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【不遇転生】魔神と俺~人生ハードモードだけどせめて平均寿命まで生きたい~  作者: 八木恵
2章:少年期(イーストエンドでの生活)
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王都から来た魔境の調査隊 前編

王都から騎士、魔法騎士15名とフィリップとグリフが魔境の森に入った日。


俺は奴らが来たから仕方なく、小屋の外に出た。

なんでこいつらいつも馬車とか乗馬してくるんだか。。。


「ノアール君、おはよう」ってフィリップに言われた。

「おはよう。 マスターに言われて来ただけだ。 この先、馬は行けないがわかってるか?」

「ああ、僕とグリフは馬を降りるが、彼らは言っても聞かなかった。 僕たちの馬の世話を頼めるか?」

「ああ、わかった。 とりあえず、選別だ」って言って回復ポーションと魔力回復のポーションを各10本あげた。

「こ、こんなにいいのか?」

「ああ、マスターが選別だと。 生き残れって言ってた。 あと、悪霊でたら逃げろ。 俺からの言葉は以上だ。」

「貴様、相変わらず団長に!」ってグリフがいう。

「黙れ、グリフ。 ノアール君は我らの恩人だ。 さぁ王都の連中が騒ぐ前にいこう」っていって通りすがった。


(馬がかわいそうだな。 って、サタンは動物の魂には興味ないな)

≪ノアール、何度いえばいい。 白き純粋な魂は、俺に害なんだ。 あの先程の人間も当初は淀んでたが俺が捕食可能なギリギリだ。≫

(まぁそうだな。 ってか俺だけ七色とかなくねぇー)

≪仕方ない。 2世界の神に愛されつつ不遇ばかりのお前の魂は、神にも俺にもそして悪魔、悪霊にとってもはや争奪戦だな≫

(それは聞いてるけど、サタンは俺を食べないんだ? もう13歳だ。 いつでも食えるだろ)

≪食えるが、ノアールの今生、お前の生きたい姿をみたくなったまでよ。 それに俺も一部の力だけしか渡していないんだ。 魔神としてノアールにつきあうのも悪くない≫


本当サタンの言葉はたまにわからないけど、こいつは最後の最後まで裏切らないってことだけわかる。 ずっと思考一緒だけど、俺だって頑張って深層心理の思考はサタンだって読めないようになった。

サタンを排除することは無理だけど、もし排除できてもしないだろうな。 神に悪魔に操作されずーっとハードモードの俺だ。 もし来世がきてもハードモードなら、終わりにしたい。 だから今生、俺の好きにするって決めた。


≪ノアール、深層心理にいくのは勝手だが、さっそく馬が暴れて魔物が襲っているぞ≫

(サタン、散り散りじゃねぇーかよ。 まぁこっちには好都合か)


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