オスカーVSノアール
もう30分ぐらいこいつと剣いや刀をぶつけながら戦っている。
まったく俺の剣技と同じで、自分の分身と戦っている気分だ。
「はぁはぁ、兄上、いやノアールの剣技は素晴らしい。 僕にもっとみせてよ。」ってぶつかりながらいう。
「やっぱり、お前、俺の剣技コピーしてるな。」
「コピーだけじゃないよ」っていってオスカーが、南雲斬をしてきた。 こりゃまじいな。 辛うじて致命傷は避けた。
「ヤンとロイに致命傷を喰らわした技だよね。 ちゃんと見てた。 兄上にはここで死んでもらう。 じゃない、母上は僕を見てくれてないんだ!」
おいおいマザコンかよ。
≪ノアール、こやつを倒すすではあるのか≫
(黙ってろサタン。)
「はぁはぁ、さぁ、もいういちど食らって、自分の技で死ね」って南雲斬でくる。
俺は全部いなした。
「馬鹿な!」
「自分の技の弱点はしっているもんだ。」そういって最終奥義 九重翔剣をくらわせた。 やつは瀕死だ。 最後で魔神の炎で燃やしつくすと思い、心臓にある核を貫いた。
「ノアール、やめて!」って女の声だ。
「兄貴、無事っすか?」ってヴォルの声。
刀を抜いた。
女はオスカーのほうに行く。
「兄貴、酷い傷だ。 早く撤退しよう」ってヴォル。
ずーんって、低い音がする。 気づいてるのは、俺だけなのか。
≪ノアール、感じたか?≫
(ああ、最終ボスだろ)
「ヴォル、今すぐそこにいる人間も連れてにげろ! グリもだ。 やばいのがくる!」
「でも兄貴、」
「時間がねぇー、すぐ行け! 早くだ。 超特急で離れろ」
「わかったっす。 兄貴死なないでくれよ」っていって人化を解いたヴォルが飛び去った。
人間は、前に用意した籠に乗せていったようだ。