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卒業パーティーに参加 中編

断罪イベントから、何やら星見の話しになった。 マジか?


「星見だと。 何をみたんだ。 フルーティ嬢申してみろ。」って国王。

「はい、今日から半年後、魔鏡の森の魔物の氾濫により各国に被害が多発します。」


え? んなわけねぇーだろ。

でも、会場内はみな騒然となってるよ。


「皆の者、静かに。 フルーティ嬢、その星見は誤りだ。」

「父上、しかし、先月のスタンビートの予知はピーチの発言でした。」


あー、確かにあって行ったな。 イーストサウスのほうだ。

「魔鏡については、ありえん。 そうだろ、モルスター大公」って国王、俺にふるなよ。

「父上、あの元平民がなんだというんですか! ギブソンっていう名字だ! しかも、聞いたこともない大公ってどういうことですか!」って王子は、俺を指していってるよ。 人を指すなよな。

「エリオット、そして他の者も静粛に。 モルスター大公様のご意向で各国の要人のみ身分については学園卒業まで機密にしておった。 本日皆に発表する事になった。 モルスター大公様は、この大陸の何処の国にも属さず、不干渉、そして魔鏡の森がモルスター大公様の土地で、魔鏡の森あらためモルスター大公国と本日からなった。」


「父上、どういう意味で?」


まぁそうなるよなー。 みんな不思議な顔だ。


「各国の取り決めで、魔鏡の森を制覇した国が魔鏡の森を管理する事になっていたが、長年制覇出来ずだ。 が、モルスター大公様一行が既に制覇しておった。 わしも他国もやられたわ。 引き続き、各国モルスター大公国への出入りは自由だ。 して、モルスター大公様、魔物の氾濫はございますか?」


「定期的に間引いてるし、魔物が外に出ないようにしたからないな。」って言っておいた。 

「兄貴、説明が足らないっす」ってヴォルに突っ込まれた。

「魔物が外に出ないように、各国に頼まれて念のため結界はりめぐしたから」


「という事だ。 各国で結界を確認済みだ。 前置きが長くなったが、モルスター大公御一行、本日はイースト王国においで頂き感謝します。 では歓迎と祝賀会を始めよう」


って事で、ようやくシャンパンで乾杯だよ。 ぬるくなってたから、急いで新しいのと交換した俺たち。


ファーストダンスをルーシと踊ることになるし。

「われは、ノアールと踊れて嬉しいぞ」

「ルーシ以外とは踊らないけどな」っていいながら踊っておいた。


その後、いろんなやつが来て、ダンスを申し込まれたり、いろいろ探り入れる貴族とかも来たけど、ルーシも俺も全部無視してやった。 もちろん、ヴォルとグリもだ。


こうして、無事、俺は学園を卒業して、なんだかんだで魔境の森が俺の国になった。

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