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【不遇転生】魔神と俺~人生ハードモードだけどせめて平均寿命まで生きたい~  作者: 八木恵
2章:少年期(イーストエンドでの生活)
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バルジェラ公爵の影

Side:???

フィリップの奴を始末したあと邪魔が入ったがまぁいい。 集合場所に今回の指令の部下が来ないが、グリフは始末されてた。


仕方ない、公爵家に戻るか。


「当主様、指令通りフィリップとグリフを始末した。」

「ご苦労。 最近奴らはお前達の存在を探しておったしな、まぁ魔境で死んでくれればいいものを、使えぬ駒はいらん。 ガーネットも気に入らないがあやつはなかなか手がだせん。 今回の王家の命令を上手くつかってやつを失脚させるさ。」


この当主、どこまでも権力を維持したがる。


「誰だ!」って気配を感じてナイフを投影した。

っち外したか。


「侵入者だ」っていうと、当主付きの影の護衛が5人ほど現れた。


俺たちの前に現れたのは、黒のフード付きの外装をきた少年。 俺がさっき始末したやつ。 なぜ生きている!

「お前は、さっき毒で殺したはず、なぜ生きてる!」


「簡単だ。 俺に毒は効かねぇー。」っていう。 はぁーあ、特別調合のトリカブトだぞ。 まさか俺に道案内させるために。。 

いつのまに、当主の護衛についていた部下5人も殺された。 ちぃ、こうなりゃ最後の手段の毒でって懐に手を入れたところで、少年に斬られた。


「証拠の品だな」

「くはぁ」っていう俺。 まさか俺がいとも簡単に殺されるとはな。 この化け物が。

≪歪みきった魂は俺の好物だ。 いただきます≫


◇◇◇

Side:バルジェラ公爵当主

いとも簡単に少年によってわしの影が殺された。 ばかな。

少年がゆっくりわしの方へくる。


「まて、わしと取り引きせんか?」

「取り引き?」

「ああ、わしの部下になれ、そうすればお前の望むものを与えよう。 金、地位、名誉だ」

「ふーん、でも俺の望はお前の魂だ」


何いっている。 ってわしの胸に既にナイフが刺さっている。

いつの間に。 このわしに楯突くなど。。


≪こっちも歪んでる。 上手く魂だ≫


◇◇◇

俺、ノアールは上手くバルジェラの屋敷に侵入して、影ってやつと当主を殺した。 ザイとエイラの仇もあるが、色が汚くて反吐がでる。


≪ノアール、お主なぜ愛刀ではなく、こやつらの武器で殺した?≫

(俺の愛刀をこいつらで汚したくないってのもあるが、ザイとエイラを殺した毒を所持してるだろ。 まぁ当主殺害は、内輪揉めっていう演出だ。)

≪あはは、さすが俺のノアールだ≫

(はぁああ、いつの間に俺はサタンのものにって、そういやセックスしたな)

≪そういうことだ。≫


って会話しつつ、小屋に戻って風呂はいって寝た。

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