エルダーリッチVS ノアール
「エルダーリッチって、ったく4本腕あるか。」
っていいながら、俺は愛刀に魔神の炎を纏わせて、悪霊エルダーリッチに切り込んだ。 カチンという武器が当たる音。 見極めたか、同時に蹴りをいれたが硬い。 向こうから魔力が込められてたパンチがくるのを辛うじてかわして、刀で腕を切りおとした。
「ちぃ、なかなかやるな。 っておいおい、腕再生するのかよ」
「「あはは、やっとお前に勝てる、勝てるぞ」」
「ああそうかい」
って言いながら、向こうはバシバシ魔法はなってくる。 いなしつつ、愛刀一本しまってもう一本はさやに入れた。
「「諦めたのか。 死ね」」って極大魔法を放ってきた。 おいおい、王宮崩れるぞ。
『抜刀術 双紋線』で、魔法を刀で弾き上げ、鞘をエルダーリッチの横っ腹にぶち当てた。 横に耐性を崩したエルダーリッチ。 「「ぐほぉ」」って効いたようだ。
これで終わりとは思ってない。
刀を鞘にしまい、やつから少し離れて低姿勢になり『奥義 南雲斬』で、急所を切り刻む。
「「ぐはぁ、俺たちが負けるわけには」」ってまだ立ち上がろうとする。
「知るか。 死ね」って最後は愛刀二本で、十字斬りし真っ赤な核を魔神の炎の業火で燃やした。
「「オスカー殿下、お役に」」っていって灰になった。
「はぁはぁ、まじ疲れた。 って、休憩してられないな。」
≪ああ、あそこにいるのは、巨大な力を得ている。 ノアール死ぬなよ≫
(俺が死んだら、魂はお前が食べるんだろ。)
≪ああ、だがあれに負けたら俺はお前を食べれん。≫
(そうかい。 頑張るよ)
そして扉をあけた。 王座のようだ。
「兄上、お待ちしてました。 さぁ死んでください」って巨大な禍々しい黒と赤の歪んだ魂がいう。
≪お前の弟だ。 ここまで落ちるとはな≫