風呂型ダンジョン爆誕!!
ここは僕のダンジョン。
ダンジョンって聞くとタワーや地下迷宮をそうぞうするだろう?
わはははは。そんなDPあるわけないだろ!
今必要なのは、下着と服!
そして、、風呂だ!!
それを揃えるとなるとタワーも立てるどころか、地下フロアも作れたもんじゃない!
風呂はなぜか900DPもするんだよ!高級なんだよ!
じゃあなぜ風呂がいま必要なのかって?
そうか君達はきっと見落としてしまったんだろうな。重大な僕の秘密を。
そう僕は
チビったんだ!!
うん。やっぱダメだな。カッコつけたら紛れるかと思ったけど、20才にもなってチビった。冷静になって思う。とても恥ずかしい。
それもなんだ。チビったまま小一時間放置かましたんだぞ?もうダメだろ。風呂以外選択肢ないでしょ。
よって僕は
1000DPというなけなしの財産と
下着一式(10DP)
学ラン(40DP)
高級露天風呂(900DP)
を交換した。
そうして目の前には高級感溢れる洗い場が5つ、10人は入れそうな檜風呂が出来上がった。
もちろん言った通り露天風呂だ。
そりゃそうだ。DP足りなくて壁とか作れなかったんだもん。だから森の中に洗い場と檜風呂がポツンと吹きさらしである感じだ。
はい。完全なる見切り発車でした。
それもユニットバス(100DP)という選択肢もありました。
もちろん反省はしています。でも後悔はしてません!
だってお風呂が好きだから!!!!!
って一人ゴチりながら身体を洗おうと洗い場に向かおうとしていると、
「200年ぶりのお風呂だわーーー!」
いつの間にか裸になった幼女が目の前をすごい速さで駆け抜けて行った。