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2年生復学初日、午後の実技 後半

近づいてくる5人。

白濁色で普通だったり、中には黄緑に黄色。 警戒してる感じだな。 だったら来なければいいのに。

こっちはわざわざ離れた場所にいるのにな。 面倒だ。



「さすがランクAだな。 俺はトニー・スミス。 一応男爵家の三男だ。 このクラスの代表だ。 ランクはCに上がったばっかりだ。 剣術で近接戦を得意とする。

 こっちが、ハンナ・バーベラ嬢。 彼女も男爵家の令嬢だけど商家の次女で同じくこのクラス代表だ。 一応魔銃と攻撃魔法に回復魔法がつかえる。 今まで、彼女が魔銃の実技彼女以外に今の時点で中級クリアする人物がいるに驚いたよ。」って男の声だ。

「ええ、正直私も驚きましたよ。 中級クリアするのに去年からいれて3ヶ月かかったわ。 やはり2人とも得意武器は魔銃で?」って女の声。


「違うっすよ。 俺も兄貴も剣術で近接特化っす。」

したら、何人かの感情が疑心暗鬼というか、女は苛立った感じだ。


「ふ、ふざけないでよ! 嘘でしょ! 私があんなに苦労したのに。 見てなさい、負けないから!」って言ってさっていった。数名引き連れて。

「君達、からかうのはやめてくれ。 ハンナはあれで結構プライド高いから。 じゃぁまた」って言って男のほうも去っていった。


「見てろっていわれても俺みえないし、興味ないからどうでもいいな」

「うっす。 次は、兄貴が5番で、俺6番っす」


って言われて、順番が来て部屋にはいった。 5分でブザーがなった。 早くないか? ヴォルも同じくらいにでてきた。

「兄貴、最上級は、モード設定しないとダメみたいっすね。」

「へー、でもこれで3年まで免除なんだから、わざわざやんなくてよくねぇー」

「そうっすね。」

「絡まれるのも面倒だし、帰るか」ってさっさと訓練場をあとにした。


◇◇◇

初日で、授業免除となるノアールとヴォル、そしてさっさと訓練場をあとにしたのを見たトニー達。


「何よ、あの人達。 上級クルアってふざけてるわよ!」

「ハンナ、落ち着いて、あれがランクAの実力なんだよ。」となだめるトニー。


後日、剣術でノアール、ヴォルに手合わせを頼んだトニーは数秒で負けるのだった。

ヴォルが言った通りで、近接が得意は正しいが、あまりのレベル差に内心で悔しがるトニーであった。


もちろん、嫉妬という感情は、ちゃんとノアールは感知しているが、興味ないのでスルーなのであった。

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