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傭兵試験

「それでは最終試験を開始する、一定時間内に標的を排除しろ、以上だ。」


遂にこの日が来た、俺は今、人型汎用兵器ファランクス科の傭兵試験会場に来ていた、今日が最終試験、ここでしくじると俺はまた地獄の工場勤務で使い潰される事になるだろう、それだけは絶対に嫌だ、俺は自由に生きたいんだ、そしてファランクスのエンジンが掛かる、今回俺が乗るファランクスは一般的な二本足二本腕の練習機体だ、武装は右手にアサルトライフル、左手にナックル、肩にバズーカを積んでいる、追加兵装は無いシンプルな構成だ、、深呼吸だ、大丈夫だ、この日までシュミレーターで訓練を積んできた、行けるはずだ、そうして今回の試験マップの市街地に試験官が言っていた標的こと

クリーガーが4機出てくる、クリーガー、言うならファランクスの劣化版だ、その代わりに量がいる厄介な敵だ、


「テキカクニン、ハイジョジッコウ」


俺は急いで建物を壁にし隠れ、搭載されている偵察ドローンを出す、そしてドローンは敵をスキャンし

俺に教えてくれる


(雷雲型クリーガー4機です、全機武装は20mmライフルのみを装備、弾幕に注意してください)


了解、雷雲型は世界的に運用されてる安価なクルーガーだ、性能は高く無い、旋回性能は特に、良し回り込もう、俺はブースターを起動して建物を壁に回り込む、やはり雷雲型は旋回が間に合っていない!

やるなら此処だ!俺は固まっている雷雲にバズーカを叩き込む、良しこれで1機!俺はアサルトライフルを撃ちながら一気に接近する、そしてまた1機落とす、そして此方を向いた雷雲にナックルで殴り付け破壊し最後の1機を破壊した、勝った!

そして試験官から通信が入る


「やるじゃ無いか、他の者はもっと掛かっていたぞ?では引き続き頑張りたまえ。」


え?


(東から敵接近、雷雲型クリーガー3機です。)


まじかよさっきの機動で吐きそうなんだがな、まあ楽しいから良いか!俺はドローンを直接操作し敵を偵察する、ドローンの扱いにも注意しなきゃな、

見つかれば普通に落とされる、そして雷雲は散会して警戒している、各個撃破が良いか、俺は大回りで接近して公園に居る雷雲にバズーカを撃ち込む、

雷雲は撃破され近くにいた雷雲が此方に射撃してくる、俺はアサルトライフルを撃ち返すと雷雲は爆発した、流石だ、確かこのアサルトライフルは連射速度は遅いが使ってる弾は40mmだ、雷雲が持っているライフルの二倍だ、強いね、そして後1機だ!

私はマンションを壁に角待ちし備える、そして味方がやられ急いで来たであろう雷雲に私はバズーカをぶち込んだのだった、








「良くやった、試験は合格、これで君は今日からファランクス乗りの傭兵だ、おめでとう、傭兵IDの発行は受付で出来るからしてくるといい、それでは。」


シュミレーターから降りた俺を試験官はそう言ってくれる、やった、やったぞ!!!これで俺は傭兵だ!ファランクス乗りの傭兵に入る金は多い、これでなんでも出来る!そして俺はウキウキで受付に行き話しかける。


「お待ちしておりました、では別室で詳細のご記入をお願いします、部屋はあそこです。」


俺は促されるまま別室に行きID発行に必要な書類を書いていく、今時紙で記入とか、、まあ良いけどな、そして私は傭兵名の欄を見る、傭兵名、これから活動するのに必要な名前で本名では無い、まあ要するに芸名だな、さてどうするか、、うーん、そうだ、俺は傭兵になる為仕事を辞め必死に勉強し遂に本物の傭兵となった、傭兵とは自由であり精神だ、だから傭兵名はスピリットにしよう!良しこれで終了、書き終わった、俺は戻り受付に書類を渡した、


「確認します、ふむふむ、書類に不備はありません、傭兵IDを発行、傭兵名スピリット、

ハイブは歓迎します、どうぞ傭兵IDです、無くさないように。」


そうして傭兵IDの書かれたカードを貰う


「それとファランクスは既にお持ちですか?」


いいや、もってないっす。


「そうでしたか、ではあちらのショップでご購入下さい。」


はい!

ハイブ 世界中で活動する傭兵支援機構、創設者は不明、


ファランクス 全長15mの汎用人型兵器、第三次世界大戦時に開発され西暦2071年頃には世界中にその汎用性により普及した


クリーガー 全長13mの汎用人型兵器、元は戦後に開発されたクリーガー型と言われるファランクスであったがその量産性や扱いやすい性能からファランクスから分離され現在は大量量産型の人型兵器全般がクリーガーに分別される、

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