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砂漠の都 オゾネス

オゾネスに到着。

「グリ殿たちのお陰で商品を無事運べました。 もし宜しければ、2週間後また荷を積んでリステ小国に向かうので是非護衛いただけると嬉しいのですが。」っていうジョシュ。


「俺たちは自由気ままに旅したいんで、護衛は引き受けたくないんだ。 わりぃーな。」ってグリ。


「はぁー、残念ですがこちらが2日間の護衛任務料です」って渡された。

他の冒険者は、商家までいかないと任務完了にはならないらしく、その場で別れた。 お金は、金貨1枚だった。 他が10日間の護衛で各グループに金貨2枚だったようだから色がついているんだろう。 やつらは、任務中の性処理込みだからいいのかもしれない。 グリ曰く、運んでいた奴隷は、人族、獣人族、海人族で女ばかりで10代前半から20代前半らしい。 ほぼ性奴隷で、手をつけていいのは処女ではないやつだけらしい。


オゾネスの建物は土壁で出来たかんじだ。 都というだけあって、広いし、街の何か所かに湧き水がわく湖があるようだ。 砂漠じゃ水が命だしな。 俺の場合魔法でだせるし、困らないがな。


ってことでタバコ加えた2人にサングラスかけたままの男3人組は、とりあえず冒険者組合たるところへ向かう。


◇◇◇

グリは人化すると20代中旬だ。おれの記憶では、短い銀髪で容姿は彫り深めで瞳の色は緑だったかで、堅いもしっかりしていて身長も190cmぐらいあったと思う。 俺、成長とまって178cmぐらい。 前世もそんな感じで、この世界では低いほうだ。 ヴォルは今175cmぐらいで同じぐらいだ。

つまり、グリが人化してれば無駄にテンプレのように絡まれる事がない。


冒険者組合にはいった。

酒場も兼ねてるらしく、アルコール臭や、人族のグループがちらほらいる。

奴隷は床に座ってるようだ。 こそこそという話し声が聞こえるがスルー。

色みてまともそうな奴をグリに伝える。

「ノアールの兄貴、おっさんっすよ」

「仕方ないだろ、俺、性別わかんねぇーし。 他は何かしらの見返りもとめそうな感じなんだよ。」


「冒険者組合にようこそ。 って、ふつう受付嬢のほういかねぇーのか?」

「はは、俺もそうしたかったが、連れがおっさんがまともだってな。」

「ああそうかよ。 お前さんら異国の人族っぽいが要件はなんだ?」

「そうなんだよ。 俺らだらだら旅しててな、魔石もたまったんでよ、そろそろ冒険者登録しようかと思ってな。 3人分できるか?」

「へー、珍しいな後ろの2人はともかく、お前の年齢で登録してないってのも。 まぁ過度な詮索は禁止だからな、1人登録料銀貨5枚だ。 このプレートに血を垂らすと名前と年齢、人種表示されるから、表示されたら見せてくれ。」


って言って、グリが銀貨15枚支払ってプレートをもらう。

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