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釣りって難しいよね!あとダジャレも難しい


「ドラちゃん。体洗ってから入らなきゃダメだよ」


僕は体を洗ったあと、ウキウキ気分で檜風呂に入るとドラちゃんにやさしーく注意した。

忘れてるかもだけど、相手ドラゴンだからね?

キレられたら風呂どころかここら一帯吹っ飛ぶよ?


あと全く関係ないけど、僕ほんとにバンパイヤになってたよ。肌白いし、羽生えてたし、牙も生えてちょっとだけイケメンになってた!


あとこのお風呂、DPをめっちゃ使うだけあって、お水もお湯もどこから来てるかわからないけど、しっかり出るし、排水関係もしっかりしてるみたい!あとシャンプー、リンスも無限仕様だった!万歳不思議仕様!!!


「あーそういえばそうね!ごめんなさいね!でも目の前にいきなりこんな綺麗なお風呂が現れたのよ?それも、それもわたしにとっては200年ぶりのお風呂なのよ!多めに見なさいよ!!」


あれ?最初は謝ってたのに最後はこっちが怒れてるぞ?まぁかわいいから許す!

ドラちゃんの肌は200年ぶりのお風呂だっていうのにとっても綺麗で真っ白だった。

あと10才くらい成長した姿だったら危なかった。なにがって?だからナニだよ。バカやろう


「でもドラちゃんなんで200年もお風呂入らなかったの?お風呂が嫌いには見えないけど、、」


「あ、そうね。お風呂は好きよ。とっても。でも勇者に負けて200年この地に封印されてたのよ!だから入りたくても入れなかったのよ!!ただなぜかいきなり封印が解けたのよね?それに足元にはあんたが居たしなんなのかしらね?

あっっ!!そんなことよりあんた早くダンジョンコア渡しなさいよ!」


やばいツッコミどころが多すぎる。封印ってなに?勇者ってあの?というか封印解けたのって僕のせい?うんそれはないか。ないよね頼む。

よし!怖いものには触れないスタンスでいこう!


「ダンジョンコア渡してあげたいけど、これ壊れたら僕死んじゃうからなぁ。あっ!じゃあさ毎日ドラちゃんの知らないお菓子出すし、風呂も好き放題入っていいからさ!僕のこと守ってよ!そしたらコア手に入れたも同然でしょ?」


どうだ!その名も「お風呂とお菓子で幼女一本釣り大作戦!」

これでダメならもう死を覚悟しなきゃね。なんせ僕には50DPしかないんだから。


「うーんそうね。別にやりたいこともないしいいわよ!ただお菓子が美味しくなかったら容赦しないからね!あと毎日美味しいご飯も用意しなさい!あとあと私が直々に守ってあげるんだから感謝しなさい!!」


よっしゃあああドラゴン一本釣り成功だー!

これで僕の未来は安泰じゃーーー




このあとDP問題と衝撃の事実により自分のの顔が引きつるとは知らない僕であった。

要らぬものもつり上げったってね! ごめん


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