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奴隷商の護衛 前編

盗賊に襲われた奴隷商の護衛を引き受けた俺たち。


グリはジュシュから情報を得るため別の馬車で、俺とヴォルが乗った馬車は、負傷した冒険者とちょっとした夜営用のテントが積まれていた。 御者は、見習いで10代前半の少年だ。


その少年の話しによると、この大陸には様々な人種がいるみたいだ。 人族、獣人族、ドワーフ族、海人族、魔族で、魔族の中にエルフ、吸血鬼族、鬼族そして竜人族らしい。 この大陸、ど真ん中に雲を突き抜けるほど山脈が連なっていて、ほぼ分断されていて反対側が魔族領で、俺たちがいる側が人間領らしい。 獣人は、種族ごとに森で生活していて、ドワーフは、どっかの山の鉱山地域か各国の鍛治屋で暮らしてるらしい。


人間領の国は、俺たちがいる内陸部のサバーク国、海岸沿いにあるリステ小国、魔族領と接しているトリスタン王国とガルーダ帝国がある。 島々があってそこには海人族、海賊とかがいるらしい。 砂漠越えはできなく、リステ小国とトリスタン王国間は船で荷物を行き来してるらしい。 貴族・王族以外は、名字がないらしい。


この行商人は、リステ小国から来たらしい。 ざっくり考えると、ヴォルは砂漠を越えて、谷底にはいり、ぐるぐると砂漠を回ってきたということである意味一度空でここを通り抜けたということっぽいが、よくわからん。


「にいちゃん達、色付きのメガネして珍しいね。」って少年がいう。


グリにはきっとグラサンが似合うだろうってことで、昆虫の島の素材からサングラスを作った。 そしたらヴォルも欲しいってことで作り、グリとヴォルに、盲目で目線が合わない俺もしたほうがいいってことで3人ともしてる。

「太陽がまぶしいから、兄貴が作ったっす。」って答えるヴォル。 基本俺は面倒なのでタバコふかして話しを聞いてるだけだ。 前世からそうである。

コミュ症ではないが、ある意味ちかいかも。

「なんだ、どっかで買ったら商品として扱えたのにな。」っていう少年。 商売根性はあるようだ。


道中で、遭遇した魔物は、リザードマンっていう二足歩行のトカゲに、大きいネズミの魔物の団体さんぐらいだ。 他冒険者は、弓矢、演唱魔法やら剣とか武器についてもあまりイースト王国と変わらない。 武器は、ドワーフが作るらしい。 魔鉱石はここにはないようだ。 といっても、俺たちのいた大陸より広そうである。


地球でいうと、俺たちがいた大陸はオーストラリアぐらいの大きさ。

かたやこっちは、アメリカ大陸ぐらいありそうだ。

魔族領が北米大陸で、人間領が南米大陸といった感じみたいだ。

あくまでおれの予想である。

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