0041:ハーレムが増強された
ゴブリンジェネラル達に俺とサーラが魔法で先制攻撃をする。俺はファイヤアローを21本作った。横を見るとサーラが右手を上に上げている。サーラの頭上には風の刃のようなものがヒュンヒュンと唸っている。
サーラが俺を見て頷いている。魔法を撃っても良いみたいだ。俺とサーラが魔法を撃つとゴブリンメイジは粉々に切り刻まれ、ゴブリンジェネラルも体が穴だらけだ。残ったゴブリンソルジャーは突然の襲撃と味方が突然死んだことに狼狽えているところにアイリーン達からの攻撃を喰らい、呆気なく倒れた。
『ご主人様とサーラの2人による魔法攻撃って凄い威力ですね。正直、驚きです。』
アイリーン達が魔法の威力に驚いているところで目の前にスクリーンが現れた。
【豪腕】スキルを取得しますか?
[はい] [いいえ]
もちろん、[はい]を選択し、前回と同様にサーラにも豪腕スキルを譲渡した。サーラには魔法だけでなく弓術もあるから豪腕スキルは無駄にならないはずだ。
そして、再度、豪腕スキルの取得画面が表示された。もう譲渡出来るメンバーはいないが、とりあえず画面操作を続けた。そしてスキルを譲渡するメンバー一覧を見るとメンバー一覧の中にアイテムボックスがいることに気が付いた。
「は? 何で、アイテムボックスがメンバー一覧にいるの? アイテムボックスって仲間なのか?」
『ご主人様、どうしました?』
2つ目の豪腕スキルの取得の話をしたところ、アイリーンが
『ひょっとしたら、誰にも譲渡出来なくなったスキルはアイテムボックスにストック出来るのでは?』
「なるほどね、やってみるか………あ、本当にストックされた・・・」
『レイさんのスキルって本当に出鱈目ですね。もう、出鱈目過ぎて言葉が無いですよ。まぁ、レイさん自身も出鱈目ですけどね。』
サーラって、たまに酷いことを言うよな。受付嬢時代から少し思っていたけど。
「出鱈目って言わないでよ・・・でも、サーラの風魔法も凄いね。」
『ありがとうございます。私は風魔法をウインドカッターって呼んでいるんですよ。』
その後はゴブリンメイジをメインに狩りを続けた。サーラの弓も十分に戦力になることが判明した。戦力アップしたことにより、さらにモンスターの討伐スピードが上がった。
ゴブリン x13
ゴブリンメイジ x16
ゴブリンソルジャー x9
ゴブリンジェネラル x2
が数時間の成果だ。
『はぁ~、凄いですね。レイさんだけじゃなくて、アイリーンさん達も凄いんですね。』
いやいや、サーラも十分凄いんだけどね。
『サーラさん。私達は皆、ご主人様の同じ仲間なので、私達のことは呼び捨てでお願いします。私達もサーラさんのことをサーラと呼びますので。』
『はい、分かりました。アイリーン、マリーナ、レジーナ、よろしくお願いしますね。』
「さて、今日はこれくらいにして町に帰ろうか。」
『主様、今日の帰りもラージラビット狩りをしますか?』
「もちろん、ラージラビットは一石二鳥だからね。これは欠かせないよ。」
ということで、ラージラビット狩りを少しだけ行い、町に帰りギルドへ向かった。ギルドの扉を開けると受付嬢の1人が声を上げた。
『あ~~、サーラ先輩。受付嬢を辞めたって本当なんですか? というか、なんで冒険者と一緒なんですか?』
『あら? メラじゃないですか。私が受付嬢を辞めたのは本当ですよ。今は冒険者に戻って、レイさん達のパーティーの一員なんですよ。』
『え~、そうなんですかぁ。凄く残念です。私、サーラ先輩に憧れてたのに・・・』
『メラ、ごめんね。でも、メラなら私なんかより立派な受付嬢になれるわよ。』
『そ、そんなことはありませんよ。でも分かりました。サーラ先輩を追い越せるように頑張ります。ところで、今日は何の用でお越しになったのでしょうか?』
「あ、すみません、買い取りをお願いします。カウンターの奥に行けば良いですか?」
『はい。そうです。こちらにどうぞ。』
カウンターの奥に行き、アイテムボックスから魔石、討伐証明部位、ゴブリンの武器、ラージラビットを取り出した。
『はぁ、さすがサーラ先輩達ですね。中々大量ですね。これって今日1日分の成果ですよね?』
正確に言うと半日程度の成果なんだけど、あえて言う必要は無いよね。
『えぇと、全部で大銀貨7枚、銀貨6枚、大銅貨2枚になりますが、よろしいでしょうか?』
「はい。問題ありません。」
『では、こちらが報酬となります。あと、くれぐれもサーラ先輩を泣かすことはしないで下さいね。もしサーラ先輩を泣かせたら承知しませんよ?』
「も、もちろんです。絶対に泣かせませんよ。」
メラはサーラと違って鋭い視線で俺を睨んできている。そんなメラと約束してギルドを出て、宿屋に戻って来た。すると女将さんが
『レイさん、とりあえず、そちらのお嬢さんとは仲直りしたのかい?』
「い、いや、元々喧嘩とかしていないですから。あ、そうだ。今日からサーラもこちらの宿屋でお世話になりますので追加料金を払いますね。」
『はいよ、毎度あり。部屋は今の5人部屋で良いのかい?』
「はい。大丈夫です。」
『え? レイさん、皆で同じ部屋に泊まっているんですか?』
「え? そうですけど。何か問題でもありますか?」
………
………
サーラは少し考え込んだ後、俺を引っ張り込む。
『レイさん、ちょっと話があります。』
とりあえず、サーラに引っ張られつつ女将さんに追加料金を支払って、そのままサーラに引っ張られて部屋に戻った。
『レイさん、ひょっとしたらですが、アイリーン達とは、その、あの、ゴニョゴニョ』
『あぁ、サーラが言いたいことは分かったよ。隠しても仕方無いから正直に言うわよ。私達は皆、ご主人様とは男女の関係にあるわよ。』
『えぇぇ、やっぱり。レイさん、まさか奴隷契約を良いことに無理矢理、アイリーン達と関係を迫ったわけじゃないですよね?』
サーラが俺に詰めよって来て、俺の両肩を掴んでブンブン揺らしてくる。俺の頭もぶんぶん揺れている。サーラは中々の迫力だ。
「え、えぇ? そんなことはしていない無いよ。」
『サーラ、落ち着いて。ご主人様は奴隷契約を盾にして、無理矢理みたいなことはしていないわよ。』
『そ、そうなんですか。レイさん、ごめんなさい。私の早とちりでした。』
「あ、いや、誤解が晴れたようなので良かったですよ。」
『ねぇ、サーラはどうするの? 旦那様とは?』
『う~~~、分かりました。なら、レイさん。私も皆と同じように抱いて下さい! 仲間外れは嫌ですし、私、レイさんのこと好きですし。』
『じゃあ、決まりですね。良かったですねぇ、旦那様。ハーレムメンバーが増えましたよ。』
「えっと、そりゃあ、嬉しいけど、もうちょっと言い方を考えて欲しいんだけど・・・」
『えっと、他に言い方があるのかな? ハーレムだよね?』
「え~と・・・無いかな・・・」
『でしょ? じゃあ、素直に喜んだほうがいいと思いますよ。』
どうやら、マリーナはエロ方面の担当が適任かも知れない。可愛い系の顔をしてるのに・・・
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