実戦
ここで
主に出る航空兵器
零式艦上戦闘機三七型=SU37を想定
二式艦上攻撃機=F-2戦闘機
陸軍六○式攻撃輸送ヘリ=UH60J
海軍六○式ヘリ=SH60J
一式偵察ヘリ=OH1NINJA
AH一式攻撃ヘリ=AH1コブラ等
――二六○海軍航空隊 滑走路
お昼とは言え、アスファルトの滑走路に水をかけても数分で蒸発するくらい今日は暑い・・。
海軍航空隊が主力としている戦闘機は"零式艦上戦闘機三七型"で今でも異常な高機動を受け継がれていて
防弾もそれなりに充実している。
艦上攻撃機は"二式艦上攻撃機"通称F-2で対艦ミサイルをどっさり積めるため幅広い戦力として期待さている。
「もう練習機は卒業したら本格的な戦闘機に乗り込むぞ。三七型を用意した。勿論、貴様ら好き勝手弄んでも良い。
好きな色や印だって構わない。やるなら開いた時間な」
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1年生のころ殆どの事を習得したから後は大丈夫だろう・・。
問題のGだな。
あれは何と言うか慣れるのに数年かかる気がする。
パイロット用ヘルメットを被り、酸素マスクを装着。
紫外線が強いところもあるのでヘルメットに付けられた防御用の黒いサングラスみたいなシールドを、装備。
コックピットも零戦と同じように受け継がれていてる。
<<こちら官制塔聞こえるか?君達の進級を祝うが今はそれどころではない。早速だが離陸を許可する>>
キャノピーが自動的に閉まり、爆音を野獣の様に吼える1番機が発進し、10秒もしないうちに空へ飛び立つ。
2番機の俺ときたらスロットル全開でフラップダウン。
ディスプレイの速度計はあっという間に100超えていて丁度500のところで操縦桿を引いて高度を保つ。
引き込み脚はボタン一つでスムーズに収められた。
<<そこから左旋回して北上してくれ>>
教官命令に従い操縦桿を左に倒し、桿を引く。
特に体の変化はなかったか・・。
高度は徐々に上昇して、全機が高度5000mに到達し乱れの無い編隊で日本海付近まで飛行する。
速度は2000。
レーダーには九州と東北がシルエットで写されて自機は三角形、緑色と非常にシンプル。
友軍機はIDで1~6の簡単な数字で青の三角形。
と、1番機の美夜機が突然前に出て翼を振った。
"敵機発見"と。
<<レーダー確認せよ。日本海に敵機4機を確認。私に続け>>
赤い四角形が敵機か・・。
それに4つ。
編隊機が日本海に飛び出し領空侵犯した国籍不明機4機にに1番機(以下美夜)が近づくと、
<<『警告する。当機は日本領空に近づいている。すぐに進路変更せよ。繰り返す、進路変更せよ』>>
滑らかな英語で警告するが4機編隊は無視で、日本列島に近づく。
赤い星・・。
ソ連空軍・・!
<<当機、警告の従いなし。攻撃準備の許可を>>
<<こちら二六○航空隊指揮官、ソ連空軍の攻撃を許可する>>
<<了解。2番機から6番機、HUDをオン。誘導弾発射用意>>
操縦桿の赤いボタンを親指で乗せて、いつでも発射出来る体勢へ。
HUD右のメモリ、ALTと書かれているのは恐らく高度でその左メモリは速度計。
小さな円とその照準機"W"が機銃とミサイルの照準だろうか?
<<発射用意中断、発射用意中断。4機編隊を囲む様に飛行せよ>>
何があったのだろう?
疑問を身につけたままゆっくりと4機編隊の背後に着くと3番機、6番機が左右を防ぎ5番機が先頭に。
1番機は護衛なのかすぐ真上に飛んでいた。
<<亡命機です。民間滑走路はまずいので一旦地元の飛行隊に誘導を任せましょう>>
美夜さんの声とその事情で疑問は解かれた。
<<九州陸軍航空隊だ。誘導は任せるので、後に来る敵機を撃退してくれ>>
レーダー、自機の後ろに10機の機体が接近している・・。
<<了解しました。2番機は私の方へ、その他二六○海軍航空隊基地に帰還せよ>>
<<了解>>が4回ほど機内に響かせたら俺と1番機以外は東の方角へ。
右フットバーと操縦桿を倒し機体を滑らせて、1番機の後に着いていくと光を反射させた敵機10機がこちらに向かってくる。
1番機、翼下から高性能の九九式空対空誘導弾、2発が炎と白煙を放ち自ら敵機へと向かうとフレアを放ちミサイルを回避した。
<<フォックスバットの改良型かも。速度は速いけど、機動はまあまあね。F4Fを狩るみたいな感じね。そして後ろ>>
ぬっ!
2機のMIG25が後ろに張り付いたが、零戦の高機動力は左捻り込みじゃあない。
この排気ノズルは左右上下と自由自在に操縦桿を振るたびに操れる。
そのためより良い機動を持つ。
操縦桿を引き倒し、エアブレーキ、フラップ作動!
圧し掛かるGと一緒に高度を変化させない宙返り"クルビット"を仕掛け敵機を前に出させ、その後ろから空対空誘導弾発射!
桿には空対空誘導弾と対地、対艦誘導弾の発射スイッチが付けられていて時々間違って押すことも少なくはない。
機銃は引き金式でボタンよりもやり易いとか。
「実戦とはいえGが・・!」