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最終学年はSクラス 前編

3-Sについた。

エリックについて教室へはいった。 旧校舎と違って階段式になっていて、机は広くて、椅子もベンチで豪華で3人席になっている。

他のクラスは40人だけど、このクラスは俺たちいれて30人だ。


俺たちを見てるクラスの反応は様々だな。 色は見ないようにしてる。

「はい、静かにね。 このクラスに入る事になった、ノアール・ギブソン君、ルーシ・ガーネット嬢、ヴォル・バハムート君だ。 ギブソン君とバハムート君は、皆より1つ上で、彼らはギブソン君の病気治療の関係で1年以上休学してた。 2人とも、もともと冒険科だったんだけど、諸事情というよりギブソン君の実のご両親が高位貴族でこのクラスに編入になった。 バハムート君は、ギブソン君の護衛騎士。 ガーネット嬢は、ギブソン君の婚約者だ。 ちなみに、ギブソン君とバハムート君は、ギルドランクSSで、ガーネット嬢はランクA。 午後の実技は、単位取得済みだから。」ってエリックが説明した。


「元平民」「うそでしょ」とか聞こえるが無視。

実際復学や編入にあたって勉強やらしたし、ルーシは編入にあたってに筆記試験、実技試験した。 その結果、実技教えることないんじゃなぇーって判定。 てわけで、結局午前だけの学園生活だ。


席は窓側の最後尾で、窓側から俺、ルーシ、ヴォルで座った。 

学科は、「地理」、「歴史」、「魔法学」、「戦略」、「薬学」、「魔物・植物学」、「数学」、「経理」、「経済・経営」、「統計」だ。 マナーとかダンスは、実技の選択科目らしい。 


授業が始まって、

俺はバックから教科書だしてパラパラとめくりながら読んでいく。 

ルーシとヴォルはノート出して書いてる。


「ノアールは、ノート書かないのか?」ってルーシに聞かれた。

「ああ、盲目の時は教科書文字全部読めてたわけじゃないから書くことあったけど、今、見えるから読んでるだけだ」

「パラパラめくるだけで、よんでるのか?」

「姉貴、兄貴は速読できるんっすよ。 しかも一度読んだら忘れないんっす。」

「ノアールは賢いと思ったが、天才だったんだな」

「過去のハードモード人生の賜物だ。」

まじ、学力に関しては病弱の人生が役立っているよ。

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