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夜空の美夜  作者: j
欧州前線
3/16

ハワイの国外予科練訓練

――真珠湾 カジノ

うわ無駄に派手だねぇ・・こういう店は入り難いと言うか・・・。

スーツに身を包んだ男と女がチップで何か賭け合いをしている。

そしてうるさい。

金髪の美女がウサギの耳付けて上半身ほぼ出していて、下半身はハイレグと卑猥すぎる。

確か髪はセミロングで美都さんと同じ銀髪。黒い髪留めをしてて目がやや垂れ目か。


こう痛い視線が・・。

俺の真横を通るバニーガールが。銀髪のセミロングに黒い髪留め。

この人か?

「す、すみません」

と声をかけると女の人はこっちを向く。

「何かしら?」

母似で顔の透明感が・・。

ふむ、胸も悪く無いな。

肌がやや白いからあれだな、うん。

そして股の部分がッ。いかんいかん・・。


「何チラチラ見てるの?」

「あ、ごめん。貴方の父が仕事なので変わりにお迎えを頼まれました。美貴さんをご存知でしょうか」

「有難う。外で待ってて」


何か素っ気無いというか。

言われるままカジノに背を向けて駐車場へと向かう。


<>

バイクに跨って大体数分ぐらい経過。

制服姿の美夜さんが「お待たせ。出して」と、また相手に感情こもり無しの言葉を吐いた。

「それじゃ行きます」

ハンドルバーを前に回しドイツ製のバイクは爆音を唸らして発進し、道路へと出た。

会話の無い運転は初めてかな。

怒っているのか、怒っていないのか・・。

もし、身に危険があればどうするべきか。

「あの~」

答え無し。


何か語りかけると怖いから黙って運転に集中しよう。

――グゥゥ


そう言えば空港出てから何も食べてなかったなぁ。洋食初めてで食うのに抵抗あったからかもしれないかな。

羊羹丸持ってくれば良かった。

ちなみに羊羹丸は予科練生に支給されるものでカロリー高く、軽食にもなる機内食だったらしい。

このあたりに羊羹があればなあ。

我慢だ、我慢。


目を動かしサイドミラーに目が行く。

美夜はビーチの方に目を向けていた。

そしてあんまり遠くなかったのかすぐに、出た道を曲がったら美都家の豪邸に到着。

ブレーキ離したらエンジンコックを逆周りに吼えていたエンジンはゆっくり静まり返る。


無言で降り、門を開いて一人中に入っていく美夜さん。

有難うぐらい言えば良いのに。

とりあえずバイクは倉庫内へ入れ込めば良いだろう。

<>


――美都家 1階 露天風呂

リビング見たけどこれまた広かったなあ。

ソファに大型液晶テレビに、テーブルと来たら清潔感ある台所。


て言うか部屋足りないからって、美夜さんの自室で一緒に寝る事なんてまずありえぬ・・!

ベッドは一つどうしろと。勉強机も一つで無駄ない白い壁紙。

そして美都さんから拳銃を渡されて南部十四年式を護身に使えと。

夕飯はバッグに積めた羊羹丸を沢山食べて腹一杯にしといた。

見知らぬ人と飯食うのは好きじゃないし相手にとっても失礼だけど、ここら辺は嘘着いておいた。


暑い日に熱々の風呂は、かなり分かってるねー。

ちょっと頭がクラクラするな。

のぼせて来たかな?


湯船から立ち上がり、日本風の石畳を歩いて脱衣場で体を拭いてと・・。

パンツと短パンを穿いてTシャツも着たらすでに時間は21:00を回っていた。

美都さんから拳銃は常に手にしろと言われてたけど何かあるのかな?


――美都家 2階 美夜自室

と考えつつ2階の美夜さんの自室を2回ノックして返答を待つが・・、無し。

「美夜さん?開けますよ?」

ドアノブ回して押し開けたら中には誰もいない。

俺の荷物だけ勉強机の隣にしっかりと集められていた。


「終わったらどうしようか」

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