ODでHCU
火曜日の朝、睡眠薬を30錠ODしました。
そのあと記憶が無いのですがカルバマゼピン(テグレトール)を20錠ODしていました。
おかげでテグレトール急性中毒になりました。
記憶を無くしている間、かなり暴れて興奮状態だったようです。
ふらふらしてベッドから落ちそのまま暴れていたと聞きました。
カルバマゼピンの飽き袋、横にやぶけば一気に破けんな、と思ってたら実戦したようです。
5包ずつ横に空けた袋が4つ散らばっていたようです。
(薬は一包化されてます)
記憶あれば処分してるわ。
飲み忘れ結構あったから24錠程度あったんだけど、受診までの分きっちり残していた。
無意識でも真面目なんだな、残しても飲めないのに。
夜に救急車を呼び、興奮と意識不明の状態を繰り返し、一発で第三次救急指定の病院へ運ばれました。
意識レベルは100、200、300。
最終的に意識レベル300だったそうです。
第三次って第二次(入院や手術を要)でも対処出来ない人を受け入れる場所だから、そうとうヤバかったみたい。
着いてからは胃洗浄されて、暴れてたからベッドで拘束されたようです。
そこから絶えず点滴を打たれます。
バルーンカテーテルも入れられました。
HCUでは心電図と酸素濃度測る機械を常に付け、+手足と胴体の拘束でした。
意識はないものの、家族が帰るときに声かけたら涙を流したようです。
気が付いたのは水木曜日あたり。
最初は気が付いたり眠くなったりを繰り返しました。
最初気が付いた時に
「ここ何処だか分かりますか?○病院です。」
って言われて、何で病院に入るんだろ思って意識無くなりました。
何度か意識を取り戻しては指を出されて指は何本ですか?って言われました。
2回目の確認で意識が遠退くのが多かったです。
遠退くっていうか、凄く眠いからもっかい寝るわって感じです。
途中採血します言われたのも覚えてる。
意識がはっきりし始めたのが夕方くらい。
精神科でも拘束されなかったのに、初めて拘束されるとは。
途中でうがいとかしたけど酷かった。
ガーグルベースにちゃんと水吐けずにこぼしまくり。
自分の事も満足に出来ない。
その辺で看護師なろうと思ってる人が何やってるんだと思った。
家族も来てくれた。
見てて可哀想になったと後で言われた。
先生が来て、何飲んだか覚えてる?って。
そこで何故かカルバマゼピンと。
その時は間違えた思ったけど間違えでは無かったと。
睡眠薬飲んだのは結局誰も知らないままに。
声が出にくくて言うの大変だった。
夕方意識がはっきりしてきてからは少し歩こう言われた。
そうしたらものスッゴクふらふらしてんの。
体起こすのも辛かったけど、座ってる状態で停止出来なくてふらふら。
そのうち気持ち悪くもなるし。
とてもじゃないけど歩けない。
車椅子で移動することになった。
最初の処置中、めちゃめちゃ吐いたようでした。
で、髪にもかかってたよう&何日もお風呂入れず髪ベッタベタ。
看護助手さんのはっきりとした、
「何か臭いんだけど、何が匂う?尿パック?」
から始まって髪あらう事に。
洗面台に顔突っ伏して洗うこと3回。
さっぱりしました。
この看護助手さん、ホントはっきり言うから
「歳は?」29
「結構歳くってるね」…。
見た目若く見えるからだと思いますが。
その後一緒に着替えちゃおうとなり、別の病衣に。
+100円なら良いかと。
承諾のサインがちゃんと書けなくて笑えた。
この日から夜ご飯出たんだけど、気持ち悪くて無理だった。
お粥じゃないと無理だなーとか思ってたら全粥食になってた。
あんだけ寝てたから、夜全く寝らんなかった。
心電図のアラーム音も騒がしかったし、自分のも鳴りまくってたし。
呼吸数90切ると鳴るんだもん。
私の場合85~110位だった。
1回呼吸数が70迄落ちたときには看護師さんが見に来たけど。
何か目瞑ると、はっきりした幾何学模様とか、パズドラのパネルみたいのとか、空とか、RPGの画面みたいのが映るなって思ってたら幻覚が見えてたみたい。
さらに真夜中に小さな女の子が
「お父さんどこー?」
って呼ぶ声が何度も聞こえた。
夜中に子供なんて入るわけないし、幻聴だろって思ったけど、何か怖かった。
みんなカルバマゼピンのODのお陰だろう。
消灯前、1回ハアハアしてうんうん唸ってたら先生かな
「アヤさん危ない」
って声が聞こえた。
アラームも鳴りまくってたから呼吸数かなんかかな。
過呼吸起きなくて良かった。
今日の朝採血。
カルバマゼピンの血中濃度測るためらしい。
まだカルバマゼピンは飲んでいないと思ってたから大丈夫だろーとか思ってたから、昨日と比べて濃度は下がってるけどまだ正常より高い、だって。
朝1錠しか飲まなかったのに何故?とか思ってた。
朝食、流石にお腹空いて食べようとしたんだけど、気持ち悪くもなるし、ほぼ食べられなかった。
お粥、味噌汁、湯豆腐の餡掛け、菜っ葉だった。
途中来た看護師さんに「半分以上食べないと点滴外れないよ」って。
即答で無理。
そもそも摂食障害で最近食べてないし、朝は抜いてるし。
さらに先生が途中来て食べられてる?って。
私「あんまり。元々摂食障害あるから家でも食べてなくて。」
Dr「まぁ、いいでしょう。点滴は中止で。」
Dr「カルバマゼピンの濃度はまだ高いけど、退院で良いよ。退院する?」
私「はい。」
Dr「まだ死にたい気持ちある?ODしたくなる?」
私「はい。でもやった後のが辛いから辞める。」
私は睡眠薬だけでこんな辛いならカルバマゼピンは無理だなと思った。
結果やっていたけど。
Dr「今日の午後通院中の病院行ってね。」
私「今日何曜日?」
時計も携帯も無いし、日付も時間も分からなかったんだよね。
推定通りなら金曜のはず。
Dr「金曜日だよ。」
私「担当が外来、明日じゃないといない。」
Dr「明日ならいいか。今日は家族に見張っててもらうようにして、明日必ず行って転院で。」
言われなくても明日入院だろな。
閉鎖病棟だからまたブログ更新出来んわ。
日記帳つけな。
で10時に退院になって、30分前に着替えて拘束。
もう計ってなかったし心電図とれないの?聞いたら、
「何でここに来たのか分かってるでしょ。自由には出来ないからね。」
と怒られた。
後で入院書類見たら、運ばれて来たときにいた看護師さんだった。
そりゃ怒られるよな。
生きられないかもしれない一刻を争う人が来るような場所。
命がけで助けようとするスタッフ。
そんな中に命投げ出そうとしてる奴がいるんだから。
「誰の特にもならないでしょ。もうしちゃだめだよ。」
最後に言われた。
家族が来て紹介状と退院時療養計画書受け取って帰った。
まだふらふら。
計画書には精神科に転院と一言。
これ昨日看護師さんたちが作ってたんだけど、
「退院時療養計画書って渡すことあるんですかね」
とか、不備があったらしく
「これじゃお金取れない」
とかリアルな話が聞こえてきた。
普段ナースステーションの会話なんて聞かないから新鮮だったな。
夜は割と楽しそうな会話だったな。
リアルな看護師さんたちを見た気がする。
急変出ても的確に対処して先生呼ぶ、救急病棟の看護師さん凄いなぁて。
入院費は2日半で60000円。
一応、保険で3割と高額医療限度額使ってたけど、限度額83000円だしな。
自殺未遂だと保険使えなくて、2日で10万とか見たことあるから使えないと思ってた。
あぁお金が入院費にどんどん消えていく。
改めて見たら痣だらけ