エイダの街へ 後編
カジノで少し稼いで、カジノを出た俺たち。
「稼ぎすぎたか? 後を付けられているな。」
「ノアールの兄貴、俺時間切れだぜ。」
「しかたない、裏路地にさそうか」っていって裏路地にはいってすぐにグリは鷲になった。
「にいちゃん達って、1人いねぇーが、稼いだ金、全額よこしな。 そうすりゃあ痛い目見ずにすむぜ」
「お前らは、あのカジノからの刺客か?」
「いや、客できてたが大損しちまってな。 そこにガキ2人とオッサンが稼いでるのみて俺達5人がつけてきたんだ。 これでも、俺たちランクBの冒険者なんだぜ。 ビビったか?」
「そうか、まとも経営のカジノだから気になっただけだ。 とりあえず、お前らに金はやらないし、襲ってくるなら命もらうぞ」
「ガキが抜かしやがって、おいお前らいくぞ」ってみなさん武器とったね。
「ヴォル、お前傍観な」っていって、刀一本だけで、5人とも切り殺しておいた。
思わぬ所でサタンの食事だな。 証拠隠滅で魔神の炎で灰にした。
「兄貴、やっぱあっという間っすね。」
「ヴォル坊、あの速さで斬るからよ相手は死んだのもきづかねぇーんじゃないか。 にしても、ノアールの兄貴、さらに容赦ないぜ」
「ぎゃーぎゃー喚かれてもうざいだろ。 って、返り血つかないようにしたがどうだ?」
「兄貴、大丈夫っす」
「それじゃ、適当に飯ってグリが鷲だな。 寮で食うか。 王都でタバコと酒かってくか」って言って、王都でタバコと酒を爆買いして、食料も買って寮に戻った。
「ノアールの兄貴、賭博で稼ぐといつも買い物したり、食事奢ってくれたりするのってなぜだ?」
「泡銭は、使うから意味あんだ。 金つかわないと経済まわんねぇーからな。」
「それでか。 俺もつかったほうがいいのか」
「グリの場合、なんだかんだでいつも金欠だろ。 お前はあるだけ使うからな。 ヴォル、グリに金はかすなよ。 もう最低限の金はあるんだからな」
「兄貴、了解っす。」
「ノアールの兄貴、そりゃないぜ。 娼婦の金どうするんだよ」
「地道に冒険者で稼げ! 食費、タバコに酒はタダなんだしな」
「うぃーっす」って酒飲んでタバコすってるよ。
学生らしからぬ行動とは誰も言わないので、知らないノアール達である。
暇な午後、そして週末の過ごし方の中に、カジノ行きも含まれるのであった。




