザイは、剣をにぎり異形にむかおうとする。


その時、ザイの目の前に、漆黒の長い髪を纏めて、漆黒の剣、いや形が違うが武器を両手に持った少年がたちはだかり、そのまま悪霊にむかって斬りかかる。 少年の動きは身軽で素早く悪霊から伸びる触手をかわし斬りつけている。 そして、漆黒の炎を剣に纏わせると、悪霊の胴体を分断し、漆黒の炎により悪霊が消滅した。


少年が地面に着地すると、たたずんでいると思ったら、急に苦しむのだった。

怪我でもしたのか?と思い、ザイはその少年の方へむかう。


◇◇◇

悪霊を無事倒した俺。 ふぅー、なかなか強かった。


≪ノアール、まだまだだが良く勝てたな。 悪霊が捕食した人間の魂はまぁまぁだったぜ≫

(いつのまに、食ってるんだか。 あれ、俺おかしい)


≪ノアール、意識手放すな。 人間がきてる。≫


ってサタンの声が聞こえたのが最後だ。

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