表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【不遇転生】魔神と俺~人生ハードモードだけどせめて平均寿命まで生きたい~  作者: 八木恵
1章:幼少から少年期(魔境での生活)
16/182

ノアールの小屋

俺達は、俺の住んでいる魔境の森の入口にある小屋に到着。


「ちゅいた。 うま、めんにょうした」って言った。 さっさと帰れだ。

「偉いな。 ノアール、もう夜だ。 ノアールの家に泊めてくれないか?」ってザイが聞いてきた。

「うーん、おふとんないにょ。 夕飯、まもにょ いい?」

「夕飯は、エイラが作るし、寝袋あるから気にしなくていい。 エイラはお前のベットでいいか?」と聞かれた。

「うん、いいにょ。 ジャイ、俺きたにゃい?」

「ああ、かなり汚れてるな。 風呂はいりたいのか?」

「うん、しゃっぱり。」って言って家をあけて4人を入れた。 ザイが汚いっていうから、風呂場にいってお湯をはる。 この小屋作る時に浴槽ほしさにすげぇーがんばった。


「ノアール、髪洗ってやろうか?」ってザイがいう。

「ジャイ、洗う? 俺、きゃみきる」って風呂場でお湯はりまち。 手でここまでってしないと溢れるからな。 


◇◇◇

「ザイ殿、ノアール君は?」

「ああ、あいつ風呂おけにお湯ためてんだ。 この小屋作る時に、お湯溜めるってきかなくってな。 なぁエイラ」

「ええ、って、あのままドロドロだと、ノアールそのまま湯船はいちゃうから、ザイ見てあげて」

「了解。 ノアール、髪洗ってやろうか?」と冒頭へいく。

「エイラさん、ノアール君はいつもお風呂に?」

「ええ、好きみたいです。 お二人とも食べ物の好き嫌いは?」

「特にないです」と恐縮するフィリップだ。


それを聞いて、夕食づくりをするエイラである。


◇◇◇

一方お風呂場。

お湯が溜まって、ザイに髪の毛と身体も洗ってもらいって、湯船でぬくぬく中。 やっぱり、風呂はいいよ、風呂。

「ノアール、悪霊の所についた時、人間は生きてたか?」

「あくにょう、やった。 あくにょう、大きかった。」

「そうか、悪霊は強かったか?」

「うん、つにょかった。 再生する。 だから核ねりゃって燃やす。」

「そうだったのか。 よく勝てた」っていわれた。


ザイは、俺が人間を殺した可能性も考えたのかもしれない。 結局、殺さなくてもあの場にいた時点で悪霊に捕食されるから同じだな。


その後は、エイラの作ったご飯食べて、俺はすぐエイラと寝た。

翌朝、ザイ、エイラと私兵達4人は馬車と馬を連れてイーストエンドへ向かった。

ようやく一人になれた。

◇◇◇


ここは、バルジェラ公爵家の屋敷。

エリッサの悲報を受けたバルジェラ公爵家当主。

「魔鉱石も見つからず、私兵騎士団長ともに死亡とはなんとも言えぬな。 そこまで魔境の魔物は強いという事か。 王家からの依頼ゆえに行かせたが今回は損害は大きい、ギルドに抗議して慰謝料をもらうにも大した金額にはならんな。」と手紙を読みながら呟くがそこには娘を失った悲しみはない。 もともと、プライドだけ高く、我儘な娘の扱いに困っていたというのもあった。


「しかし、冒険者2名が生存というのは、我が私兵が冒険者風情に劣っていると思われてしまう。 口封じが必要か? まぁ、フィリップが生きていたのはまだましか。」と独りごとのようにいいつつ、そこにはバルジェラの影と呼ばれる暗殺集団がいる。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ