オゾネスの娼婦
翌日の昼。
ようやく起きてきたヴォルとグリ。
宿の食堂でブランチだ。 豆スープにパン。 あまり上手くない。
「昨日は遅くまで楽しんだのか?」
「娼婦街の半分以上が獣人と海人でな、モフモフやツルツルには興味ないからよ、結局今二ぐらいの女しかいなかったんだぜ。 しかたないから、本番なしだぜ。」
「そうか、ヴォルもモフモフは興味ないのか?」
「ないっす。」
「それならこの町でるか?」
「それがだな、聞いたところだと、ストリップとか小さめの箱でやってる踊り子がやらせてくれるらしんだぜ」
「グリの言いたいことはわかった。 闇で売って、カジノで資金調達ってことだろ? で、宿をかえると」
「兄貴、そうっす。」
ってことで、冒険者組合で大ネズミとリザードマンの魔石と素材売り払って、12,000Gを3頭分にして、カードのお金をふやした。
その後、闇でムーアと大サソリの魔石10個だしたら、金貨100枚だった。 冒険者組合だと正規価格で金貨150枚くらいになるらしい。 まぁ、カジノで増やせるからいいし。
カジノにいって、資金ふやして俺は金貨500枚くらい、ヴォルとグリは金貨300枚ぐらいに増やした。 増やしすぎたのか、カジノの刺客に襲撃されたけど、もち殺しておく。 サタンの食事だな。
その後、宿を引き払って、高級宿1泊1人部屋で金貨3枚の宿を3部屋で、一応3泊だ。
ベットも豪勢で空調完備だ。 そのくせ、風呂はない。 広い浴室だがシャワーのみ。 俺はしっかりバスタブおくけどな。
ここの宿のレストランは、この町にきて一番まともだ。 夜はそこで食べて、エールも冷えていた。 俺は部屋に戻り、グリとヴォルはストリップショーか踊り子ショーに向かった。
◇◇◇
俺は、のんびり風呂で寛ぎモード。
「ノアール、なぜ1人部屋なのだ? シャワー室には、変わった椅子に、バーがいろんな角度でついているんだ?」ってサタン。
「この町は、基本踊り子が娼婦も兼任してんだ。 気に入った女がいたら指名してその場でちょっと酒のんだり会話して口説き一晩の金額決めて自分の宿の部屋でセックスするわけだ。 だから1人部屋。 んで、宿かえたのも、ある程度いい所じゃないといい女は来ないわけだ。 んで、あれらのバーはいろんな体位ができるようにだし、椅子は女が男に奉仕する様だ。」
「ノアールは使い方わかるのか?」
「だいたいな」って事で、いつも出来ない体位でしまくった。
ヴォルとグリと合流したのは昼。
お目当ては見つかったみたいだ、朝食をここで食べさせて、追加チップを渡して別れたそうだ。
結局、グリとヴォルの要望でこの町に10日以上いた。 俺は、カジノぐらいしか行ってないが。。